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恐獣ケンプ「まさに最高傑作の頭脳獣!おぉ…!こんな物を造り出すとは、我ながら己の頭の良さに惚れ惚れするぜぇ!」

登場話数:第46話「オトコ嵐!最後の戦い」

概要

武装頭脳軍ボルトが使役する頭脳獣の一体で、ドクター・ケンプの手により開発されたものとしては最後の個体でもある。開発者であるケンプをして「究極の最強頭脳獣」「最高傑作」と自負するだけあって、これまでの頭脳獣とは段違いな強さや能力を備えている。

最大の特徴として、「自分自身で武器を生成する能力」が挙げられる。これは周囲の状況に応じ、炎やガスといったエネルギーを吸収し、さらには敵からの攻撃をも解析する事により、その都度自らの身体に武器パーツを増設し、パワーアップしてゆくというものである。

武器パーツによる攻撃は一撃一撃が強力な上、下手な反撃に及べばさらにパワーアップの余地を与えてしまうため、極めて厄介な特性の持ち主であると言えよう。作中でも等身大戦ではライブマンに対し終始優位に立っており、の犠牲と引き換えにようやく撃破に至った事などから、公式で明言されている訳ではないものの、次に登場したアクムヅノーと並び、ファンの間では「最強の頭脳獣」と評する声も多い。

デザイン担当者については不明であるが、画稿に「GZZY」の名義が付されている事から、森野うさぎがデザインを手掛けた、もしくは作業に何らかの形で関わっていたものと見られている。

デザインについては造形上の制約を逆手に取り、強化部分を上半身に集中して素体の頭部を覆い隠す事で、強化前後の劇的な変化を演出する意図が込められている。

作中での動向

ドクター・アシュラの脱落で千点頭脳候補が2人に絞られ、ケンプとマゼンダが920点と同点に並ぶ中、ケンプがこの競争を制するべく、ボフラー戦闘機による市街地の爆撃に引き続いて投入された。

当初は素体ともいうべき細身の状態(上図参照)で現れ、爆炎を吸収して右腕に火炎放射器を生成、口部からも毒ガスを噴出してや嵐を叩きのめし、さらに頭部を変化させてビーム砲とするなど、多彩な能力を見せつけライブマンの度肝を抜いてみせた。

負けじと反撃に出たライブマンであったが、ライオンバズーカによる攻撃を受けて変化させた左腕のバズーカ砲でこれを一蹴。このバトルヅノーの鮮やかな活躍ぶりには、大教授ビアスも960点を与えるなど高く評価しており、マゼンダとの競争にまず一歩リードする格好となった。

バトルヅノーは、その後も生身で果敢に挑みかかってきた丈を痛めつけ、さらに落とし前をつけるべく助太刀に入った嵐の必死の抵抗も、物ともしない。再び5人揃ったライブマン相手にも、恐獣ケンプとの連携で寄せつけないなど圧倒的な強さを発揮するが、ここで嵐が自らの身体にダイナマイトを巻いて現れる。ダイナマイトという原始的武器を用いた、己の命との引き換えの特攻などという非合理極まりない攻撃は、天才のケンプにとっては完全に計算外であり、さしものバトルヅノーもこれには対応しきれず、飛びかかってきた嵐に道連れにされ敢え無く爆散した。

ギガファントムによる巨大化後、ライブボクサーに対して先制攻撃をしかけるなど一旦は優勢に立つバトルヅノーであったがしかし、嵐に捧ぐ戦いだと奮起したライブマンの反撃に遭ってたちまち形勢を覆され、ピストンライブパンチからのミラクルビッグブローで止めを刺された。

前述の通り、巨大戦でライブボクサーを選択したのは、馬鹿正直に挑んで自らの人生を燃やし尽くした嵐への手向けの意味合いが強いが、一方で仮にここでスーパーライブロボを投入し、万が一「スーパービッグバーストをコピーされてしまう」という最悪の事態が発生する可能性もあった事を考えると、ライブマンは期せずしてバトルヅノーに対する最適解を選択した格好とも言える。

関連タグ

超獣戦隊ライブマン 武装頭脳軍ボルト 頭脳獣

バラビルダー 邪悪竜ダガーギン:いずれもバトルヅノーと同様に、敵の能力や攻撃のエネルギーなどを吸収し、自己強化を行う戦隊怪人の後輩達

北原ミレイ:日本の女性歌手の一人。作中にて、バトルヅノーが嵐から特攻を仕掛けられた際のBGMとして、彼女の代表曲の一つである『石狩挽歌』のイントロ部分が使用されている

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