プロフィール
概要
Stage19から登場。ヒカルが所有するマジランプの中に閉じ込められている魔法猫で、猫がモチーフなだけあって、喋る台詞(特に語尾)に『ニャ』が入る事もある。
普段はランプから顔だけを出しているが、全身像はマッチョな体にアラビア風の衣装を着込んでいる。初登場時はモチーフのランプの魔人の伝承通り擦った事で出現だったのだが休眠していたのを起こされる形だったのかそれ以後は自由にランプから出てこれている。
後述の事情から元ネタとなったキャラクター同様に、マジランプを擦って呼び出した者の願いを一つだけ叶えるのだが、スモーキー曰く『労働には見合った報酬が必要(しかも前払いで)』との事で、無条件及び無償で願いを叶えてくれるわけではない。
そして『勝てないケンカはしない』がポリシーで、それが理由で報酬の前払いとして小津兄弟からお刺身などのご馳走を食べさせてもらったにもかかわらず最初はマジレンジャーのインフェルシアとの戦いには(小津兄弟の『インフェルシアをやっつけたい』という願いを聞き入れずに)我関せずに徹していたが、マジレンジャーの魔導神官メーミィとの戦いでは諦めずに勇気を振り絞って戦ったマジキングを助けるため100m(巨大化したメーミィの身長)を超える巨体になった。(これは本人曰く『諦めなければ負けじゃない』→『勝てるケンカ(戦い)だから手を貸した』とのことである)
マジトピアの火山の煙から生まれた存在であり、そのため肉親が存在しないことから昔は荒れて好き勝手にいたずらばかりしていたが、ある時宝物庫を荒らしていた際に勝手に開けてしまった「消滅の箱」の呪いを受け、消えそうになったところをヒカルにマジランプの中へ避難させられて今に至る。
呪いの影響でマジランプからは3時間しか出られず、その時間を過ぎると煙になって消えてしまう(根性を出せば少しだけ延長できるようである)。呪いを解くには人々の願いを叶え続けて一人前の魔法猫になるしかないとのこと。なお、トラベリオンエクスプレスの中では自在に抜け出ることが出来るので補給係や運転補助を務める(Stage26では運転士を務めた)。
とはいえ、マジランプからの拘束は実は自分で断ち切る事が出来、自分とマジランプを繋ぐ煙を引き抜くだけである。しかし、彼本人の性格が義理堅い一面がある為か、自分から断ち切る事はまず無く、Stage26でのみ見られた(とはいえ、これまでに家出を繰り返してきたようだが)。この時に出したオナラはかなり臭く、芳香ちゃん扇風機の臭いでもなかなか取れない。
口の悪さでも小津兄弟には偉そうな態度をとり、現在もいたずら好きな一面を見せるが、主人であり命の恩人でもあるヒカルには頭が上がらず、彼のことを「ダンナ」と呼んでいる。小津兄妹達は名前でなく兄妹の位置順で呼んでいる。
だが、インフェルシアによる事件の濡れ衣を敵に被せられた時唯一無実を本気で信じ助けてくれた麗に対しては第二の恩人であり母の様に優しくしてくれたことから『次女』から『麗』と呼び方を改め、『信じてもらえのないなら信じない』のではなく、『信じて貰えるように努力する事が大事』だと教わった。
単体での戦闘力も高く、得意技は猫騙しで意表を突き、マジキングのアシストを行うスモーキー様究極奥義・猫だましと、四つん這いになって走って勢いをつけてから敵めがけて飛び掛かり、空中連続蹴りのラッシュで敵を攻撃するオレ様最終究極奥義・ネコまっしぐら。
食べ物を砂に変えてしまう呪文も使える。(この呪文でのいたずらが原因で、事件の犯人と疑われたことがある)
そして更にStage26ではヒカルに変わってトラベリオンを操縦し、敵を掴みながら跳び上がり連続蹴りを浴びせる『俺様的奥義・ネコキック』なる技を披露したこともある。
しかもStage34では口の中にルナジェルとヒカルを避難させるという不可思議な術を披露しており、彼にはまだまだ明かされていない秘密が多いようだ。
関連タグ
他作品の関連・類似項目
快傑ライオン丸:ドラマCD「トラベリオン・マジカルツアーズ 魔法世界の大ぼうけん!」にてヒカルに変身の催促をした際のセリフはこの作品のパロディとなっている。
カブタック:8年前に登場した草尾毅氏が演じる主人公のロボットで、作中ではスモーキーのように願いを叶えるアイテムがキーパーソンになっている。
宇宙妖精ピコット:マジレンジャーから7年前の作品に登場するキャラクター。スモーキーのように願いを叶える力を持つ。(しかも一つの惑星においてどんな願いでも5つ叶えてしまう)ただし、戦闘能力は皆無である。
グリーンレイカー:草尾がマジレンジャーから15年前の作品で担当したキャラ。こちらは新幹線をモチーフにしたキャラ。