出まして来ましてアクビちゃ~ん!
概要
CV:貴家堂子(ハクション大魔王)、谷井あすか(よばれてとびでて!アクビちゃん)
金田朋子(アクビガール)、Yuppa(おはようハクション大魔王)
諸星すみれ(2020年版)
本名はアクビ娘。しかし、周りからはアクビちゃんと呼ばれることがほとんどである。
ハクション大魔王の娘。大魔王を呼ぶ時は「おとたま」と呼ぶ(母親若しくはそれに類する人物は「おかたま」)。主な一人称は「アクビ」または「アクビちゃん」。
体型は二頭身と小柄で、髪型は茶髪でポニーテールにしている。そのポニーテールには若干ピンク掛かった部分が螺旋状で走っている(後述する母親の描写を見ると彼女からの遺伝だった模様)。両耳には大きなイヤリングをつけている。おてんばでいたずら好きだが気が強く怒らせると怖い。
魔法は上手にこなすことが多く、特に変身魔法が得意で昆虫や鳥などの小動物に変身することが多い。魔法をかける時にはタンバリンを叩き(無印のみ、たまにタンバリンを使わず大魔王と同様に指から出す事もある)、決め台詞は「アラピンカラピン スカピーン」となっている。一度父である大魔王と魔法対決をして勝利したこともある。また、必要以上に魔法を使うのはご主人様の為にならないと判断した場合、魔法を掛けたフリをして相手にプラシーボ効果をもたらす事もある(無印14話Bパート、『よばれてとびでて!』26話)。
「おかたま」に当たる大魔王夫人の事は、アクビちゃんが物心の付く前に亡くなられた為覚えておらず、同時に最大のコンプレックスになっている。無印46話Aパートで初めてその事が触れられた他、『よばれてとびでて!』24話では大魔王から彼女の写真を見せて貰った時に、おかたまが赤ちゃんの頃のアクビちゃんに歌った子守唄を思い出しつつ涙を流している。
ただし『2020』では、それらの設定や出来事が無かったことにされているようで、カン太郎から尋ねられた際にはカンイチやころんの時と違って「魔法界の秘密」とされている。
無印においてはもう一人のヒロイン的な存在として活躍しており、父親と共に仕えている与田山カンイチに仄かな想いを寄せている描写があり、カンちゃんがユリ子等他の女性キャラに惚れているのを見ると嫉妬心をむき出しにする他、最終回では彼に好意を抱いていたことを彼に告白した。
『よばれてとびでて!』で、大々魔王の特例により人間界で修行する事となり、新たな壺の持ち主眠田ころんと出会う。言葉遣いが子供っぽくなっているが、成長したためか性格は若干大人しめの印象があり、いたずらをする描写もほとんどない。空飛ぶモモンガ型の絨毯・モンモンを使い移動し、大魔王に連絡をする際は被っている帽子を「オトタマホン」として用いて会話をする。(大魔王も同型のものを所持している)
当初はころんを「ご主人様」と呼んでいたが一緒に行動しているうちに「ころんちゃん」と呼ぶようになった。色んな魔法でころん達に頑張るも元々のいたずら好きな性格が災いし、うまくいかないことがしばしばある。
壺から登場するときの決め台詞は「よばれてとびでてパンプリリン!」であり、「お茶の子さいさい」の代わりに「お茶漬けサラサラ」と言うのが口癖となっている。
大好物はおはぎ(『よばれてとびでて!』より)。鏡とカラスが大の苦手で、対峙すると勝手に魔法が解けてしまう他、前者は見ると全身の血が凍ってしまうらしい。
『アクビガール』では、夢見るるのジニーとして登場。ただし、るるとは最初から面識がある。
また、『パンドラとアクビ』では5頭身のローティーンくらいの外見で登場している。
続篇の『ハクション大魔王2020』のアクビはアクビ(2020)を参照。『ハクション大魔王2020』ではプゥータという弟がいる。