データ
※:次元獣の影響で性格が変化した時には「俺」を使ったこともある
概要
農業を営む青年。バイラムが宣戦布告した日、畑仕事をしていた時に偶然黄色のバードニックウェーブを浴びて、イエローオウルに変身する能力を得た。
人物
争い事や暴力を好まない性格のため、最初は「自分には関係ない」と天堂竜達のスカウトを拒んでいた。しかし、グリナム兵に作物を踏み荒らされたことでジェットマンとして戦う決意を固めた。
幼少時から逆上がりも出来ないほど運動が苦手だったが、バードニックウェーブの力で克服。
ジェットマンに入隊して上京してからも都内で「雷太農園」を営んでいる。
大食いでもあり、第10話では「陽気なアコちゃん」を10個食べ、第37・45話でもたらふく食べる姿が見られた。
第46話では、トマトは好物であったが、幼少時は嫌いであり、トランザに昔のトラウマを再発させられ、それがトマト大王を生み出すきっかけとなったが、恐怖に見事打ち勝って見せた。
『機界戦隊ゼンカイジャー』第41カイにてジェットマンギアで呼び出されたイエローオウルがトマトをバードブラスターで撃っていたのはこのエピソードが元ネタと思われる。
女性メンバーに対しては同い年の香は勿論、年下のアコに対しても「さん」付けで呼ぶ。
「僕はたんぽぽが好きだ~!!」
当初は鹿鳴館香に憧れていたが、話が進む内に幼馴染のサツキ(愛称・サッちゃん)との愛を深めていく。
3年後、元の農業青年に戻った雷太は、サツキとの順調な交際を経てゴールイン。更に後日談では天堂夫妻に続き、父親になる事が語られた。
また、『海賊戦隊ゴーカイジャー』での伊狩鎧の台詞によれば、無農薬野菜のネット販売会社の社長になっていると言う。
第26話ではジクウマンモスによって原始時代に飛ばされ、香そっくりの「リーカ」という原始人(演じた岸田里佳氏のもじりか。)と交流を深め、彼女からは「リャータ」と呼ばれる。そこで火の起こし方や農業のやり方を現地人に教えて尊敬を集めた。
やがてリーカから惚れられるも、仲間を助けるために現代へ帰る選択を取ったため、結ばれずに終わる。もし、この時に彼が教えた農業が人類最初の農業だった場合、彼は間違いなく神様か偉人に相当する功績を残した事になる。
ちなみに同話にて雷太が眼鏡のレンズを利用して太陽光を集め、それで火をおこすという技術を披露するシーンがあるが、近視用の眼鏡のレンズは凹レンズで光を集めることはできないため、雷太(がかけている眼鏡)は遠視(用の眼鏡)であると思われる(老眼鏡及び遠視用レンズは凸レンズの為、光を集めることはできる)。
余談
- 名前は『秘密戦隊ゴレンジャー』の大岩大太/初代キレンジャーから来ている。ちなみに、書籍「スーパー戦隊ぴあ」では、キレンジャーからカレーライスを手渡されている。そのキレンジャーのイメージである「肥満体のイエロー」は意外と少ない。該当するのは、その大岩と熊野大五郎の2人のキレンジャー、黄島太/ゴーグルイエロー、そして雷太の4人である。
- 伊達ではないメガネを掛けた戦士はスーパー戦隊史上初であり、『烈車戦隊トッキュウジャー』でトカッチ/トッキュウ2号が登場するまでは唯一だった。
- 全ての回で変身したのは、実はイエローオウルのみである。レッドホークは第49話、ホワイトスワンは第27話では変身せず、残る2人は第1話ではバードニックウェーブを浴びるシーンのみの登場だった。
関連タグ
大岩大太:黄色の戦士の元祖であり、前述の通り名前の由来。更には体格や力に優れている点も共通している。
亀夫/ダイムゲン:後に演じるスーパー戦隊のキャラクター(ただし、キャラクターはそのままだが、演者としては2代目と言う、複雑な立ち位置)。
ガオーン/ゼンカイガオーン:45作目のスーパー戦隊作品に登場するキャラクター。雷太と同じく黄色の戦士であり、『戦隊のリーダーに戦隊のメンバーとして勧誘された時は断るも、悪の組織が自分にとって大切な物が危害を加えたのを理由にメンバー入りを決意した』という点が共通している。
小津蒔人/マジグリーン、カグラギ・ディボウスキ/ハチオージャー:同じく「農業」に関係のある戦士繋がり。
トカッチ/トッキュウ2号、ブルーン/ゼンカイブルーン、雉野つよし/キジブラザー:メガネを掛けている戦士繋がり。
一之瀬みのり/キュアパパイア:メガネを掛けているイエロー繋がり。