概要
北斗神拳の同門(弟弟子)であるケンシロウが世紀末の救世主として崇められていることを知ったジャギは、自らの胸にケンシロウと同じ北斗七星を模した傷をつけ、ヘルメットで素顔を隠していることを利用しながらケンシロウに成りすまし始める。
その目的は、ケンシロウの名を騙りながら極悪非道な行為をすることによって本人の評判を落としつつ、自らのもとにおびき寄せようという魂胆だった。
そして、襲った人に決まって胸の傷を見せながらこう言うのだった。
「フフフッ・・・おまえら~~~~~
俺 の 名 を 言 っ て み ろ !!」
その為、正確にはこの問いの答えは「ケンシロウ様」が正解である(読者は勘違いしやすいが)。
しかし、ショットガンやヘリポートのガソリンタンクなど万策を尽くしケンシロウを追い込むものの、怒りに燃えたケンシロウには歯が立たず、最終的には逆に追い詰められ、さらには同じ台詞をケンシロウから投げかけられる。
「ジャギ···俺の名を言ってみろ」
※ 原作では「おれの名をいってみろ」である。少年誌だし仕方ないね。
pixivにおける扱い
大きく分けると
- 単純にジャギの画像
- このセリフをネタにした画像
- 自らの胸元をはだけさせている画像
の3つに分けられる。
最近では、あのアニメ映画とかけてこんなイラストまで投稿されている。
審判の双蒼星拳豪列伝での扱い
AC北斗の拳(審判の双蒼星拳豪列伝)においてはジャギの究極奥義の一つとなっている。
オーラゲージ2本で発生は4Fの投げ技。食らうと「俺の名を言ってみろ!!」の言葉と共に3択クイズが始まる。
3択の内容は「シャギ」「ジァギ」「ジャギ」のような紛らわしいものが混ざっており、選択を間違えたり時間内(滅茶苦茶短い)に答えられなければ大ダメージを与える。
成功時は追加入力で再び3択を迫り(もう一度だけチャンスをやろう!)、クイズ失敗ならショットガンを発砲、星一つ減らして気絶させる。
追加まで入ればそこそこの効果なのだが、逆に相手に正解されると「ぬぁぜだぁ~!」と叫んで技は中断され、貴重なゲージを浪費した上に間合いが離れて五分の状態……もとい、基本性能の低いジャギにとっては不利な状態に陥る。
しかも1問目不正解で相手の体力を0にしても追加入力すると1ドットだけ回復させてしまう。もちろん正解されたら「ぬぁぜだぁ~!」が待っている。
ちなみに、前もって挑発でショットガンを手放していると1問目不正解でも追加入力出来ない。「そうか!(満足)」
ぶっちゃけロマン技なので手堅く戦いたいなら羅漢にゲージを回そう。……誰だジャギ様使う事自体がロマンとか言ってる奴は。
よくよく考えると、原作でケンシロウの名を騙る中での問答を再現した技にもかかわらずクイズの選択肢にはケンの名前が入ってない。何と答えればジャギ様は満足なさるのだろうか。
加えて、プレイヤーがケンシロウの場合、一撃必殺奥義でジャギにとどめを刺すと、勝利時のセリフが前述の「ジャギ···俺の名を言ってみろ」に変化する。
このほか、ジャギの同キャラ対戦の対戦前の掛け合いでもこのセリフを吐く。
1Pジャギ「俺の名を言ってみろ〜。あン⁉」
2Pジャギ「あぁ~?何だ〜、てめーはァー」
DD北斗の拳での扱い
アニメ版では、度々北斗三兄弟の前に現れてはこの台詞を言い放つも、ボコボコにされたりスルーされたりしてまともに取り合ってもらえないという非常に不憫なことになっている。
とりま「知らねえよ!カス!」。
真・世紀末死あたぁ伝説での扱い
誰も正しい名前を呼んでくれない。
「ジィー↑ドォー↓!」「ジャッカル!」「お前はジャッカルの手下だな…」
他作品では
鳥人戦隊ジェットマン第37話「誕生!帝王トランザ」&第47話「帝王トランザの栄光」
正式な登場回ではトランザがラディゲを服従させる為に言い、退場回では逆に全てを失ったトランザに対しラディゲがリンチした時の言い返した台詞。これが逆転しているシリーズ構成には脱帽と同時に、退場回の衝撃的な末路を演出した。
次大帝プロイストが、反抗的なノーザを従わせる時に使った台詞で、ノーザがプロイストの生体部品として作られたクローンだった事と、反抗出来ぬ様服従回路を埋め込まれていた事が判明する。しかし、ノーザはそれを克服し、プロイストに反旗を翻るのであった。
関連項目
鳥人戦隊ジェットマン トランザ ラディゲ 帝王トランザの栄光
トランスフォーマースーパーリンク グランドコンボイ ウイングコンボイ オメガコンボイ
ケンシロウ、俺を愛していると言ってみろ:まだインターネットが無かった昔、本作のセリフの部分をテープ編集(!)などで抜き出し、同じキャラの他のセリフを無理やり繋げるというMADテープなるものが流行していた。その中にあったのがこのセリフである