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バードブラスター

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ばーどぶらすたー

バードブラスターとは、特撮テレビドラマ『鳥人戦隊ジェットマン』に登場する武器の一つ。

概要

ジェットマンの基本装備の一つであるレーザー銃。

銃身の先端に配された、鳥の頭を模した形状のカバーが特徴で、銃身には熱にも強く軽量なバードナイト特殊鋼が用いられている。通常は以下に示したイラストにもあるように、右腰のホルスターに収められている。また変身後のみならず、変身前でも使用可能である。

銃口は前述のカバーの左右に一対ずつ配されており、空気中のイオンをプラズマに変換した高エネルギービームをそこから発射。射程は50mで、一撃で1メートル四方の鉄の塊を溶かすほどの威力を有している。設定上では単発での発射の他、一射毎に3発の弾を発射することも可能とされる。

また、カバー内には大口径の銃口がもう一つ備わっており、こちらは後述のジェットハンドカノンで使われるのが殆どであるが、レーザートカゲ戦ではファイヤーバズーカでこれを撃破した後、生き残っていたバイオ次元虫を捕獲するため、冷凍ガス(作中では冷凍ビームと呼称)をこちらの銃口から噴射、バイオ次元虫の活動を停止せしめている。

同じく当初からの基本装備であるブリンガーソード以外にも、物語後半より登場した新装備・ビークスマッシャーとの連動性も備わっており、合体させることでより強力なレーザーライフル「スマッシュボンバー」として活用することもできる。

ジェットハンドカノン

「セット……アップ!」の掛け声と共に、バードブラスターの後部にブリンガーソードを合体させた、強力中型エネルギー銃。ブリンガーソードを合体させることによって銃身先端のカバーが上へとスライドし、前述した3つ目の銃口が露出する。

バードブラスターのプラズマエネルギーと、ブリンガーソードのエネルギーとを集積させ、これを一気に放出することで、単独での使用でも目標の半径10m以内のものを蒸発させるほどの凄まじい威力を発揮する。

このジェットハンドカノンを用いた必殺技が「バードボンバー」である。ジェットマンの5人がジェットハンドカノンを一斉に発射、空中にて一つになったエネルギー弾は相手に直撃した後、これを包み込むように膨張しその状態から相手を爆発・粉砕する。1回の使用で多大なエネルギーを使用する都合上、使用後はこれを再補充するために30分間は撃てなくなるのが欠点であるが、物語初期の必殺技として数々の次元獣を打ち破った。

ファイヤーバズーカの登場によって必殺武器としての地位を譲ってからも、通常攻撃の威力を増強する方法として度々効果的に用いられた。

粘着ゴキブリ戦では、ジェットハンドカノンにウイングガントレッドのウイングビームを加えて威力を増強させるという応用技も用いられたが、相手の生命力が強すぎて撃破には至らなかった。この回が最後の使用であり、完全な上位互換となるスマッシュボンバー(威力に優り連続使用も可能)が導入されてからは一切用いられなくなった。

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