「激気技!獣獣全身変!」
概要
全身を獣のように変身させる禁断の技。自らが極める獣拳の動物そのものになる事で強力な力を得る事が出来る。
しかしその代償は重く、一度使えば人間の姿に戻る事は困難になる。獣人になった時点で年を取らなくなり、ゴウは技を使用した十数年前から容姿が変化しておらず、拳聖たちですら人間の姿を失い不老の報いを受けた。また、自身が変化した獣の特性と好物が好きになる特徴がある。
技が不完全であれば人間に戻る可能性は多少高くなるが、何かと不具合が生じるともされる(例:バエの「身体の収縮」)。
活躍
マク、ラゲク、カタの野望を止めるため、七拳聖は獣獣全身変を使い、激臨の大乱で三拳魔を封印した。
ゴウが理央を止めるために獣獣全身変を使った結果、不完全な上、意思を持たない狼男として世界をさまよい続けていた。技が不完全だったことが幸いしてか十数年ほどの時間を経て人間に戻る事が出来たが、その後もロンの手により暴走することもあった。
余談
ゲキレンジャーのゲキチェンジャーとゲキスーツは獣獣全身変と同じく獣のように変身させるが獣獣全身変とは異なり、人間の姿を失うことはなく、戦うことができる。
おそらく、獣獣全身変のデメリットを改善し、使用者が人間に戻れるように設計し、激気を科学と融合させ身に纏うことでゲキビーストを扱いやすくなるように応用したと思われる。
臨獣拳の使用する獣人邪身変と何らかの関係があると思われるが、関連性は不明。こちらは怪人化といった方が相応しく、獣獣全身変は順当に獣人化と言える外見をしているという差異がある。
メタな話だが、ゴウが不老になったためにゲキレンジャーの周年記念のVシネクストの制作が困難な要因になっている可能性がある。