「次はこっちだギョ~!」
「シルバー?ゴールド?銀か金かどっちだ!?」
データ
プロフィール:元々は左腕に生物のカルシウムを奪う事のできる特殊な吸収孔を持つ宇宙人
強化改造:骨抜きピラニアーム、骨抜きロッド
特殊任務:地球人骨抜き作戦
登場話:第19話「15戦士の鎧」 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
概要
宇宙帝国ザンギャックの行動隊長。魚の意匠が随所に組み込まれた、緑色のガイコツ怪人といった姿。「ギョー!」が口癖。
元々は左腕に生物のカルシウムを奪う機能を持つ宇宙人だったが、これをインサーンに改良され、「骨抜きピラニアーム」を取り付ける改造手術を施された。アームから「骨抜きエネルギー」を発生させ、生物の気力を骨の形にし、ロッドで釣り上げて奪う事ができ、パワーを奪われた者はやる気をなくして文字通りの骨抜きになってしまう。
活躍
上記の能力をワルズ・ギルに気に入られた為、彼の独断によってギガントホースに召集され、ワルズ考案の地球人骨抜き作戦に従事。
人々を文字通り「手にかける」最中、駆け付けたゴーカイジャーとの戦闘に突入するが、グリーンとシルバー以外の4人からパワーを奪って撤退。
その後、2人しか戦えないゴーカイジャーを攻撃するも、鎧が「ゴールドアンカーキー」を誕生させて変身したゴーカイシルバー・ゴールドモードに圧倒され、ゴーカイレジェンドリームを喰らい敗北。
犠牲者は元に戻ったが、作戦失敗を見てワルズは逆に「もうどうでもいい」と無気力になってしまった。
直後に巨大化ビームを浴びて巨大化。
ゴーカイオーと豪獣レックスの2体相手に果敢に挑むも、最後は豪獣トリプルドリルドリームを受け爆散した。
スーパーヒーロー大戦
大ザンギャックの怪人として登場。
シンケンピンク、バトルケニア、チェンジマンと戦っていた。
余談
モチーフはピラニアだが、その他モチーフとして骨も含まれている。
上記の様に、ウオーリアンに改造を施したのは他でもないインサーン自身なのだが、彼を見て「見たことない顔」と、何故か完全に初対面の反応を見せていた。
ダマラスもインサーンもこの行動隊長の存在を知らなかったようだが、ザンギャックの規模から察するに、数多く行動隊長が存在するゆえに忘れられたと思われる。また、この回のラストで皮肉にも作戦を立案したワルズ自身が無気力になったことが糸を引いて次の作戦準備が遅れたのか、続く20話ではザンギャックは登場せず、バスコ一派がメインの敵を張った。
ウォーリアンではないので注意。本編opのクレジットでも誤表記されていた。
声を演じた陶山氏は次回作『特命戦隊ゴーバスターズ』でもファンロイドの役で出演している。
関連タグ
デーボ・ホネヌッキー:後に登場した、相手を骨抜きにする骸骨モチーフの怪人。
トイレグルマー・リミテッド:こちらは相手の『芯』を抜き出し人々を無気力状態にすることができる後輩怪人。ただし、こちらのモチーフはピラニアではなくトイレ。