ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

「地球犠獄集団幽魔獣の一員!ツチノコのト稀ヅ!」

 

CV:長嶝高士スーツアクター田中宏幸


データ編集

生息地:土の奥深く

特技:土中を猛スピードで掘り進む、様々なヘドロ毒を操る

作戦:著名人達を襲い、地球を汚すヘドロに変える

趣味:砂像アート


概要編集

ウォースターが壊滅し、敵組織が幽魔獣になって最初に登場した怪人。ヘビに似た姿で有名な未確認生命体ツチノコ」の正体とされているが、ヘビの獣人のような姿で普通に手足がある。

 

「シャーシャシャー!」と声を張り上げるクセがある。

 

能力編集

地中深くで暮らすだけに、地中を高速かつ自由に掘り進む事が可能で、戦闘でも相手を翻弄できるのが強み。

更に体内には複数のヘドロ袋を持っており、そこから吐き出されるヘドロ状の毒を受けた人間はドロドロに溶け、そのまま地球を汚染するヘドロにされてしまう。


劇中では首相やアイドル、フィギュアスケーター等の有名人を次々と毒で溶かしていき、ヘドロを大地に浸透させる事で地球を毒の星にしようと目論んだ。


劇中での活躍編集

劇中では描かれていないが、前回封印が解けたブロブの膜インビッグフットの筋グゴンによって自身を閉じ込めるエルレイの匣から解放された事を受けて行動を開始。


地球を毒の星にする為に総理大臣の畑山太郎国民的アイドルグループの5人組である椿プロゴルファーの岩川翔選手格闘技A‐1世界チャンピオンの有藤剛史選手プロ野球の田中久博投手と、政界、芸能界、スポーツ界の著名なスター達を次々と襲っては自身の毒で溶かし、地球を汚染するヘドロに変えて行く。こうした事件を受け、何も知らない一般人の中にはショックで泣き崩れる者が続出する程であった。


次なるターゲットとしてフィギュアスケートの浅井美代選手を溶かそうとその付き人のマネージャー共々襲撃するが、それは彼を誘き出そうとカモミラージュで姿を変えたハイドエリであり、逆に2人からのダブルキックで吹っ飛ばされてしまう。

現れたゴセイジャーに対して律儀に自己紹介するや、そこへ笑いながら幽魔獣の首領である膜インと筋グゴンが登場。「吾輩達は何万年も前から地球に存在していて、いつかこの星を毒で満たされた住みやすい星にするのが夢なのさ」「フンッ!その夢、すぐにでも叶いそうだぜ!」と自身の目的を語る両者に対し、そのために総理大臣や有名人達をヘドロにしたのかとエリが問う。対する膜インは……


「そうだよ~、ヒトっていうのは弱いからねェ…。たった一握りのリーダー的存在が消えただけで希望を失い、悲しみに暮れ、我々の作戦に抵抗する力も無くなってしまう」


……と何ら悪びれる事無く語り、筋グゴンもこれからが本番だと続ける。

だがアラタは臆することなく「そんな作戦、本番前に打ち切りだ!」と返し、膜インは「ブフフフフッ、今の護星天使の力の程を見てやるか……」と意味深な言葉を口にする。


かくしてそのまま交戦に入る両陣営だが、1万年前よりも汚染が進んだ分、幽魔獣にとって現代の地球では自分達の力は強まっているらしく、怪力を発揮する筋グゴンに対してランディック族の兄妹はパワー負けし、毒を吐いて地中に潜るト稀ヅの戦法にブルーも翻弄されてしまう。そしてブヨブヨした身体の膜インには、レッドピンクの攻撃が思うように通じない。

やがてト稀ヅは5人に毒液を浴びせ、そのまま体が溶ける大ピンチの状況にゴセイジャー達を追い詰める。

「諦めろ!俺の毒の効果は俺が死なない限り消えない!」と勝ち誇るト稀ヅに対し、体が溶け始めながらも闘志を捨てないゴセイジャー達だが、あっという間にやられそうになってしまう。


しかしそこへ突然謎の戦士が現れる。

「地球を浄める宿命の騎士…ゴセイナイト!」と名乗ったその戦士に対し、ト稀ヅは「お前も毒の餌食にしてやる!」と挑みかかるがレオンレイザー、レオンレイザーソードといった武器やナイトメタリックなる技で圧倒される。

地中に潜って翻弄し、そこから「シャアァァッ!バカめ!このツチノコのト稀ヅ様に逆らうからだ!」と空中へ飛び出してそのまま体当たりで攻撃しようとするも、バルカンヘッダーを召喚したゴセイナイトのナイトダイナミックを受け敗北。ト稀ヅが倒れると同時にヘドロと化した人々も元に戻った。


だが直後にビービ虫に噛み付かれて「大復活~ッ!何だか分からんが、今度こそ一瞬で葬ってやる!」と叫んで巨大化。

等身大では見せなかった戦車形態に変形して「シャアァァァッ!!」とゴセイジャーに襲い掛かるが、ライオン型のグランディオンヘッダーに変形したゴセイナイトはそのままグランディオンとなる。口からのエネルギー波で迎え撃つト稀ヅだったが、グランディオンの体当たりで元の姿に戻されると、そのままグランディオンイレイザーを受けて爆散した。


後にブロッケン妖怪のセマッタ霊が創り出した幻影として再登場(あくまで幻だからかセリフはなし)。

当初はただの幻だったが、セマッタ霊がアバレヘッダーを入手した武レドランから力を与えられてパワーアップしたので実体と能力を得、スーパーゴセイブラックを毒で石化させる……が、パワーアップしたブラックには通用せず、そのままスーパースカイランドシーダイナミックを受けて消滅した。


余談編集

モチーフはツチノコダンゴムシ

戦車形態に変形した時の車輪も丸まったダンゴムシを象っている。


名前の由来は映画『トレマーズ』からだが、同時に「止まれず」との語呂合わせにもなっている。ただし「ト稀」ではなく「ト稀」。しかし、当初の設定画では「ト稀」であった事が確認出来る。単なる誤植か、設定に変更が生じたのか、詳細に関しては一切が不明。


後者の映画は地中から巨大生物が人々を襲うシーンがあり、これが地中を高速移動しながら人々を襲うト稀ヅの作戦の元ネタになったと思われる。


「ヘドロに変えるのなら有名人じゃなくても無差別に一般人を襲えば良いのでは?」と思うかも知れないが、彼が率先してヘドロに変えたのが国の指導者や国民的アイドル等の著名人達だったのは、大した才能も無く、日々を生きるのに精一杯な一般人達の生活を守ったり、彼らの心に夢や希望等の生きる意欲を与えられたりするから。そうした存在を一般人から奪う事で、人々を絶望に沈めて幽魔獣に抵抗する気力を削ぎ取ろうという魂胆であった。


ただ地球を自分達に快適な汚れ切った星に変えれば良いというだけでなく、そこに生きる人々の心を絶望で染め上げた上で彼らを滅ぼそうとする――――たった1話限りの怪人だったが、このト稀ヅはいかに幽魔獣が卑劣で腐った連中であるかをまざまざと視聴者に見せ付けてくれた存在と言える。


声を演じた長嶝氏はスーパー戦隊シリーズの常連であり、2000年代で出演していないのは2001年の百獣戦隊ガオレンジャーと2006年の轟轟戦隊ボウケンジャーだけである。


客演編集

宇宙戦隊キュウレンジャー』にて、宇宙人の子供のペット(プルトイ?)として戦車形態のミニチュアが登場している。


関連タグ編集

天装戦隊ゴセイジャー 悪しき魂 幽魔獣

ツチノコ ダンゴムシ トレマーズ 毒属性


ドルマー:『星獣戦隊ギンガマン』に登場するダンゴムシがモチーフの怪人。同じダンゴムシがモチーフのト稀ヅが登場するまで実に12年のスパンを要した。

ダンジーム13年後に久々に登場したダンゴムシモチーフ怪人の後輩地底より蘇った組織の1番手怪人と同じ所を持つ。

ドーラキマイラ:同じく各界の有名な選手やアイドルを消して人々を絶望させようとした『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の戦隊怪人。

関連記事

親記事

幽魔獣(一般構成員) ゆうまじゅうのいっぱんかいじん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 828

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました