スペック
全高 | 63.0m |
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全幅 | 45.4m |
胸厚 | 34.3m |
重量 | 9600t |
最高飛行速度 | マッハ3 |
最大走行スピード | 230km/h |
最大出力 | 3500万馬力 |
概要
デカレンジャーロボとデカバイクロボが「超特捜合体」して完成する巨大ロボット。
初登場はEpisode.26。
宇宙統一規格を利用して白鳥スワンが改良(というより魔改造に近い)を施した二つのロボが、デカレンジャーロボがデカバイクに乗った形態「ライディングデカレンジャーロボ」から変形する。
デカレンジャーロボの足を構成していたパトレーラーとパトジャイラーがデカバイクのグリップ部分と合体して巨大な腕となって両腕に移動し、デカレンジャーロボの両腕を構成するパトアーマーとパトシグナーが両肩に移動。
デカバイクロボの両足がそのまま足になり、エンジンがヘルメット、カウルが胸部パーツとして合体して完成する。
合体前より巨大になったものの、背部の「ハイパーブースター」が行うバーニア噴射によって追尾不能なほどの超高速移動を実現させている。また、短時間であればバーニアによる飛行も可能。
その戦闘スタイルは遠近両立型のデカレンジャーロボ、接近戦特化型のデカバイクロボのいずれとも異なる、武器や飛び道具を一切持たず、高い機動力と圧倒的な攻撃力を伴った肉弾戦で敵を粉砕するという、いわば「レベルを上げて物理で殴ればいい」という言葉を地で行くものである。
スワンによれば、機動力は合体前の4.8倍、パンチの威力は5倍に上昇しているらしい。
このようにすさまじい近接攻撃力を備えている反面、武器や飛び道具を一切持たないことが災いして苦戦することも少なからずあり、全部乗せ形態の見た目ながら完全上位互換ではないという、結構珍しい立ち位置の戦隊ロボである。
また、バーニア噴射で敵に向かって突撃する瞬間の若干の隙を狙われ、フランケンザウルスのミサイルを受けて蜂の巣にされた挙句続けざまの回転攻撃を食らって大破してしまったことも。もっとも、この時は事前のデータ採取により手の内を読まれていたうえ、スワン不在の状況下でメンテナンス不足に伴う不調まで生じていたという最悪の条件下であった。コンディションが良ければ予測されようとも素早く肉薄して撃破できていた可能性はあったものと思われる。
必殺技は、1秒間に80発ものパンチを叩き込む「ガトリングパンチ」。劇中の解説によると「厚さ10mの鉄板をも打ち抜く」威力だという。このほか、その後のフィニッシュとして使用するアッパーパンチ「ダイナマイトアッパー」も絶大な威力を誇る。
『デカレンジャーVSアバレンジャー』では、空中に浮遊したキラーアバレンオーをガトリングパンチで打ち出して出力を上げたフライングドリルスピンを放つ「ガトリングドリルスピン」を披露した。
関連タグ
轟雷旋風神:金色の拳を持つ点で共通点がある。
マックスリュウオー←スーパーデカレンジャーロボ→アルティメットダイボウケン