「ビビッと参上、ビビッと電撃。出ました来ました、フラビジェンヌで~す♡」
データ
分類:クグツ忍者
属性:フラビージョのクグツ版
好物:カシカシス入りアイスクリーム(宇宙コギャル風)
概要
暗黒七本槍の五の槍・サーガインが作り上げたクグツ忍者。本編に登場した数少ない女性怪人の1体にして、唯一の女性のクグツ忍者である。
フラビージョをそのままロボット化した感じの真っ赤な姿を持ち、蜂を思わせる顔をしている。また、オリジナルを模した頭部のシニョンから蜂の羽根が生えている点も見逃せない。口癖は特に無し。
フラビージョの遺伝子を元に強さや愛嬌などの全てを本人の300%に造り、戦闘では「ハイパーエレガントロッド」と言う長い槍で相手を華麗に薙ぎ倒す。
更に全身から発する凄まじい電撃であらゆる物を瞬時に焼き尽くす「宇宙忍法・ハイパードッカーン」なる忍法を使うが、余りにも強力な技の為にエネルギーの消耗が激しく、「エネルギーを充電するには2週間もかかってしまう」という大きな欠点を抱えている。
活躍
他の七本槍の不甲斐なさを見兼ね、フラビージョが考えた「地球を腐らせる究極にして宇宙最大最高の決定的作戦」の実行の為に生み出された。
成り行きでハリケンジャー達と交戦した際にはゴウライジャーを変身解除に追い込み、シュリケンジャーも退ける活躍を見せるが、エネルギーを著しく消費してしまった為に2週間の充電を余議なくされてしまう。
その間、寄生要塞センティピードで他の七本槍に取り入って事実上の新たな一の槍に成り代わった為、フラビージョは立場が危うくなってしまう。
おまけに強さや愛嬌ゆえか、「野心までも本家の300倍」となっており、一の槍の称号のみならず、ジャカンジャ首領の地位まで狙うようになった。
充電の終了後に出現したフラビージョとの交戦になり、おぼろ博士に開発させた制御装置を取り付けられた為にフラビージョの忠実な下僕となるが、「彼女に騙されていた」と知ったブルーの怒り500%のハヤテ丸の斬撃を受け破壊される。
巨大戦では旋風神を電撃で攻撃するも、旋風神が新しく投入されたカラクリボール第14号・ピタットヒトデを入手すると形勢が逆転し、最期は究極奥義・スターライトニードロップを喰らって爆散した。
この作戦の失敗により、フラビージョはタウ・ザントにいつも自身が中忍達を査定した際よろしく「マイナス300点」の査定結果を告げられてしまった。
余談
上記の台詞の元ネタは『快傑ズバット』におけるズバット、ならびに『ハクション大魔王』のアクビちゃんの登場時の決め台詞。
デザインを担当したさとうけいいち氏は『百化繚乱[下之巻]』にて、「本来は俳優が出演できない場合、『変身した姿』として代理役に初期にデザインした怪人だった」とコメントしている。
声を演じた篠原女史は翌年の『爆竜戦隊アバレンジャー』にて、爆竜プテラノドンと言うヒーロー側のキャラとしてレギュラー出演する事となる。また5年前以来の出演で、今作で初めて一対一で女性戦士と対決した。
スーツはその後、カラクリ巨人のフラビジェンヌ・ロボに改造された。
関連タグ
忍風戦隊ハリケンジャー 宇宙忍群ジャカンジャ 中忍(宇宙忍群ジャカンジャ)
フラビージョ:オリジナル
オブラーヅノー、ズルテンメタルタイプ:同じく幹部を模して生み出された繋がりの怪人達。
PPラッパー、SSパマーン、ドレッドレッダー、カメラオルグ、魔笛オルグ、クリスト星人ファーリー、冥獣グール、ダンベルバンキ、ヤバイカー:同じく最初は欠点を抱えていたのが後に改善された怪人繋がりで、SSパマーン・ファーリー・グールは登場回の脚本も同じく荒川稔久が担当。
放浪剣士クイーンキラー:蜂をモデルにした女性怪人の偉大なる大先輩。
韋駄天のヒドウ:同じくズバットネタの名乗りを披露した、宇宙からの侵略者である昆虫モチーフの戦隊怪人の後輩。登場回の脚本家も同じ。
忍者スズメバチ:忍者スーパー戦隊第3作『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に登場する蜂&忍者繋がりの女性怪人。
ナイーヨ・カパジャー:『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に登場する、レギュラー女性幹部と絡む野心家のくノ一怪人にして同作のヒロインと戦った後輩(登場回の脚本家も一緒)で、こちらの地位向上は未遂に終わっている。
うずまきクシナ:中の人&忍者繋がり。