激獣拳に必要な力が激気と呼ばれる“気”なら、臨獣拳に必要な“気”こそ、この臨気である。前者が正義の心から生まれるのに対し、こちらは人々の悲しみや絶望といった負の感情から生まれる。
その力は激獣拳同様、修行によって伸ばす事が出来、取り分け三拳魔達はそれぞれ憎しみ、嫉妬、怒りと言った負の感情を極限にまで高める修行法を執り行う。その極みの気こそ大地の拳魔マクのみが体得した怒臨気(どりんき)と呼ばれる物で、理央とメレは彼の存在を受けて自力で習得するに至る。
無論、ゲキレンジャー同様にこちらも巨大戦力を具現化させる事は可能で、ゲキビーストに対してリンビーストと呼ばれる。本編に登場したのはリンライオンとリンカメレオン2体のみであり、一般の臨獣拳士のみならず三拳魔ですら巨大戦では自らを巨大化させる臨技・邪神豪天変を使っていた事からリンビーストには(『扱いが難しい』・『消耗が激しい』などの)デメリットがあるのかもしれないが、本編ではその辺りの事情は語られていない。
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