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ダイヤモンドダンジーム

だいやもんどだんじーむ

ダイヤモンドダンジーム (DIAMONDDANJIM)とは、『王様戦隊キングオージャー』に登場する怪人・怪ジームの一体。
目次 [非表示]

「無駄だぁ!我が名はダイヤモンドダンj…「オージャスラッシュ!

「我が名はダイヤモンドダンj…「オージャシューティング!

「何人束になっても同じ!我が名はダ…「ダイゴーグの一撃、お見舞い致すゥゥゥ‼」


CV:千葉進歩

スーツアクター:村岡弘之

登場話:第19話「王様戦隊キングオージャー


データ編集

体長/190cm(異常成虫時/47.3m)

重さ/160kg(異常成虫時/398.4t)

分布/シュゴッダム(昼、夕)

好物/名乗り

観察ポイント/全身にはたくさんのダイヤモンドがちりばめられているようである。


概要編集

地帝国バグナラクが、シュゴッダム占拠の際主要陣の直衛戦力として招聘した、丸くなって身を守る虫「ダンゴムシ」のBNAを備えた怪ジーム


かつて、バグナラク復活の一番槍としてシュゴッダムを襲撃したダンジームの亜種で、こちらは上半身が無数のダンゴムシ型ダイヤモンドを集めて構成された、煌びやかな豪奢さも感じる外見となっている。


ダンジーム同様、両腕を丸ごと覆う最強の『ダイヤモンドダンゴムシールド』による防御力と、それを難無く扱える膂力とダンジーム以上の堅い表皮を転用した肉弾戦を持ち味とする、昆虫界の2代目ディフェンスキング

ダンジームが勢いに乗せて全体重を叩き付けるアメフト風の戦闘スタイルだったのに対し、こちらは距離を詰めながら拳撃を打つインファイトスタイルで、防御を固めながら相手の懐に飛び込んで繰り出す、カラットパンチを昆虫最終奥義としている。


先代以上の防御力の高さに加え、バグナラク主要陣の直衛という誉れ高い役割を与えられた故か名誉欲を持ったらしく、実直に命令をこなす傍らで隙あらば自ら名乗り出て勇名を上げようとする(※主要陣の中に英雄とまで称えられた一撃将軍・ダイゴーグもいるので、彼のようになる事を夢見たのかもしれない)。

…が、そんな逸った勇名の誇示など誰も聞く筈も無く、名乗ろうとする度に上役の発言(憧れだろうダイゴーグからは名前を呼ぶのを(カットイン)阻まれ、カメジムからも最終的に「彼」とだけ呼ばれる始末)や敵の攻撃に状況の変化等の横槍が入って中断、結局最後の瞬間まで名乗りを挙げる事は出来なかった。

おまけに自分の高い防御力で大体の攻撃を凌げるのが裏目に出て、攻撃を二の次にしてでも名乗りたがる悪い行動傾向も見せていた。


行動を共にしたバグナラク主要陣と比べ、攻撃力は一番低い半面で防御力は一番高い、正に鉄壁の盾ともいうべき存在。この為、ダイヤモンドダンジームが主要陣を庇いつつ、彼の後ろより主要陣らが反撃する運用法が戦術的に最適だったが、交戦した王様戦隊は1~2人に分かれてバグナラク主要陣らを1人ずつ押え込む方法で戦力を分断、自分達優勢で戦闘を運んだ。

この事実は、バグナラクが自分達の身を守りつつ敵を返り討つ戦い方=防衛戦が潜在的に苦手である事を如実に表しているとも言え、自らの命を捨ててでも人類を殺戮せんとするバグナラクの死生観、と言うよりデズナラク8世が率いる派閥に蔓延した思想の問題点も示したとも取れる。


実際、王様戦隊に分断された以降でダイヤモンドダンジームが攻撃を凌ぎ切って反撃に移れていたのに対し、王様戦隊との交戦経験がある筈の主要陣が相手の猛攻を捌き切れず苦戦、追い詰められそうになってダイヤモンドダンジームを囮に一時撤退する選択を取っている。

もしくは、こうした状況になるのを防ぐ目的で最初から盾役としてダイヤモンドダンジームを招聘した可能性もあるが、その運用意図を実行する以前であっさり戦力分断を許す、絵に描いた餅レベルとも評せてしまうだろうバグナラク主要陣の連携能力の無さも浮き彫りとなっていた。


活躍編集

第19話編集

シュゴッダム和平を結んだ筈だったが、ラクレス敗退の隙を突き、(共存という名目の元)シュゴッダムを制圧したバグナラク。

ダイヤモンドダンジームは主要陣に同行する形でコーカサスカブト城を占拠、ラクレスを表向きに立て人類を苦しめながら滅ぼそうとするデズナラク8世の方針に従うや、反発するドゥーガや命令を拒絶するラクレスを痛め付けて黙らせる役を進んで行い、やがてオージャカリバーZEROをも放り捨てて玉座の間を逃げ出したラクレスを追わずに見送った。


だがしばらくそうしている間に、城へギラと王達の6人が民を救う為に現れる。

シュゴッダム国民を人質にしようとするも、既にンコソパイシャバーナトウフからの精鋭チームが救出済みで残るは城の開放のみ。しかもリタの宣言で五国同盟に代わる王達の新たな同盟にして組織・五王国異様事案対策用戦略救命部隊=王様戦隊キングオージャーが結成されたのを、バグナラク主要陣らと共に見る事となった。


臆さずバグナラクは王様戦隊を排除せんと襲い掛かり、乱戦へ突入。

昼間の城中庭で、ダイヤモンドダンジームはダイヤモンドダンゴムシールドでトンボオージャーハチオージャーの攻撃を弾きつつのカウンター攻撃で優位に立ち、挑発ついでに名乗って勇名を示そうとするも、その都度相手から牽制の必殺技を受け名乗りを中断される羽目に(※しかも2人は防御を破る手段を相談しつつ攻撃しており、ダイヤモンドダンジームの名乗りなど端から聞いていなかった)。

主要陣の援護を頼もうにも、ダイゴーグキングクワガタオージャーに手こずり、カメジムカマキリオージャーパピヨンオージャーへ圧倒され、デズナラクはスパイダークモノスに翻弄されると苦戦状態。結局一時撤退を余儀なくされた主要陣の後詰めとして、ダイヤモンドダンジームは異常成虫を果たして王様戦隊の前に立ちはだかった。


カメジム「デズナラク様っ! ここは鉄壁のダイy(※)…彼に任せて一度引きましょう!!」

「ヌゥアアッ!我が名はダイヤモンド…(守護神降臨のシーンへ切り替わり)」

※切羽詰まった状態での撤収だったので、長い名前を言う暇も惜しんだ様子。


対する王様戦隊も、エクストリームキングオージャーを降臨させ全員で搭乗。夕日のシュゴッダム市街地で交戦に移る。

鉄壁の防御姿勢で相手の攻撃を凌ぎながら反撃のカラットパンチを打つ戦法で優位に立ち、攻めあぐねている王様戦隊に対し背を向けながら「グフフフ…!無駄だ無駄だ無駄だ!」と挑発する余裕をかますも、その隙を見逃さなかったスパイダーの操作で分離したタランチュラナイトの放った糸をまともに浴び、またしても名乗っている最中に両腕を縛られ鉄壁の防御姿勢を封じられてしまう。


こうして完全に丸腰へなった所を、相手が全砲門から放った一斉射撃が直撃。 「ダイヤモンドダンジィィィ……!!」と、今際の瞬間でも名乗ることができずに 敗北・爆散した。

総評して、自前の防御力の高さで粘ばれていたのを、名誉欲に駆られて自ら防御を解いてしまった事で相手の逆転勝ちを許し、勇名を残す所か逆に正式結成された王様戦隊の初陣相手として討たれる、実に情けない顛末を迎えた怪ジームとも言えよう。


第46話編集

自身の正体を知り、生まれた時から死ぬに死ねない存在だと理解したグローディ・ロイコディウムに蘇生させられた、ゾンビ怪ジーム軍団の一体として登場。

幾らキングオージャーに倒されても復活を繰り返して戦い続けたが、ヒメノとジェラミーによって永遠の命に近しい力が秘められたジェラミーの「王の証」をグローディの肉体に移植された事で不死の特性を喪失。ヤンマ/トンボオージャーの「オージャーシューティング」を喰らい、灰化した。


余談編集

  • スーツは第1話で登場したダンジーム及び、第10話のデスダンジームを元に戻しリペイントした物。集合体恐怖症を感じる程ディテールの細かったリペイント元に対し、あえてそのディテールを宝石の質感風のペイントで上塗りする方法により、外見のイメージを大きく変えた白眉物の改造とも評せる。


  • 「昆虫最終奥義は"ダイヤモンドダンゴタックル"が良かった」という視聴者も少なくはないとか。

関連タグ編集

王様戦隊キングオージャー バグナラク

怪ジーム ダンジーム

ダンゴムシ ダイヤモンド

俺の名を言ってみろ

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