「どんな強力な電磁石も、勝利は引き寄せられなかったか~!」
データ
概要
ジシャクバンキがヨゴシュタインの強化改造を受けて進化した蛮機獣。鉄心にコイルを巻いて装着し、電流を流す事でパワーアップしており、外見も両肩の磁石と頭部にコイルが付く程度ながら変化している。
持ち前の磁力も電磁力に強化されており、その強大な電磁力で鉄骨を引っこ抜くだけで高層ビルを簡単に崩壊させてしまう。とは言え所詮は元のジシャクバンキの磁力を強化しただけなので彼の本質は何も変わっていない為、自身の身体より大きい物を吸い寄せると自滅してしまう弱点も一緒である。
活躍
強化された能力によってこれまで以上の破壊活動を繰り広げていると、其処へバイト中のグリーンを除くゴーオンジャーが駆け付けて再戦。レッド達4人のゴーオンギアを強奪し、4人も吸い寄せようとした所に範人が鉄球クレーン車で駆け付ける。纏めて吸着しようと電磁力を最大限に上げるデンジシャクバンキだったが、巨大な鉄球を勢い良く吸い寄せてしまった為にそのまま吹き飛ばされてしまう。
然し電気を全身に通した事で復活すると、改めて5人揃ったゴーオンジャーを再度吸い寄せようとするも、自身に吸い寄せられる力を利用したグリーンに圧倒され、ブラックと共にブリッジアックスとカウルレーザーを合体させたジャンクションライフルを喰らって敗北した。
直後にビックリウムエナジーによって産業革命を起こして巨大化すると、巨大戦ではエンジンオーのゴーオンソードを電磁力で強奪し、それを武器に「デンジシャクグランプリ」を繰り出しエンジンオーの左腕を使用不能に追い込んだ。だが、参戦したガンパードとバルカに圧倒され、更にエンジンオーがバルカを炎神武装したエンジンオーバルカになす術もなく、最期はバルカッタースラッシュを受け、上記の台詞と共に爆散した。
余談
デザインを担当した酉澤安施氏は『百化繚乱[下之巻]』にて、「顔はジャイアントロボのオマージュ」とコメントしている。
声を演じた桜井氏は翌年の『侍戦隊シンケンジャー』ではオイノガレの声を担当している。
関連タグ
磁石神父、マグダス、磁石忍者ジシャックモ、ジシャクナゲンゴロウ:過去の磁石モチーフの先輩。
流感のウチュセルゾー:2年後の5話に登場した怪人。こちらも戦隊ロボの剣を奪い窮地に追いやった。