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浜崎伝助

はまさきでんすけ

漫画『釣りバカ日誌』、およびそれを原作とする映画シリーズ等の主人公。
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演:西田敏行(実写映画版)、濱田岳(テレビドラマ版)

声:山寺宏一東映アニメ版、『爆竜戦隊アバレンジャー』ゲスト出演時含む)


概要編集

「ハマちゃん」という呼び名で親しまれている物語の主人公。


一部上場企業である鈴木建設株式会社に勤務するサラリーマンで、物語開始時は無趣味人間であったが、直属の上司である佐々木課長にひょんな事から釣りに誘われて以来、釣りにはまってしまい、そこからは面白さにはまる一方で物語の名前でもある釣りバカへとなった。

九州は宮崎県の出身。実家は「浜崎文化堂」という文具店。三人兄弟の末弟であり、実は兄弟揃って釣りバカ。


ちなみに実家が文具店なのは元ネタがあり、原作担当者のやまさき十三の実家が文具店だった事と屋号を捩っている。


サラリーマンとして編集


同期が係長や課長代理となっていく中で、マイペースに働く万年平社員。勤務中に初期に釣り弟子になった鈴木建設社長でもある鈴(スー)さんと釣りの電話に勤しんだり、業務時間開始時点でトイレに篭って釣り新聞を見ている等の問題行動が見られ、一部では×(ペケ)社員の烙印も押されている。


ただ、万年平社員なのはハマちゃんと釣りに行きたいが故に昇進させたくない鈴さんの意向と同様の理由で出世したくないハマちゃんの希望が合致した為であり、ハマちゃん自身は上記の問題行動はあれど、会社員としてはそれなりに仕事のできる人物である。また整理予定の子会社『鈴建リース』を建て直すなど実績もかなりあるが、社内派閥等に興味がない事もあって出世に縁がないようである。…一応メンバー300人を数える「鈴建釣りクラブ」の会長という肩書きは持っているが。


ハマちゃんとスーさんの関係は鈴木建設の中ではほぼバレていないが、一部例外としてスーさんの甥でもある多胡取締役(タコ)・マツオ取締役・朝本常務は二人の関係を知っている。特に多胡は奥さんとの結婚は当初スーさんからは猛反対されていたがハマちゃん夫妻の尽力があって結婚に至った経緯があり(現在でもハマちゃんに恩義を持っている)、朝本常務は過去にサボって釣りをしていた事がスーさん(この時はまだ釣りの趣味に目覚めてない)の逆鱗に触れた事があり、蟠りを経た後に和解して釣り仲間になった逸話がある。


性格編集

基本的には明るい性格で部署におけるムードメーカー的存在であり、一部の上役やエリート型の人物には煙たがられているものの、若手社員からの支持は絶大であり敵意を抱いていた人物も浜ちゃんを理解するケースも少なくない。


釣りを通じた交友関係は広く、財界の大物ですら顔見知りである。だが公私混同を酷く嫌う性格から、その人脈を個人的な理由で使う事は殆ど無い。鈴さんが「社長命令」として釣果を自分の手柄にしようとした際には、絶縁を考えるほど徹底的に激怒したこともある。


また基本的に家族思いの人物で仲は良いが、釣りの事になるとやや暴走しがちな面がある。

倦怠期というのがこの夫婦にはないのかってくらいよく合体する。


実写版編集

概ね上記通りだが、第一作では手違いで本社異動になった所からスーさんとの出会いが描かれる等差異がある。

ちなみに原作と違い、最初から釣りバカで社員食堂にお忍びで食事していたスーさんに魚を綺麗に食べる講釈をしていた。

自宅は一軒家で海に近い所にある。

原作では釣りバカなハマちゃんに手を焼いているみち子さんが、あまりそうではなかったりする。



関連タグ編集

釣りバカ日誌 ハマちゃん

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