「名前でガッチリ支配してる所が素敵でしょ?もう毎日人間たちはビクビク~!お互いにもう名前も呼べな~い♥」
(ザラムに対して)「つーまーり、今は敵ってコトよねェ?」
プロフィール
登場回 | 第18駅「君の名を呼べば」 |
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身長 | 202cm(巨大化闇暴走時身長44.4m) |
体重 | 189kg(巨大化闇暴走時体重415.8t) |
主 | 闇の皇帝ゼット |
闇形式 | ゼハ22-18 |
闇装備 | 頭痛系リング、宝石系ガントレット |
作戦運行 | 頭痛系リングによる苦痛から闇を集める |
闇駅名 | 変頭痛 |
心の闇 | 痛み |
シャドー怪人蘊蓄 | リングシャドーの全身の宝石は、闇で磨かれた不吉なものばかり |
CV | 三宅健太 |
スーツアクター | 矢部敬三 |
概要
名前を呼ばれると激しい頭痛を齎す効果を持つ黄金のリング『頭痛系リング』を人間に強制的にはめて苦痛を与える、指輪系シャドー怪人。闇の皇帝ゼットに仕える家臣の1人。
独占欲に満ちたオネエっぽい性格で、声もオネエ系だが凄むと一転、ドスの効いた野太い声と化す。はめられた瞬間相手の名前が刻まれるこのリングはリングシャドーにしか外すことができず、名前の支配から逃れる術はない。
攻防一体の両腕の『宝石系ガントレット』も鋭い宝石を備えた美しく強力な武器であり、「オネエ=強い」というセオリーに反せずなかなかの強敵である。
闇を見とめてザラムが駆け付けた際には既に多くの人間にリングをはめており、トッキュウジャーにクローズを嗾ける隙にザラムにも名を刻印したリングをはめるが、既にその名を”絶対的に”捨てた彼には聞かず愕然とする。
しかしそこに「キラキラ」を持つザラムに興味を持ったゼットが登場、彼を呼び捨てにした制裁にライトにもリングをはめる。そして「ゼットの闇を受けて再びシャドーラインとしての己を自覚させられたザラムが本当にシャドーを捨てたのか、もう一度確かめたい」というゼットの提案を受け、ライトを拉致して撤退する。
その後、ザラムの前で再びライトを甚振るも、「”ライト”でない本当の名前を思い出した」という彼のハッタリにまんまと騙されてリングを外し、彼を自由の身にしてしまう。(ゼットには気づかれていたようで、外す直前「おい待て!」と一喝していた)
今度はザラムの名を連呼して甚振るも、1号以外の4人が彼に「虹野明」という新たな名前を付けたために、彼のリングも無力化されてしまう。
その後、興が削がれて勝手に帰ってしまったゼットに置き去りにされ、トッキュウジャーと交戦。トッキュウ6号と激突し、ユウドウブレイカーを受けて敗北。
直後、闇暴走で巨大化。キックでフミキリケンを蹴り落とし、トッキュウオーを回転しながらのガントレット攻撃や爆発する投げキッスで追い詰める。しかし6号のドリルレッシャーが地底から出現、真下から臀部を突き上げられて回転する攻撃に悶絶するもつかの間、トッキュウオードリルのドリルトルネードを喰らい爆散した。(その際「グルグルどいひ~~~!」と叫んでいる。)
余談
作中の描写を見るに、ザラムとは過去何かしらの関係があったようである。ザラムのハーモニカの音色を聞いた際に「キュンキュンしちゃう♥」とつぶやいているが、果たしていかなる仲だったのか・・・。
闇形式の由来は「頭痛」の語呂合わせ。
演じた三宅氏は、前作で、デーボ・ヤキゴンテの声を演じた。また、9年前の、轟轟戦隊ボウケンジャーでは、クエスター・ガイの、声を演じた。
関連タグ
トウギュウワルド:7年後の戦隊『機界戦隊ゼンカイジャー』に登場するリングシャドーを演じた三宅氏が演じる怪人。
魔進鬼:宝石モチーフの戦隊怪人の後輩。