タイプシャドー
たいぷしゃどー
「OKOK~!何も言わなくも、OK~!闇を作ればいいんですよね闇を!OK!い~ってきま~す!」
「OKOK!なんとすっばらしィ~!タイトル通りだ~!」
叩いて「タイトル」を打ち込むと、その内容が現実となるタイプキー『タイプライター系キー』を全身に配置した印字装置系シャドー怪人(ライト曰く「面白い能力」)。ノア夫人に仕える家臣の1人。
ピエロを思わせるような姿で、「OK!」と陽気にタイプしながらパニックを引き起こして喜ぶ悪漢。この「タイトル」にはこだわりがあるらしく、直接的な表現は嫌いなようだ。
ノアの命で闇を集めるべく町に繰り出し、駆け付けた2号以外のトッキュウジャーに対し、「さよなら、トッキューレッシャー」とタイトルを打ち込んで烈車を退却させ、遅れて参戦した2号にも「トカッチ、夕焼けに死す」とタイプし、彼を今日の日没と同時に死ぬ運命に変える。しかし1号の攻撃で頭部右側を損傷して撤退。
その後、クローズの供する闇を吸収して傷を回復させた折、トカッチを捜索していた2号以外のトッキュウジャーに見つかり交戦する。そして日没ギリギリになって2号が登場、1号との乗り換え変身による攻撃に翻弄されるも、ついに日没を迎え、2号は死亡してしまう。
しかし、先ほどの攻撃で実は身体のキーをタイプされており、タイトルは「トカッチ、夕焼けに死す そして復活!」に変更されており、2号は復活。
再びタイトルをつけんと意気込むも、2号の猛攻で両腕を封じられ、トカッチキックを喰らった挙句、「お習字」に変化したレインボーラッシュによって半紙を身体に貼られ、「シャドー怪人の最期」と墨書きされた挙句、硯が頭に落ちてきて死亡。(その際タイトルが安直なことにツッコんでいる。)
直後、闇暴走で巨大化。宇宙まで飛んで行ってしまったトッキュウレッシャーの代わりとして呼び出されたディーゼルオーと激突。またしても身体のキーを利用されてトッキュウレッシャーを呼び出される。2大ロボに対し「トッキュウオー大爆発」とタイプして爆破攻撃を仕掛けるが、ディーゼルオーの防御力の前に失敗。さらに腹部のエンターキーを破壊されて能力を封じられ、最後は「フミキリケン烈車スラッシュ」「ディーゼルオースピンキック」を同時に受けて爆散した。(その際に「OKじゃな~~い!K.O.~~!」と叫んでいる。)
ダンガンロイド:『特命戦隊ゴーバスターズ』の怪人で、松本氏がタイプシャドーの声を担当するまで実に2年のスパンを要した。
ワニカエルギン:『地球戦隊ファイブマン』の怪人で、「戦隊のメンバーに降りかかった死の運命を、機転を利かせて怪人の能力を活用して乗り越える」と展開が似ている(ただしこちらは仲間によって乗り越えているのが少し異なる)。