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前後のストーリー

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ゴキブリだ今回鳩がくれた戦う勇気

(番宣)

リエを救うため、鳥人戦隊を裏切った!

そして、バイロックに乗り込んだ4が見たものは…

鳥人戦隊ジェットマン「裏切りの竜」



放送日編集

1991年10月4日

脚本荒川稔久 監督東條昭平



あらすじ編集

天堂竜テトラボーイの機密データを持ち出し脱走してしまった。次元戦団バイラムマリアとの交換交渉に利用するつもりのようだ。取引に応じたグレイの指示に従い竜はテトラボーイを盗み出すが、グレイにより殺されてしまう。


関連タグ編集

鳥人戦隊ジェットマン

ジゴクメドゥーサ:この話に登場する怪物。

裏切りの信号野郎:似たようなタイトルで話数も近い5年後の車スーパー戦隊サブタイトル

裏切りの調達33年後の車スーパー戦隊の似たようなサブタイトル。



以下、ネタバレ注意‼





























後半のどんでん返し編集

だが、バイロックに回収されたテトラボーイの中から、グレイに殺されたはずの竜が現れた。実は、グレイが射殺した竜は、本物そっくりに精巧に造られたアンドロイドだった。


本物の竜は、テトラボーイの中に潜んでバイロックへと潜入したのだった。その狙いは、城内にある次元転移装置を破壊して表次元に自由に侵攻できないようにし、それと同時にマリア=リエを救出することだった。


だが潜入に気づいたバイラム4幹部全員に迎撃され、異次元怪物ジゴクメドゥーサまで現れて、単身戦う竜は苦戦を強いられる。


その時、グレートイカロスに搭乗した仲間達4人が援軍として到着。竜はテトラボーイの技術を応用して異次元との通信を可能にし、バイロックの位置を知らせていたのだ。


こうして作戦通り次元転移装置の破壊を図るジェットマンだったが、巨大化したジゴクメドゥーサにグレートイカロスのエネルギーを吸収され、あわや返り討ちという危機に陥る。ここでテトラボーイが稼働して自律的に救援に駆けつけ、形勢逆転。バードメーザーでジゴクメドゥーサを倒す。


しかしあと一歩のところでグレイが次元転移装置を起動し、ジェットマンを表次元に送り返してしまう。


時限転移装置の破壊とリエ救出という目的は果たせなかったものの、本拠への侵攻はバイラム側には多大な屈辱を、ジェットマンには大きな自信と更なる固い結束を与えたのだった。



余談編集

最終決戦よりも前に、戦隊サイドが敵組織の本拠地に潜入した事例は、スーパー戦隊シリーズでは珍しい。また、敵組織を欺くためヒーローの偽者を「ヒーロー本人が制作した」事例も同様である。


それまで迎撃・防戦一辺倒だったジェットマンから仕掛けた初めての攻勢であり、バイラム側にも本気で危機感を抱かせた。初期のバイラムがジェットマンを「ゲームの相手」として弄んでいたことを思えば、両者の力関係の変化が明らかに見てとれる。

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