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ネッシーのウオボ渦

ねっしーのうおぼうず

ネッシーのウオボ渦とは『天装戦隊ゴセイジャー』の悪しき魂であり、ネッシーの正体とされる幽魔獣である。
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「空に雲は無く、世界は晴れ渡り多くの犠牲を待っている」
「1万年分の怒りを籠めて……退屈は、悪意と失望を磨く」
CV:森田順平、スーツアクター:おぐらとしひろ

データ

生息地:
特技:人の影を奪う
作戦:人の影を奪って絶滅させる
趣味:気まぐれに人の写真に写ってやる事

概要

「恐竜の生き残り」とも称される有名な未確認生物「ネッシー」の正体とされる幽魔獣。
如何にもプレシオサウルスの生き残りとされるネッシーらしく、長い首と泳ぐ事に特化した四肢の意匠が見られる巨躯の持ち主だが、尻尾や両足がカタツムリの頭部の様になっており、ずんぐりとしたその背中もまるでカタツムリの殻と思しき外見となっている。また、そうした外見に似合わず芝居がかった大仰な口調で話すのも特徴の1つである。

戦闘ではその強靱な尻尾を叩き付けて攻撃し、長い舌を鞭の様に操り何物をも寄せ付けない。他にも両手首から鋭い針の様な剣でを生やしている為に近接戦も得意であり、更に撃ち落とされても弾けた欠片が相手を襲う火炎弾、そして口からのエネルギー波等、多彩な攻撃手段を持っている為に隙が無い。

この様に触れる事も罷りならない難攻不落の相手だが、彼の能力の真骨頂はその中でも長い舌にある。上述した通り彼の舌は戦闘で鞭の役割を果たすが、その他にも人間と無機物の影を奪い取る事が可能で、影を奪われた犠牲者は瞬時に仮死状態に陥り、最終的には絶命してしまう。
まるで牛鬼の様な凶悪な能力だがこれには弱点があり、強い日差しで濃く出ている影でないと奪う事は出来ず、逆に曇っている時の様に薄く出ている影は奪えない。

何と1万年前にグランディオンヘッダーだったゴセイナイトを下した事のある強豪の幽魔獣であり、あの膜インが下手に出て敬語で話す唯一の相手である。


劇中での活躍

前回ワライコ僧ゴセイジャーと戦い敗北していた頃、膜インはウオボ渦と密会していた。「今日も良い天気になりそうですねぇ~。そうは思いませんか、ネッシーのウオボ渦?」と他愛の無い世間話をする膜インに対してウオボ渦は……

「足元に濃く影は落ち、人共は立ちすくむ。静かに… そして冷酷に……」

…と中二病、もとい詩的な言葉を並べ立てる。すると彼に信頼を寄せる膜インはウオボ渦の勝利が揺るがないと信じ切っているのか、「あなたなら、必ず地球を吾輩達の物にしてくれるでしょう。ブフフハハハハハハッ……」と笑うのだった。

斯くして行動を開始したウオボ渦は街へ繰り出すと、その場に居合わせたカップルの影を下で舐め取ってしまう。するとカップルは意識不明の重体に陥り、ゴセイジャーが駆け付けた時には1人の少年を除き、既に大勢の人間が彼によって影を奪われた後であった。
鞭の様に波打つ彼の舌の音から、ゴセイナイトは「あいつが 再び姿を現したか……」とウオボ渦の出現を察する。すると上記の台詞と共にウオボ渦が出現。自分に敗れた筈のゴセイナイトが生き残っていた事を嗤うと、ゴセイナイトは「私は、あのときの私とは違う!お前の事は1万年間一日たりとも忘れた日は無い!!」と闘志を燃やして立ち向かう。共に戦うゴセイジャーにウオボ渦の能力を知るゴセイナイトは迂闊に近付かない様に警告するが、先走ったブラックがロックラッシュを繰り出してしまう。だがウオボ渦が飛んで来た岩の影を下で舐め取ると、岩はそのまま勢いを失い落下。

ウオボ渦の影を食べる能力が生物どころか無機物にまで有効と分かるや否や、能力を警戒したゴセイジャーは木陰に入って対処しようとするも「浅知恵が事態を改善する事は無い!」と嗤いながら強靭な尻尾による強打で木を吹き飛ばしてしまう。その隙にゴセイナイトが攻撃しようとするが、4人を庇う為にレッドがウオボ渦に組み付いた所為でゴセイナイトは手が出せない。
すると不意に空が曇って自身の能力が使えなくなったのを受け、「日の陰りは私に休息を告げる。日の下でまた会おう。フッフッフッフ……」と言い残して撤退。一方、その圧倒的実力を前にしたゴセイジャー達は危機感を募らせるが、ゴセイナイトは敵を倒す事より仲間を庇う彼らの弱さと甘さを指摘し、険悪な空気のままその場を去って行くのだった。

翌日、空が晴れたのを見計らって再度出現したウオボ渦は「フッフッフッフ…収穫の時、来たれり」と新たな犠牲者を求めて電車を襲撃するが、影を奪われた犠牲者が命を落とす前に倒そうとゴセイジャー達が立ち塞がる。当然ゴセイナイトも駆け付けるが、昨日の今日で共闘の意思は無い。
日陰の無い場所に現れた彼らの無策さを「フン!知恵無き者は抗いを無駄と知らぬ物」と嗤うウオボ渦だったが、ゴセイジャーはスパークェイクで塵を舞い上げ、プレッシャワーで水を巻き上げて最後にツイストルネードで雲を作り、風で広げる事で空を曇らせてウオボ渦の能力を封じようとする。だがウオボ渦はそれを無駄と一蹴し、発した光線で雲を吹っ飛ばしてしまった。
見兼ねたゴセイナイトが改めて参戦するも、指からの光線や長い舌、火炎攻撃で圧倒。立ち上がるゴセイジャーのゴセイダイナミックを受けても無傷と言う鉄壁の防御力を見せ、反撃で一気に吹っ飛ばしてしまう。それでも諦めず立ち向かう5人に対し、「全て纏めて我が餌食としよう!」と彼らの影を舐め取って奪おうとする。

だが、それは自分達を犠牲にした5人の作戦であった。彼らの意図を理解したゴセイナイトは「私が護星の切り札だ!」と叫んでグランディオンヘッダーに変形。影を飲み込むまでのタイムラグを突かれたウオボ渦は舌を切断され、5人の影は元の持ち主の所へ戻ってしまう。そしてゴセイナイトのレオンレイザーによる猛反撃の末、バルカンへッダーを召喚してのナイトダイナミックを喰らい敗北してしまう。

直後にビービ虫から噛み付かれると、「ゴセイナイト、お主に私は倒せぬ。相手が増えようと私の戦い方に変わりは無い」と言って巨大化。
「フン!私に敵う者はいない」ゴセイグレートとゴセイグランドを口から発射するエネルギー波で合体解除に追い込むが、心を通わせたゴセイジャーとゴセイナイトが互いを認め合った事で奇跡が起き、2体はグランドゴセイグレートへと合体。さしものウオボ渦も1万年前には有り得なかった新たな護星の力の前にはどうする事も出来ず、「太陽が燃え尽きる事があろうと、この私が負ける事など有り得ん……!」と言う驚愕の言葉と共に圧倒され、最期は止めのグランドグレートストライクを受け「ヌアァッ!もっと光をぉッ……!!」と言い残し爆散。1万年越しのゴセイナイトとの因縁に終止符が打たれたのであった。

余談

モチーフはネッシーカタツムリ。名前は映画『ウォーターホース』と本エピソードのタイトルと同名の曲で有名な『オズの魔法使い』に巻きを掛けている(カタツムリの殻だけに)他、「魚坊主」も込められていると思われる。

趣味の「気まぐれに写真に写る」事が人間達によって「ネッシー」として伝えられたと考えられるが、封印を解かれた際に現場には煙を吐き出すエルレイの匣が痕跡として残る為、真偽は不明。
エルレイの匣を通して膜イン達が長距離を移動する点を踏まえると、その移動に用いられた可能性もある。

声を演じた森田氏は4年前にも『轟轟戦隊ボウケンジャー』でリュウオーンの声でレギュラー出演していた。また、翌年の『海賊戦隊ゴーカイジャー』でも再びリュウオーンの声を担当した。

関連タグ

天装戦隊ゴセイジャー 悪しき魂 幽魔獣
ネッシー カタツムリ ウォーターホース

忍狼獣ファングール:『忍風戦隊ハリケンジャー』の怪人で、相手の影を喰らう能力を持つ。但し、犠牲者は凶暴化するだけで命に別状は無い。
5000℃のクラスニーゴ:同じく劇中で護星天使の仲間を倒している実力者。

ジョージ・クライ:中の人繋がりの8年後のプリキュア作品のラスボスでウオボ渦同様に詩的な言い回しを好む。

ゲッコー・モリア:『ONEPIECE』の海賊で、こちらも相手の影を奪う能力を持つ。

牛鬼:こちらも人間の影を舐める事でウオボ渦同様、人を死に至らしめる凶悪な妖怪

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