皆さんご存知北斗神拳伝承者にして北斗五兄弟の四男。しかし彼の正体は水の為なら手段を選ばぬ世紀末スピリットの体現者である。誰が呼んだか「世紀末求水主ケン王」。理不尽な理由で師父リュウケンの記憶を封じる・世界を荒廃させた大戦争の陰で敵味方関係なく700人を殺害・13回の死刑に耐えた末に脱獄…といった壮絶な過去を持ち、その悪名は世紀末の世に広く知れ渡っている。

本人曰く「北斗神拳で人を救う事を理想としている」らしいが彼にとって「人」とは水をくれる相手だけである。

「手となり足となり一生懸命生きてきた」と自認する千葉一族が大勢おり、水を得る為に各地で暗躍させている。もちろん用が済んだら抹殺する。

リンとバットの扱いを見るに子供は邪魔と思っている。

なお北斗神拳の伝承者を名乗っていながら秘孔術に関する知識は無いに等しく、奥義の失敗やクソ適当な解説は日常茶飯事。得意技も「喋れるようになるおまじない(物理)」と「3秒以上1分未満の間に死ぬ秘孔」のみという有り様で、水切れになると元から低い成功率がさらに落ちる様子。それ故本当に伝承者なのかは疑わしく、視聴者からも「伝承者やめろ」などと指摘されていた。

リン

「きっと深い訳があるのよ!!」

ケンシロウが行き倒れた村で暮らしていた少女。喋れなかった設定は空に消し去った。

本能的に優れた男を見抜く眼力の強い少女で、ケンシロウの生命力の強さは世紀末における理想の男性像だと感じている。

強い者に媚びへつらい生き延びるという、世紀末に生きる者として誠に正しい精神を持つ。

空気が読めない。

バット

「え?」「ひょ〜!!さすがケンだぜ!!」

ケンシロウが投獄された牢で出会った少年。お調子者である点は変わらず、時にケンシロウをおだてておこぼれを貰おうとするが、ほとんどの場面で失敗している。

ケンシロウの非情さに恐怖を感じると共に、その強さには淡い憧れを持っている。

北斗の兄弟達

ラオウ

「認めぬ!!ましてや俺は北斗の長兄!!」

「図に乗るなケンシロウ!!」

「我が生涯に一片の悔い無し!!」

北斗五兄弟長男にして世紀末覇者・拳王。だがその実態は豆腐メンタルとロリコンの二重苦を背負う苦労人。リンにﾊｧﾊｧする姿はレイはおろかケンをも困惑させる。

墓標の裏設定によると青春時代の苦い思い出がきっかけで少女に手を出すようになったそうだが、本作未登場の実兄もリンに子供産ませるとか言ってたので血筋だろう。

かつてのトラウマの象徴たるユリアの存在に恐怖を覚えており、現在においても二指真空把で防げるはずの矢や鬼の子と化したフドウの養子達にビビっている。

こう見えて弟思いなのか事ある毎に兄アピールを繰り返すが、ケン王からは塩対応されて哀しみを背負わされている。しかし流石にトキとの決闘に野次を飛ばされた時は怒りを露わにしている。

黒王号を賭けた最終決戦に敗れた後は最期まで兄扱いされなかった哀しみと悔いを胸に、悔い無しと強がりを張って天に還っていった。

トキ

「ここは私の故郷…私はここで生まれ育った…」

「下がっていろケンシロウ。」「死ねぇ!!」

「ある秘孔を突くことで体の痛みは数倍になる!!」

北斗五兄弟次男。北斗神拳史上最も華麗な技を操ると言われるが、その拳の本質は体の痛みが数倍になる「だけ」という残忍な代物。おまけにこれを受けるとたちまち野盗どもの餌食になるらしい。ケンシロウにも「まさに悪魔だな…」と恐れられていた。

北斗宗家の超人的な生命力を軍事利用する目的でラオウの遺伝子をもとに製造されたクローン人間の一人。生まれつき呼吸器や精神に不調を抱えており、たびたびアミバの人格と声色が表に出る(通称アミバ病)。過去を振り返るたびに生まれ故郷がコロコロ変わるのもこれが原因と思われる。こうしたハンディキャップにくわえてクローンの量産計画が頓挫したこともあって、劇中の時代まで生存しているクローンはトキと後述するアミバの二人のみとなっている。

ただでさえ外道なケンシロウにトキが合流することを警戒した拳王軍によってカサンドラ深部に幽閉されていたが、第四章にてついに再会を果たしてしまう。その際リハビリ代わりに看守2名を惨殺したのを皮切りに、人格の不安定さによる支離滅裂な言動をマミヤに引かれたり、レイに「死ねぇ!!」×3して白髪にしたりと要所で存在感を示す。

そんな彼でも他の兄弟やユリアに対しては原作同様の情を抱いているようだが、ラオウともどもサウザーに挑発された際はラオウを囮にしようとしていた。

ラオウとの決闘ではケンシロウ含む(特にケンシロウ)外野勢が目立っていたせいで見所と感動がこれっぽっちもなかったが、結末自体は原作通り。元ゲームではリュウガが出ないので、多分その後も生きている…はず。

ジ何とか

「俺の名を言ってみろ!!」「なにぃ!!」

「な…なんて奴だ、まったく!!」

北斗五兄弟三男。

原作同様に「俺の名を言ってみろ!!」と難癖つけて回っているが誰も呼んでくれない。部下にすら間違えられている。それでも部下に対しては「我が配下ながらバカな奴らだ！」と笑って許す寛大な男である。最初のモブは殺っちゃったけど。

もちろんケン王からも名前を呼んで貰えず、その非情さと凄みに戦慄した。なお彼が知る昔のケン王はここまで酷くなかったらしい。

最期はケン王の俺と俺と俺とこの俺の怒りを込めた連撃で致命傷を負うが、生命と引き換えの大魔法「メダパニ」を発動したのか、一瞬だけとはいえケン王の口から「ジャギ」という名を引き出し、満足ながらに爆散した。

その後もケン王からは名前を間違えられ続けながらも存在自体は覚えられているため、原作よりは報われている…のかも知れない。

デビルリバース

北斗五兄弟の末弟。

過去700人を殺し死刑執行されること13回。だがそのことごとくを生き延びてきたという、経歴や声がケンシロウと一緒の悪魔(というか実の弟)……なのだが、経歴や凶暴そうな外見に反して言動は冷静そのもの。ジャッカルの弟でもある。

裏設定によれば四人の兄を圧倒するほどの拳の才能を持ちながらも、その巨体が暗殺拳にそぐわないという理由により破門されてしまったとのことで、核戦争後も牢獄に留まり続け、いずれ自分の拳を封じに来るであろう伝承者を待っていた。ケン王に追い詰められたジャッカルが自分の下を訪れた際も、彼が悪党だと見抜いていたのか一切取り合わず、むしろ実兄との戦いに口を挟もうとする姿に不快感すら示した。

ケンシロウとの対決では、羅漢仁王拳を用いるなど、相変わらずの拳の才能を見せるものの敗北。ケンからは殺気がなかったことを指摘されており、初めから一子相伝の掟に殉ずる覚悟だったことが窺える。

南斗聖拳の関係者

シン

「女の心変わりは恐ろしいのぉ!!」

「強者は心置きなく欲しいものを」

南斗孤鷲拳伝承者で、ケンシロウの最初の強敵(とも)。

ユリア(中身は豚)を奪ったり、ハート様やでかいババアをサザンクロスの宮殿で飼っていたりとかなりの豚好き。豚の言葉がわかるらしいが、ユリアは去ってしまったことから、本当にわかっていたかどうかは分からない。

最終戦争での体験がもとで精神を病み、異常な言動を見せるようになったという裏設定がある。きっと豚好きなのもそのせい。

レイ

「マミヤ!!」「来るな!!」

「何でも言ってくれ、友の言葉として聞こう。」

「そうか…俺は気を失って…」

南斗水鳥拳伝承者。この動画における数少ない良心であり、長くケンシロウのツッコミ役としてがんばる男。ただし、奥義の掛け声は「マミヤ!!」。

実は牙一族穏健派の出身なのだが、都会嗜好の強さや毛皮を被る一族のファッションに対する反発などから家出していた。一族が用いる崋山群狼拳のことも子供だましと嫌悪していたが、南斗水鳥拳を学んだ理由との関係は明言されていない。

ある出来事により、ケンシロウからは嫉妬されつつも義兄として持ち上げられるという奇妙な扱いを受けていたのだが…隠し通した方がよいだろう。

ユダ

「あっ…兄貴!!」「はあ…はあ…」

「レイ…俺より強く美しい男よ…!!」

「レイ…俺がただ一人この世で認めた男…」

南斗紅鶴拳伝承者でありレイに想いを寄せるゲイ。レイを兄貴と呼ぶプレイが好きで、常に左手が危ない動きをしつつハァハァ言っている超危険人物。

レイがマミヤに惚れていると知るや否や自らマミヤの村に侵攻しマミヤを拐っては、レイと死闘を演じる。最後はその華麗な技に見とれて奥義「飛翔白麗」を受け、レイに告白しつつ息絶えた。結果的には知略によりレイを孤立させることに成功しており、そのハァハァボイスはユダのあざ笑う声としてレイを死の間際まで苦しませた。ケンシロウに「南斗=ホ○」という偏見を持たせた元凶。

シュウ

「待ちなさい!!」「ケンシロ〜ウ!!」

「ま、待て!!それでは約束が違う!!」

レイの死と入れ替わるように出会った南斗白鷺拳伝承者であり、約束を重んじる仁の星。対ケンシロウ2代目ツッコミ役。

ケンシロウには会った直後からぞんざいな扱いをされてきたあたりも前任者のレイと被っていたりするが、その魂の叫びによって昏睡状態のケンシロウを目覚めさせることに成功した。

原作同様、最期は聖帝十字陵の下敷きになって死ぬのだが…

サウザー

「矢を放て!!」

「も…もしや秘孔を!!」

南斗鳳凰拳伝承者であり、聖帝サウザーと呼ばれる男。矢による攻撃を好み、攻撃の9割は「矢を放て!!」という号令である。だが部下からは撃ってもらえない。しかし結果的に矢を苦手とするラオウとトキに手を出させないようにすることに成功している。

原作同様の特異体質だがケンシロウには初見で見破られており、人中極で浅からぬダメージを負ってしまう。ケンが水切れを起こしていなかったら危なかっただろう…

再戦時は秘孔対策として身体にバイクの部品を組み込んだサイボーグと化すが、ケンシロウにエンジン音で見破られて敗北した。

元ゲームではサウザーを語るにおいて忘れてはならぬお師さん周りの描写が丸々とカットされていただけに、本作のサウザーも特に理由もなく子供を虐げるただのクズ野郎と化している。おかげでケン王からは有情猛翔破…と見せかけて残悔拳を打ち込まれた挙げ句「悪党に墓標は要らん!!」とまで吐き捨てられてしまった。

ユリア

「ぶひ!!」「ぶひひひひ。」

南斗聖拳最後の将･慈母の星であり、やはり豚である。ケンシロウを慕っているが当の本人からは煙たがられており、シンが現れなければ処分されるところだったらしい。

フドウ

「ケ…ケンシロウさん!!」

「は…はい…ならば申し上げましょう…」

「我が将は女性にございます。」

南斗3代目ツッコミ役。山のフドウ･鬼のフドウの異名を持つなど、設定は概ね原作通り。役回りは先代･先々代とだいたい同じで、何が起きても水と女のことしか考えないケンシロウに不安と呆れの念を抱く。

世紀末の荒野を生き抜けるよう子供達にはスパルタ教育を施しており、既にそのメンタルはモヒカン頭のヒャッハー共と大差ない模様。

原作以上の悪鬼というか野獣となって臨んだラオウとの決戦では、致命傷を負いながらもナイーブなラオウの心に親子揃って大きな傷をつけた。

リハク

「このリハクの目をもってしても読めなかった!!」

「海のリハク」の異名を持つ南斗五車星の一人。風・火・雲が元ゲー未登場なので二車星ではなかろうか…

ユリアの居城にてラオウを迎え撃った際はラオウに遺言を言わしめるほどの恐怖を与えたが、肝心のリハクは城に仕掛けた罠の数を把握できていないことを匂わせる発言をしており、非常にレベルの低い戦いを展開することとなった。

予想外のことが起こると口癖のように「このリハクの目をもってしても読めなかった!!」というセリフを口にするのだが、あまりの頻度の多さから視聴者に「節穴のリハク」と呼ばれ、そのボンクラぶりはケンシロウからも突っ込まれるほどだった。のだが…？

巨星落ち、光が蘇った世界で彼が発した言葉は是非とも自分で確かめてほしい。

その他

ジード

そこそこ名の知れた野盗団のリーダー。ジードの名がそのまま組織名として通っている事からも判る通り、リーダーのカリスマで成り立っている集団である。仲間意識も強く、メンバーの死には涙を流す者もいた。

外見は脳筋っぽいが意外と博識で、ケンシロウに惨殺された部下の死体を見て、犯人が北斗神拳の使い手であることを見抜いた。

生き残った部下とともにケンシロウの手の届かない場所まで逃れようとするが…

ハート様

「ケ、ケン!!あ、愛します!!

一生どこへでも、ついていきます!!」

サザンクロス宮殿に住むことを許された高位の豚。もとはユリアの話し相手として集められたらしい。

ケンの「喋れるようになるおまじない」によりユリアそっくりの声で会話する能力を得た。自分を話せるようにしてくれたケンシロウに恋愛感情を抱き、求愛するも力づくで跳ね除けられ非業の死を遂げた。その一連の光景はケンシロウを怯えさせるほど恐ろしいものであった。

トヨ

「どうなされた?旅のお方。」

「ああ、いいですとも。そこで休んでいなされ。」

「いい〜んですよ〜。ひっひっひっ。」

バットの故郷の村で子供達の母親代わりとなっているババア。近年では子供達の顔もわからなくなるくらい物忘れが激しくなり、村を訪れたケンシロウを見て呼吸を荒げるなどの奇行も目立つようになった。いつもはか細い老人らしい声なのだが、心が元気になると女性に近い声になる。

具体的にケンシロウに何をしたのかは一切描かれていないが、この人物との接触によってケンシロウは哀しみを背負うことになった。

ジャッカル

「俺は、お前の兄貴だ!!」

「過去七百人を殺し、死刑執行されること十三回!!」

中規模を誇る野盗団のリーダー。南斗爆殺拳(笑)の使い手。

こう見えて二児の父。

ケンシロウの悪評は知っていたが名前までは把握していなかったのか、過去の罪状をそのまま呼び名に使っていた。

原作同様ケンシロウとの直接対決を避けつつバットの村の井戸を独占しようとするが、ケンシロウがトヨへのお礼参りのために村へ戻ってきたため追い回される羽目になる。しかも団員のフォックスがケン王と内通していたせいなのか逃走先も把握されており、藁にもすがる思いで取り入ろうとしたデビルリバースにすら邪険に扱われる。

ちなみに子供のフルネームから察するにジャッカルという呼び名は苗字らしい。

マミヤ

「ちょっと歩いてきます」

「すぐ地獄行きにならないようにね」

「こ…こんな…酷い!!」

ある村でリーダーを務めている女戦士。それなりに原作準拠だが、リンにおばさん呼ばわりされたり、ケンシロウから一方的に求愛されたり、ボケの進んだトキの話し相手から逃げたりとなかなかの苦労人。ユリアに似ているらしい。

秘孔・新血愁を突かれて苦しむレイに対して、体の痛みを数倍にする薬をトキ経由で渡したことから、実は無情なのかもしれない。

ちなみにユダとの因縁は特になく、死兆星も見ていないらしい。

アイリ

レイの妹。当然兄と同じく牙一族穏健派の出身。

ケンシロウ、レイらに救出された後も無力感のまま、流されるように生きていたが、次第にリンの人格に毒されたのか、強き者に媚びて生きていくことを覚えた様子。

どうも過去（レイの修行時代か？）にアミバ（トキ）と会った事があるらしくアミバ病に感染しており、拳王親衛隊の侵攻に際して発症。北斗特効武器のボウガンを持ち出して親衛隊員を射殺した。

牙大王

牙一族武闘派のリーダー。部下とともに近隣の村々で略奪を繰り返す一方、外界への根回しによって広大な人脈を築いている。

南斗水鳥拳伝承者となったレイを自らの派閥に組み込もうとしたものの拒否されたことがあり、彼に対する報復としてジ何とかによるアイリの拉致を密かに手引きした。

その後、自らの派閥からケン王に寝返った者がいることを知り、マミヤの弟・コウを殺害する際にケンシロウの名が出るように仕向けるなど、ケンシロウ派閥を壊滅させる策を練る。目論見通り、裏切り者達はケン王本人による粛清で壊滅状態に陥り、さらにブラックマーケットから回収したアイリを人質にレイをケンシロウと戦わせることにも成功するが、アイリを手籠めにせんとするケン王の奇策と執念の前に敗れ去る。

アミバ

「我慢しろ!!」

トキと同タイプのクローンの生き残りであり、レイが見間違うほどにトキと全く見分けがつかない。やはり呼吸器と精神を病んでいる様子。

拳法殺しの肉体とニセ北斗神拳を操る元ボクサーをラオウと誤認した挙げ句に人体実験したりユウ少年を「死ねぇ!!」したりと好き放題やっていたところ、水をタカりに来たケン王とトイレを借りに来たレイの来訪で状況が一変。水を出し渋ったためケン王に積歩拳を打たれ、満足してビルから落下していった。

フウガとライガ

「な、何故!!」

二神風雷拳の使い手。何を思ったのか登場して間もなく戦ってもいないうちからカサンドラ伝説を破るかもしれないと勝手にケンシロウに賭けた。しかしその後戦いが嫌になったのかミツを置いて逃亡を謀り、天罰とでも言わんばかりに岩の下敷きになって死んだ。

ウイグル獄長

拳王軍の重要拠点、カサンドラを任される獄長である。ババアの人格と声色が表に出ており(通称ババア病)、怖そうな外見に反してかなり優しい。ただし二重人格を持っているらしく、ところどころで人格や声色が変わる。その巨体からケンシロウに「お前のようなババアがいるか!!」とツッコまれていた。

でかいババア

かつてユリアの話し相手としてサザンクロスで飼われていたが、親しくなり過ぎたためにシンに嫉妬されて追い出された豚のババア。

追放後は辺境の地の一軒家で暮らしていたが、ユリアに似たマミヤが現れたことによりサザンクロスでの日々を思い出し、ケンシロウ一行に水を振る舞った。ケンシロウからお礼として喋れるようになる秘孔を突かれるが、例によって秘孔術は失敗し、非業の死を遂げる。

ダガール

「フフ…お待ちしておりました…

私はユダ様の副官ダガール。」

「私はそういう冗談を許せない性質でねぇ!!」

ユダの副官。自己紹介しようとしても全く相手にしてくれず、開口一番に邪魔発言してきたケンシロウにブチ切れて殺しに掛かったがすぐに秘孔を突かれた。苦しんでもがいているところでケンシロウに「あんたは?」と名前を聞いてくるという外道っぷりを見せつけられた。レイで感じていたユダにキレて襲い掛かるも返り討ちに遭う。

……と思いきや、老人と見間違う程に衰弱しながらも一命は取り止めており、同盟関係の聖帝軍に保護を求めた。しかし変わり果てた姿を兵に認識して貰えず、火炎放射の前に今度こそ最期を迎えた。