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テストヅノー

てすとづのー

テストヅノーとは、特撮テレビドラマ『超獣戦隊ライブマン』に登場する敵怪人の一体。
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テストヅノー「それでは最後に、大阪弁では?」

アシュラ「お お き に」


CV:丸山詠二

登場話数:第12話「超天才アシュラ!」


概要編集

武装頭脳軍ボルトの使役する頭脳獣の一体。

毒島嵐改めドクター・アシュラの力を試す「死のテスト」を実施すべく、大教授ビアス自らその出題役として創り上げたものであり、ブラウン管モニターをそのまま配したような形状の頭部にはそのテストの解答を表示したり、またテストの回答者への制裁としてビームを発射することもできる。

さらに分析・透視能力にも優れた性能を発揮し、戦闘においてもライブマンライブロボの動きをフォーカスし、そのパターンを分析することで弱点を的確に突いてくるという、如何にも頭脳派らしい戦法も得意としている。とはいえ分析によって得られたデータに頼りすぎるあまり、相手が通常のパターンから外れた動きに転じたり、パターンを読めなくなってしまうと途端に対応できなくなる、というこの手のキャラクターにありがちな弱点も抱えている。


作中での動向編集

自ら制裁も交えてのマンツーマンの指導におよび、嵐の中に眠っていた才能を覚醒させたビアスは、その才能を証明すべく世界的に有名な学者たちを拉致した上で、さらにテストヅノーを生み出し「死のテスト」を実施する。

早押しクイズ形式で問題を出し、負けた方を光線で殺害する悪趣味極まりないこの知能対決において、テストヅノーは前述の通り出題役を務めるとともに、嵐に破れる格好となった世界的数学者や世界的言語学者を次々と殺害するが、そこに学者たちの行方を追っていたライブマンが乱入、テストに合格した嵐――アシュラとこれを迎撃。彼をサポートしてライブマンを一度は敗北せしめるが、その後はアシュラの指揮のもと、持ち前の透視能力を駆使して銀行や宝石店で強盗に従事するという、ビアスも予想外の行動に駆り出されることとなる。


そのアシュラが、彼の中に残る天才へのコンプレックスを利用した勇介達の作戦によって暴走・自滅すると、これを監視していたテストヅノーも「まだ俺のテストは終わっていないぜ!」と、ジンマーの一団と共にライブマンを急襲。自慢の分析能力で戦闘パターンを見抜き、ジンマー達との連携をもって優位に戦いを進めるも、対するライブマンがイエローライオンがジェットスケボーを活用し、パターン破りな戦法に転じるとそのトリッキーな動きをフォーカスできないまま、スケボーアタックとダブルライブラスターの連撃からのバイモーションバスターの前に撃破されてしまう。

巨大化後も、等身大時と同様にライブロボのウィークポイントを透視して攻撃するも、飛び蹴りを食らわせようとしたところで逆に受け止められて投げ飛ばされた末に、スーパーライブクラッシュで止めを刺されたのであった。


備考編集

デザイン担当者は不明であるが、デザイン画稿に付記された「GZZY」のサインから、恐らくは森野うさぎが手掛けた(もしくは作業に関与した)ものと推察される。スーパー戦隊シリーズのデザイン画集『百化繚乱』においては、頭部に大胆にTVモニターを配することにより、シンプルな生体的質感を前面に押し出しつつも、誰が見ても機械がモチーフであるという見事なデザインであると、編者より評されている。

デザイン段階では四足歩行タイプとして扱われていたようで、両腕を杖を突かせるような方式としてシルエットに変化を持たせるという、ギョダーイ(『電撃戦隊チェンジマン』)などにも見られるギミックも想定されていたが、実際の映像作品では単純に手が長い二足歩行タイプとされている。また造形段階において頭部や肩周りにもアレンジが加えられ、生々しい印象が強めなデザイン画稿に対して、よりメカニカルな要素が押し出される格好となった。


テストヅノーはメインで活躍した第12話の他にも、第25話にてレーヅノーの能力によって、第47話ではアクムヅノーを構成するうちの一体として、「幽霊頭脳獣」という形で複数回再登場を果たしている。


関連タグ編集

超獣戦隊ライブマン

武装頭脳軍ボルト 頭脳獣 ドクター・アシュラ

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