ムー「ラモン様、ゴーグ様、今こそ甦る時。再び我々の時代が来るのです!」(第30話)
登場話数:第30~32話
概要
本作における敵対勢力の一つで、太古の昔より地球に存在していた、人類にとっては天敵とも言うべき謎の魔物達。
作中では後述の3体の存在が確認されているが、それ以外にも同種の存在がいるのか、また彼等がどういった経緯で現代に至るまで眠りについていたのかまでは、作中では言及されていない。
彼等の習性として、人間をパイナップルのような「人間果実」へと変え、これを捕食するというものが挙げられる。人間果実を得るためならば、時として事故や病気で命の危険に見舞われた人間をも助けることすら厭わず、このように人間の生殺与奪の権を握るかのような行動こそが、三魔神の「人間の天敵」たる由縁とも言える。
そのためジェットマンは言うに及ばず、バイラムもまた「人間を傷つける者」として敵視されており、事実上の第三勢力として両者の前に立ちはだかることとなる。
前述の能力のみならず、戦闘能力も3体ともずば抜けて高く、ジェットマンのみならずラディゲですら、正攻法ではまともに太刀打ちできなかったほどである。とはいえ高い能力の持ち主であるがゆえに、ラディゲからは自らの下僕とするに相応しい存在として、執拗に狙われ続けることにもなった。
一覧
詳細については各記事を参照。
作中で最初に復活した魔神で、ラモンとゴーグの復活のために「真の戦士の血」を求め、武芸に長けた人間達に戦いを挑んでいたが、偶然ジェットマンとラディゲの戦いに遭遇して彼等に目をつけると、自身に傷を負わせたホワイトスワンこと鹿鳴館香を生贄にしようと拉致した。
3体の中では最下級の存在でもあり、上位の存在であるラモンとゴーグには敬語で接している。
三魔神のリーダー格。自身の魔力で人間を「人間果実」なる果実に変え、口からの管で中身をすするのを楽しみとしている。ジェットマンとの戦いでゴーグが敗れた後、これと合体してパワーアップを図ろうとするが・・・。
三魔神のナンバー2的存在で、二股の槍を武器に戦う。自力で巨大化することも可能で、ジェットマンの巨大ロボ達を相手に回してこれを圧倒するなど、高い戦闘能力も見せつけている。
関連タグ
アシュ:『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場する敵対勢力の一つ。怪物のような姿を持ち、古くから人類と敵対関係にあるなど、複数の共通項を有する
ソノイ:『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の登場人物の一人。敵組織に属し、人間の存在を賛美する一方で欲に塗れたそれを排除するというダブルスタンダードぶりを見せる点で三魔神と共通している。また両者とも、登場作品の脚本を共通して井上敏樹が手掛けてもいる
柱の男:『ジョジョの奇妙な冒険』のうち、「戦闘潮流」に登場する種族の一つ。三魔神の元ネタであるとされる
勝った方が我々の敵になるだけです:『ゴジラvsビオランテ』に登場する台詞の一つ。ジェットマンの視点からすれば、三魔神の登場は正しくこの台詞が当てはまる状況とも言える
脳噛ネウロ:ある意味彼等と同じ理由で人間を大切に扱っている。