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「お前達の攻撃は俺には通じないってかぁ~!」


データ(プロフィール)編集

身長216cm(邪身豪天変時・54.0m)
体重73kg(邪身豪天変時・18.3t)
得意リンギ
  • 粘流波(ねんりゅうは)
  • 粘流弾(ねんりゅうだん)
  • 鰻昇り(うなぎのぼり)
  • 鰻締め(うなぎじめ)
好きな場所
好きな食べ物小魚
好きな言葉「鯊は飛んでも一代、鰻はのめっても一代」
CV難波圭一
登場話修行その12「ゾワンゾワン!臨獣拳、修行開始」

概要編集

この世に蘇ったリンリンシーの1人で、ウナギを手本とし、滑る粘液で技を無効化する臨獣イール拳の使い手。

 

自らの臨気を粘液状に練り上げて全身を包み込んでおり、ウナギがヌルヌルでつかみにくいように、相手の攻撃を滑らせて無効化してしまう。更にこの粘液状の臨気は周囲にばら撒くことも可能で、搦め手としても機能する。

しかし粘液を拭き取られたウナギが弱ってしまうのと同様に、彼自身も臨気の粘液を失うとリンギの拠り所を失い、非常に慌てる癖がある。


劇中では空の拳魔カタの復活に合わせ、悲鳴を集めるべく街へと送り込まれた。


活躍編集

街中に出没すると、ウナギがのめるような動きと共に自身の臨気を練り上げ、ヌルヌルの粘液にした「粘流波」で人々や車を滑らせて社会を混乱に陥れた。

ゲキレンジャーと交戦するが自らのヌルヌルボディの前にはどんな攻撃も滑って通用しない。つかみ掛かるレッドの手から滑って逃れるや、逆に相手の体を昇って空中から頭突きする「鰻昇り」を喰らわせる。

そして3人を粘液の濁流「粘流弾」で押し流すと、「しまった、おれ様強過ぎだ!」とうぬぼれていた。


その後、ジャン達はナギウとの再戦に向けて銭湯で修行を開始。その過程でジャンは、石鹸でヌルヌルなのに捕まえられる手ぬぐいヌンチャクを会得する。

再び街に現れて粘流波を使おうとしたナギウだったが、そこにゲキレンジャーが駆けつけて2度目の戦闘に突入。今度はレッドの「こいのぼりヌンチャク」でダメージを負って体の粘液を奪われてしまい、狼狽したところにゲキバズーカを叩き込まれ敗北する。


直後に邪身豪天変で巨大化し、ゲキトージャを締め上げ苦しめるが、最期はゲキエレファントージャの大頑頑丸を叩き込まれ、「退場!?どわぁぁ~~~~ッ!」という断末魔と共に倒された。


余談編集

ウナギがモチーフの怪人は『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』のサウナギンナン以来となる。


好きな言葉は正しくは「鰻は滑っても一代」といい、「どんな一生だろうと人生は人生」「自分の分をわきまえてそれを越えたことはするな」といった意味になる。意外に消極的な性格なのだろうか?


声を演じた難波氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となった。同じニチアサ枠で言えば昨年の2006年には『ふたりはプリキュアSplash☆Star』でモエルンバを、更に特撮では『ウルトラマンメビウス』にてウルトラマンヒカリの声をそれぞれ演じている。


関連タグ編集

獣拳戦隊ゲキレンジャー 臨獣拳アクガタ 臨獣殿 リンリンシー

臨獣拳士 ウナギ


オイノガレ2年後怪人で、こちらは全身の油で相手の攻撃を滑らせて無効化する。

イールオルフェノク:同デザイナーである篠原保氏がtwitterでのつぶやきに反応してデザインした同じ構成のネタ怪人。ウナギとゴム長はセットであるらしい。

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