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電撃のヨークババンガー

でんげきのよーくばばんがー

電撃のヨークババンガーとは『天装戦隊ゴセイジャー』の悪しき魂であり、「宇宙虐滅軍団ウォースター」の一員である。
目次 [非表示]

「親方、感謝!」

CV:塩屋浩三、スーツアクター:浅井宏輔


情報!

出身星:ダイケシ星

特技:周囲から電気を吸収して放つ電撃

任務:大規模な停電で地球人の文明活動を麻痺させる

趣味:熟語


概要!

宇宙虐滅軍団ウォースターの一員で、惑星のモンス・ドレイクによって特別に招集されたダイケシ星人。ドレイクの切り札とされる猛者である。まるでセミを思わせる外見をしており、まるで雷神の太鼓と稲妻を足して2で割った様な造形をした両肩の巨大な輪が特徴で胸部にはピンプラグ、そして両手足の爪にもコンセントのプラグの意匠が見られる。


その外見に違わぬ雷属性の能力の持ち主であり、胸部の12基の吸電プラグ器官で周囲から電気を吸収する事で、瞬時に半径50㎞圏内を停電させてしまう。

吸収した電気は攻撃にも利用が可能で、両腕や両肩の発電プラグから稲妻状の雷撃ボウリングのような球状の電撃として発射出来る。[この時、背景に一瞬ボーリング場が映った後、ボーリングのスコア表(上の段がゴセイジャーとゴセイイエロー、下の段に、電撃のヨークババンガー)が表示されている。]


劇中ではこうした能力によって地球上から吸い尽くした全ての電気エネルギーを放出する事で地球を滅ぼそうと目論む。


ドレイクの事を「親方」と呼んでいるが、それ以外の場面でも基本的に2文字の熟語でしか会話しない


活躍!

ドレイクの招集を受けて地球に降り立つと彼の直接の指揮の下、任務のために街中の電気を次々と吸収して行く。エレベーターが止まり、信号が消え、電車も動かなくなると、ヨークババンガーはそのまま吸収した電気を放って破壊活動を始める。

モネが応援しているミクという少女の手術中である病院の電気までも吸い取ろうとしたのを受け、ゴセイジャーが駆け付けたので交戦となった。


嗾けた魔虫兵ビービをゴセイブラスターで蹴散らすが、ヨークババンガーの放つ地面からの雷撃に苦戦を強いられるゴセイジャー達。電気を吸収する胸部の器官が弱点である事をレッドに見抜かれ攻撃され、一部が破損する。しかし突然暗雲が立ち込めそこから放たれる電撃を浴びたヨークババンガーは立ち処に復活。そして「何度やられても治してやる、破壊を続けろ」と言うドレイクの声が響き渡った。そう、先程の電撃による回復はドレイク直々のサポートによる物だったのだ。


ドレイクの加護でどれだけダメージを受けようと直ぐに復活出来る事を受け、ヨークババンガーは反撃に転じる。周辺から更に電気を吸い取り(この時ミクの病院の電気まで奪っている)パワーアップすると、目にも止まらぬスピードで5人を翻弄し、球状の電撃を浴びせて吹っ飛ばし、彼らを変身解除に追い遣るとそのまま街へと走り去っていった。


一方、ミクの手術室では非常電源に切り替わったものの、その電気すらヨークババンガーに奪われて、ロウソクで手術を行うほどの絶体絶命の事態に陥る。ミクを救う為、ゴセイジャー達は「力ずくで倒す」と言う作戦(?)の下、ヨークババンガーに再戦に挑む。絶縁体キックで相手を吹っ飛ばすイエローだったが、空から「無駄だ!」と言う声と共にドレイクが姿を現した。


「我が名はモンス・ドレイク。最強の虐滅軍団・ウォースターの首領(ドン)だ!」


初めてその姿を目にするゴセイジャー達の前でそう名乗ると、ドレイクは「好きなだけやれ!」と言って再びヨークババンガーにエネルギーを投与。これによって更なるパワーアップを遂げたヨークババンガーは、その勢いでゴセイジャーを圧倒する。

手術室ではロウソクの明かりを頼りにミクの手術は続行していたが、このまま電気エネルギーを奪われ続ければ、手術が失敗して彼女は死んでしまう。


なおもヨークババンガーにゴセイジャーが苦戦を強いられる中、データスが起死回生の策を提案。それはイエローが踊りながらスパークエイクで発電し、その電気をデータスが増幅して手術室へ送ると言う物であった。最初は相手に吸収されるとして躊躇うイエローだったがデータスの叱責によって奮起、他の4人の援護を受けながらダンスと共に発電し、妨害するヨークババンガーをその動きで翻弄する


モネ「負けるもんか…!アンタが吸うよりたくさん電気を起こしてやるんだから!」


(この際、自身の吸収できる以上の電気を吸ったためか、「過電流…!」というセリフをこぼしている。彼が喋った唯一の三文字熟語である。)そうしている内に隙を見せたヨークババンガーはランディックバレットを受けて敗北する。


その直後、ドレイクがブレドランに命じて放ったビービ虫に噛み付かれて巨大化すると、今度はゴセイグレートの動力源となるゴセイパワーを吸収し、そのまま相手をピンチに陥れる。

だが、そこへ巨大化したデータスが現れてハイパーチェンジヘッダーと合体し、データスハイパーとなってから形勢は逆転。その機敏な攻撃に翻弄された末、止めのはデータスダイナミッククラッシュを受け「敗北……」と言い残して爆散。ミクの手術も無事に成功するのであった。


余談!

モチーフはセミで、名前と出身星の由来もそれぞれセミの英訳である「シケイダ」と映画『ニューヨーク東8番街の奇跡』。


後者に関してはは原題が「Batteries not Included(※電池は別売りです)」と言う電気製品の決まり文句を引用して来ており、これが電気を奪う能力の元ネタになったと思われる。

デザインを担当した酉澤安施氏は『百化繚乱[下之巻]』にて「電気を吸う事から樹液を吸うセミをモチーフにし、襟周りにセミの顔を表現して、その上にメカ風の頭部を置く事によって一目でセミに見えないようにした」と語っている。


ちなみに劇中で発言した二字熟語は

「押忍」「了解」「邪魔」「吸収」「上昇」「順調」「満杯」「攻撃」「笑止」「突撃」「電撃」「放電」「再度」「復活」「親方」「感謝」「帯電」「完了」「決着」「勝利」「破壊」「再開」「最強」「無敵」「生存」「戯言」「極上」「消滅」「巨大」「対決」「雑魚」「驚愕」「眩惑」「敗北」

以上34語彙


声を演じた塩屋氏は『特捜戦隊デカレンジャー』のクラーン星人ジェリフィス以来、実に6年振りにスーパー戦隊シリーズへの出演となった。


関連!

天装戦隊ゴセイジャー 悪しき魂 ウォースター

セミ ニューヨーク東8番街の奇跡 雷属性


ドレッドレッダー:『星獣戦隊ギンガマン』の怪人で、同じく電気を吸収する能力を持つ。

幻獣アーヴァンク拳ソジョ:『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の怪人で、こちらは単語だけで会話を完結させる。


ストイジー繁殖忍者クッツク法師:歴代セミモチーフの戦隊怪人


アブドラールス:似ている外見のウルトラ怪獣

風神(FF8)吉光ガレヲン:熟語でしか喋らないキャラ繋がり

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