概要
物語中盤より新たに投入された、対バイラム用の必殺武器であるプラズマバズーカ砲。
物語初期より登場していたレッドホークの専用マシン「ジェットストライカー」に、小田切長官の指示の下竜が新たに変形機能を付与したもので、大気中から吸収したイオンと5人のエネルギーを融合・プラズマ化し精製された光弾「プラズマブレット」は、実に10万気圧・摂氏150万度にも達し、発射時には火の鳥のような形状となって次元獣を粉砕する。
発射のプロセスは以下の通り。
- レッドホークの「ジェットストライカー!」のコールに応じ、自走し崖からジャンプしたジェットストライカーが、その勢いのままファイヤーバズーカに自動変形。
- 変形し下降してきたファイヤーバズーカを5人で抱え、レッドホークの「ファイヤーバズーカ・スタンバイ」の呼びかけに他の4人が「OK」と応じ、発射体勢を取る。
- 5人の体内から抽出されたエネルギーと、大気中のイオンを融合・プラズマ化し、プラズマブレットを精製。
- レッドホークの「スコープ・ロック」の発声に合わせ、本体のスコープ画面でターゲットとなる敵に狙いを定める。
- 5人の「ファイヤー」の掛け声を合図にプラズマブレットを発射、次元獣を粉砕する。
発射に際しては必ずしも5人全員が揃う必要はなく(※1)、1人でも発射自体は可能となっているが、その際の威力は大幅に低下し、プラズマブレットも火の鳥の形状にはならない。加えて発射時の反動も大きく、初陣となった第14話でレッドホークが単独で使用(※2)した際は、反動で吹き飛ばされてしまったこともある。
最終決戦では、竜の手により再度の改造が施され、遠隔操作によるオートコントロール機能が追加された。竜はこの機能を使い、最愛の恋人リエの仇でもあるラディゲを自分諸共倒さんとするが、既にこの時パワーアップを果たしていたラディゲが口から放つ破壊光線に競り負けてしまい、ファイヤーバズーカも木端微塵に破壊されてしまった。
(※1 そもそも、ジェットストライカーの呼び出し自体もレッドホーク以外のコールでも可能なため、第34話で竜が離反した際、それに第42話にてレッドホークがマリアと交戦中で手が離せない時のように、凱の変身するブラックコンドルのコールで本装備を使用したケースもある)
(※2 カメラジゲンの能力でマリアの持つアルバムの中に、他の4人が囚われていたため)
関連タグ
シャークドライバー:忍者戦隊カクレンジャーに登場する必殺武器。ファイヤーバズーカと同様にメンバーの専用マシンによって構成されるという共通点がある一方、マシンそのものが弾丸の役割も兼ねるという差異も見受けられる