「ライブマン!今日こそ貴様らを倒す!」
CV:坂井徹
登場話:第21話「豪よ聞け!母の声を…」
概要
武装頭脳軍ボルトの頭脳獣の一体。ケンプ、マゼンダ、アシュラが共同で作り上げた。
前回登場したギルドスによって危機感を煽られた3人が、「地球人の天才が力を合わせれば、宇宙人ごとき敵ではない」と大教授ビアスにアピールするために珍しく手を組んだという事情によるもので、日頃はライバル同士の彼等が共同制作した頭脳獣は、これが最初で最後である。
ドクター・オブラーとそっくりの外見で、オブラーこと尾村豪、そして彼の母親を気遣うために本気で攻撃できないライブマンを苦戦させる。そしてケンプ達が疲弊したライブマンを倒すという作戦だった。
(ただし視聴者のメタ的視線から言えば、本物に比べてやや細身のため見分けるのは容易)
豪が人間に戻った事で正体が露見した後は、口吻を持つ昆虫か怪鳥のような顔に変化した。
活躍
孤立無援となって、もはや後のないオブラーはライブマンに挑戦状を叩きつけるが、待ち受けていたところにアシュラとシュラー三人衆が急襲して彼を捕獲する。ケンプ・マゼンダ・アシュラは、オブラーから頭脳獣を造る事を画策し、ガードノイド・ガッシュがカオスファントムエネルギーを照射する事でオブラーヅノーが誕生した。
そのまま本物のオブラーとすり替わって決闘の場所に赴き、ライブマンと戦うが、拘束から脱出した本物まで現れて戦いに加わり、ますますライブマンを混乱・苦戦させる。
しかし天宮勇介の説得を受け入れた豪の母・俊子が、今までの抑圧や強制を詫びて涙ながらに呼び掛けた事で、豪は人間に戻った。
正体がバレて、醜怪な昆虫のような素顔を現して戦うが、ファルコンブレイクとダブルライブラスターの連撃を食らい、バイモーションバスターで爆散した。ガードノイド・ガッシュのギガファントムで再生巨大化するも、ライブロボに圧倒されスーパーライブクラッシュで敗北。
戦いが終わった後、豪は記憶を失い、抜け殻のようになってしまったが、いつか壊れた心が元に戻ると信じる勇介達に見送られ、俊子と共に去って行った。