「テメエ等、ギタギタにしてやんよぉ!!」
データ
身長:199㎝
体重:261㎏
製造モチーフ:フォーク
メタウイルス:「抉る」EGURU(赤)
識別ナンバー:F-09
推奨動作環境:レストラン(特に5つ星)
オーダー:数多くの障害を抉り取って除去する:
概要
とあるレストランにあったフォークにエンターが「抉る」のメタウイルスをインストールする事で誕生したメタロイド(※レストラン内に居た時のエンターはご丁寧にタキシード姿で創造するものたちと会話していた)。
尚、製造されたのはレストラン内では無く、イエローバスターがヘリの形態になったRH-03ラビットで空輸していた2000トロンのエネトロンを搭載したタンクの上。そしてイエローが切り離し、川へ落下したタンクにエンターが張り付いた状態で製造と言う変則的な誕生の仕方となった。
当然2000トロンのエネトロンも製造の為に消費され、これによってパワー戦闘に特化したメガゾードβを素体としたフォークゾードも転送される事となる。
頭部と両肩にフォークの先端の意匠があり、両腕も鋭く尖ったフォークの先端となっているが何故か左腕のフォークだけ小さく、まるでシオマネキの様に左右非対称である。
カラーリングも全体的にモノクロで、さながら骸骨の印象を受ける外見で、胸部にも「EGURU(抉る)」と書かれているのが特徴。顔もまるで騎士を思わせる。
その名の通り、戦闘では右腕の巨大なフォークアームを武器に戦う。この腕はメタウイルスの通りどんな物でも抉り取る他、地面に突き刺す事で地割れを起こす事も可能。
更に性格もこれまでのメタロイドの比では無い程好戦的で気性が荒く、戦う事以外は何も考えていないらしく、言葉遣いも態度もかなり悪い。マサト曰く「頭悪そうなヤツ」。
活躍
イエローがヘリ形態のRH-03ラビットで空輸中していたタンクに入っていた2000トロンのエネトロンを元に、エンターが「抉る」のメタウイルスを持っていたフォークへとインストールする事で製造。タンクの落下中に誕生してそのまま着地すると言うドラマチックな登場を果たす。
河原に居合わせたマサトとJを含めたゴーバスターズ5名をバグラーと共に迎え撃つが、物の10秒で転送されて出現したメガゾードβに対処する為にレッド達3人は途中で戦線を離脱。残るビートとスタッグの2名と交戦する事となる。
だが、2人の見事な連携で追い込まれて行き、最期は両者がエネトロンをチャージして繰り出したドライブレードの斬撃を受け爆散した。
一方、転送されたフォークゾードは当初βだと思われていたが、実は内部に新型のメガゾードδが寄生する形で隠れており、ゴーバスターエースの斬撃と共に出現。その圧倒的な力で特命合体したゴーバスターオーのディメンションクラッシュを打ち破ると、そのままエネトロン残量10%以下となったゴーバスターオーをフォークゾードとの連携攻撃で合体解除にまで追い遣り、更なる追撃でゴーバスターエースとRH-03ラビットを行動不能に陥れてしまう。
だが、フォークロイドを倒して駆け付けたBC-04ビートルとSJ-05スタッグビートルの参戦で形勢は逆転。両者に翻弄されている間にブルーの駆るGT-02ゴリラがゴーバスターエースとRH-03ラビットの残存エネトロンを供給して持ち直すと、フォークゾードはそのままGT-02ゴリラとBC-04ビートルの連携攻撃を受けてて爆散。
残るδも、BC-04ビートルが変形したゴーバスタービートに圧倒され、ゴーバスタービートとSJ-05スタッグビートルの合体必殺技「ビートカタパルトアタック」を受けて爆散した。
その後、フォークロイドはMission29でメサイアセルの能力によって再生怪人として復活して襲い掛かって来る事となる。
余談
識別ナンバーのF-09もそのままフ(Fu)ォー(0)ク(9)から。
フォークその物がモチーフの戦隊怪人は非常に珍しく、『秘密戦隊ゴレンジャー』のフォーク仮面以来、このフォークロイドで2体目である。
声を演じた金光氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となる。
関連タグ
フォーク仮面:フォークモチーフの偉大なる先輩。
ドーラキルケ、ガキツキ、MMモグー、ドルマー、美食放火魔ビンセント、ラセツ、獏のエルムガイ夢:フォークを武器に戦う歴代の怪人達。