概要
死兆星とは、「アルコル(alcor)」の呼び名の一つ。おおぐま座の恒星。等級は4等星。北斗七星のそばに寄り添うように小さく存在する。因みにアルコルとは「かすかなもの」という意味。
漫画『北斗の拳』においては死の運命を背負った者の上に輝くとされ、死兆星がみえた者にはその年の内に死が訪れるといわれている。AC北斗においてはテーレッテー(一撃必殺技)フラグ。
なお、スピンオフ『北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説』においては、見た者を一度だけ蘇らせ、ちょっとだけイケメンになる力を与える全く逆の性質を与えられた。その名も「生兆星」であり、アミバからも都合のいい設定の星と突っ込まれていた。
ネット上においては、上記の北斗的な意味で使われることが多い。
ちなみに、実際のアルコルは古代の徴兵の際の視力検査に利用されたり、見えなくなると年内に死ぬという言い伝えがあったりする。つまり、本来は見えないほうが死亡フラグ。
だが、徴兵されたということは戦場に向かわされて殺し合いをさせられるため、やっぱり死ぬリスクがある。
ファミコンジャンプ
ゲーム「ファミコンジャンプ」の最終決戦にて、ラオウ「貴様は北斗七星の脇に輝く双星を見たことがあるか!?」の問いに、加納錠治、剣桃太郎、山下たろー、ケンシロウ、間抜作、ペガサス星矢、ジョセフ・ジョースター、戸川万吉、キン肉マンが「ある」と答えてラオウとの戦闘になる。