「この辺りは黒十字軍の縄張りだ。無断侵入は許さん‼」
CV:依田英助
概要
『秘密戦隊ゴレンジャー』第37話「真白い閃光!黒十字総統の正体」に登場。アメリカ出身の仮面怪人。
赤く丸い頭部に巨大なフォーク状の仮面をかぶっており、更に頭には針山の様に小さなフォークが沢山刺さっているという容姿をしている。
攻撃的な見た目によらず以外にも紳士的な性格をしており、会食の席で頭のフォークを抜いて「どうぞ」と差し出すといった場面がある。
巨大なフォークを武器としており、これで突いたり叩いたりするほかに先端に付いている砲口からロケット弾『フォークロケット』や『フォーク火炎』を発射して攻撃することも可能。
また頭に刺さった小さなフォークは抜いて投げナイフのように投げる『フォーク手裏剣』として使用することも可能。
『モモ爆弾』を寄せ付けない程の防御力を誇るが、頭へのピンポイント攻撃に弱いという弱点を持つ。
作中の活躍
「黒十字軍」と、世界各国に支部を持つ悪のエージェンシーにして、「死の商人」と称させる秘密結社「ブラックホール」との調印式の警護を担当する。
イーグル隊員のスパイ00777が命と引き換えにこの情報を流したため、敵情視察に現れたゴレンジャーと戦闘に。モモレンジャーの爆弾もものともしないタフネスぶりを見せつけ、さらにコンドラー戦闘機部隊の援護もありゴレンジャーを見事撃退した。
その後、江戸川権八総司令率いるゴレンジャーが秘密結社ブラックホールを襲撃し、その姿に成りすまして調印式に侵入。そこに出席した黒十字総統が、ブラックホールより売り込まれた水爆を使用し、実験として東京で爆発させようとする。咄嗟に正体を現し、水爆投下をやめさせようとする江戸川総司令とゴレンジャーであったが、総統はただのゾルダーであった。
この調印式そのものがゴレンジャーをおびき寄せるための罠にすぎなかったのである。フォーク仮面は逆に江戸川総司令を人質にし、アオレンジャーを除くゴレンジャーを全員捕獲してしまった。
しかしコンドラーによる水爆投下実験はただ一人ゴレンジャー基地に待機していた新命明が駆るバリブルーンにより阻止される。業を煮やし江戸川総司令とゴレンジャー4人を処刑しようとするが……
江戸川「わしらを殺してもゴレンジャーは死なんぞ!」
フォーク仮面「なにぃ!?」
江戸川「これは替え玉ゴレンジャーだ!総統と同じよ。あれを見ろ!」
江戸川総司令の言葉に答えるように、真のゴレンジャーが現れる。あえなく捕獲されたゴレンジャーは替え玉にすぎなかったのだ。ゴレンジャーによって江戸川総司令と4人の替え玉ゴレンジャーは救出されてしまった。
鉄人仮面テムジン将軍に後を任され、ゾルダーと共にゴレンジャーと立ち向かうフォーク仮面。一時はフォーク火炎でゴレンジャーを圧倒するも、頭部にミドメランとブルーチェリーの連続攻撃を怯んでしまう。
その隙に頭部に絡みつかせたレッドビュートを伝いゴレンジャーストームを炸裂させる、『ゴレンジャーストームビュートフィニッシュ』を受け爆死。直後に逃げ出そうとした「ブラックホール」の一団もアオレンジャーのチェリーミサイルによって全滅させられた。
関連タグ
ドーラキルケ、ガキツキ、MMモグー、ドルマー、美食放火魔ビンセント、ラセツ、獏のエルムガイ夢、フォークロイド:フォークを武器に戦う歴代の怪人達。特にフォークロイドはモチーフでも後輩である。