概要
ゲキゴリラ、ゲキペンギン、ゲキガゼルが合体した巨人で、過激気を習得したゲキレンジャーの新しい主力ロボ。
ゲキゴリラが上半身を構成しているためか、パンチを主体としたパワフルな戦いを繰り広げる。
必殺技は、両腕を縦に回転させて拳を連続で叩きつける頑頑ナックル落とし(がんがんナックルおとし)。
玩具版でも腕を縦回転するアクションがウリになっている。
ゲキウルフ、サイダインとの合体でサイダイゲキファイヤーとなる。ゲキトージャ同様獣拳武装も可能。
ところが・・・
合体バリエーションがゲキトージャよりも少ない。理由はリンライオンとリンカメレオンが構造上ゲキトージャとの合体に特化(回転アクションが横回転のみに対応)していた為である。
最強合体における最大数の差(サイダイゲキファイヤーが5体合体に対し、サイダイゲキリントージャは7体合体)が祟って、本編終盤及び戦隊VSシリーズにおいて事実上ゲキトージャ(ゲキリントージャ)が主力に返り咲くこととなった。
ちなみに合体バリエーションはDX版玩具よりもミニプラの方が多いが、リンビーストを合体できる規格として設計していたために実現したものであった(リンライオンの鬣が回転できるため。下に回転させることで干渉しないようにしている)。つまり、ゲキリンファイヤーとかサイダイゲキリンファイヤーとかできちゃうわけである。改めてミニプラにはミニプラの強みがあるという事をファンに見せつける結果となった。
一応、DX・ミニプラ共にゲキウルフは合体可能。
なお、ジュウオウジャーVSニンニンジャーの最強ロボのイメージでは本編にも登場したゲキリントージャではなく、ゲキファイヤーが選ばれている。
本編終盤:ロンとの巨大戦ではサイダイゲキファイヤーではなくサイダイゲキリントージャが登場。
ゴーオンジャーVSゲキレンジャー:ゲキレンジャー側はゲキリントージャウルフ→サイダイゲキリントージャで参戦。
ゲキレンジャーVSボウケンジャー:一応ゲキファイヤーは登場しているが、ゲキリントージャウルフのデビュー戦。
スペック
(以下、スペックの出典はスーパーせんたいネット『がんばれ獣拳戦隊ゲキレンジャー じゅうけんがったい』より)
全高 | 60.0m |
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全幅 | 44.0m |
総重量 | 3600t |
スピード | 540km/h |
各形態
ゲキエレファントファイヤー
全高 | 60.0m |
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総重量 | 5400t |
ゲキエレファントを獣拳武装した姿。
パワーに優れており、エレハンマーを勢いよく振り下ろして敵を砕く弾弾ハンマー崩しが必殺技。
牙パーツは合体せず、頭は通常のゲキファイヤーと同じ(取り付ける構造になっていないため)。
臨獣フォックス拳ツネキとの戦いではエレハンマーボールを取り外し、ゲキトージャウルフと共にバスケのような戦法を披露。トドメに空中からシュートを放った。
ゲキバットファイヤー
全高 | 62.2m |
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総重量 | 4500t |
ゲキバットを獣拳武装した姿。
飛行能力を得ており、連続パンチを浴びせる分分ファン拳が必殺技。ゲキバットージャとは異なり、翼と両腕は合体せずに背中に展開したままであるため両腕がフリーとなっている。翼のようなヘッドギアも同様に合体せず、頭は通常のゲキファイヤーと同様。
ゲキシャークファイヤー
全高 | 73.5m |
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総重量 | 4590t |
ゲキシャークを獣拳武装した姿。
遊泳能力を獲得したものと思われるが、使用した場所は残念ながら陸。
斬撃に特化しており、連続斬りを浴びせる斬斬セイバー斬りが必殺技でタブーをチャーシューよろしくスライスして見せた。ちなみにこの合体だけ武装元のヘッドギアパーツを被る。
関連タグ
他作品の関連ロボ
隠大将軍:後継機の開祖。
メガボイジャー:1号ロボの後継機として登場したが、何らかの理由で本編終了後の戦隊VSシリーズでは登場できなかった点で共通。こちらも1号ロボが返り咲きを果たしている。