キュア九衛門
きゅあきゅうえもん
キュアプリンセスこと白雪ひめ/ヒメルダ・ウインドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイと十六夜九衛門(牙鬼久右衛門新月)の声優が同じ潘めぐみであることからついたコラボネタ。
しかし、プリンセスことひめは敵組織の侵略から地球を守るプリキュアであるのに対し、九衛門は地球を侵略する敵組織の幹部であるため、立場が逆である。
一方で、立場こそ違うがどちらとも敵組織の封印を解いた張本人と言う共通点がある。
そのため、ニチアサ視点で見ると、『ハピネスチャージプリキュア!』放送終了に伴い、キュアプリンセスこと白雪ひめが悪堕ちして『手裏剣戦隊ニンニンジャー』で九衛門に転生したように見える。
ひめの同僚であるキュアフォーチュンこと氷川いおなの担当声優である戸松遥も、『獣電戦隊キョウリュウジャー』にて敵組織の幹部である喜びの戦騎キャンデリラを演じていた。⇒キュアキャンデリラ
しかし、いおなの場合はキョウリュウジャー放送終了時期にプリキュアになったため、今回のケースとはまったく逆である。
ちなみに前作の烈車戦隊トッキュウジャーでは、ハートキャッチプリキュアのキュアムーンライトを演じた久川綾が敵幹部のノア夫人を演じており、スーツアクターも九衛門と同じ人である。
『ハピネスチャージプリキュア!』の次回作『Go!プリンセスプリキュア』で、敵組織の幹部であるトワイライトの担当声優である沢城みゆきも『手裏剣戦隊ニンニンジャー』で妖怪フタクチオンナの声で出演し、立場的にはひめの部下という事となった(厳密にはプリキュア的な意味ではノイズの部下と言った方が正しいか)。
しかしトワイライトは後に、正式なプリキュアであるキュアスカーレットに生まれ変わったため、ひめとは完全に真逆の展開となってしまった。
また、偶然かもしれないが、ハピネスチャージプリキュア本編では、プリカードの力を使って、忍者のコスチュームになる事があったため、この縁で中の人は、手裏剣戦隊ニンニンジャー出演が決まったかもしれない。
九衛門自体は単なる外道キャラで終わるかと思われたがニンニンジャーの最終章では・・・?
そして、後日談では中の人が(番外戦士ではあるが)スーパー戦隊への変身まで実現させており、現状唯一プリキュアとスーパー戦隊へ変身した役者となっている。
そして次々回作である『魔法つかいプリキュア!』では、リコがナシマホウ界の津成木第一中学校に通う事になったために名字を名乗ることになったのだが、それがよりにもよって「十六夜」であった(中の人は以前スーパー戦隊のキャラの声で出演していたが)。
これはみらいがリコと初めて出会った日の月の満ち欠けが由来であり、決して十六夜九衛門ではない。
(更に付け加えれば、そのみらいとリコが初めて出会った『魔法つかいプリキュア!』第1話の1時間前は『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の最終話であり、十六夜九衛門が消滅している)
『動物戦隊ジュウオウジャー』にてキュアダイヤモンドの中の人が悪役デビューを果たした。事実上の後輩である。
ちなみにこちらの組織は首領が『ハピネスチャージプリキュア!』の黒幕の中の人で、さらに幹部の1人の中の人が同期のプリキュアにバイトで出演していたりする。
プリキュアから戦隊の女幹部になる流れは、ジュウオウジャーの次の作品である宇宙戦隊キュウレンジャーでも継続しており、フレッシュプリキュアで蒼乃美希/キュアベリーを演じた喜多村英梨が、敵幹部のマーダッコを演じた。
2017年1月13日、プリキュア春の新映画『映画プリキュアドリームスターズ!』の詳細が発表。この作品で従来までのオールスターズから方針転換したため、ひめを含むハピネスチャージ以前のプリキュアは未登場となったのだが、新たに発表されたビジュアルに、青い髪で狐の仮面をつけた謎の女の子が……
そうしたらひめの中の人である潘めぐみがTwitterで猛反応した。
「ゲストキャラ!?( ᐛ )青い子で狐の面なの!?え!?え!?え!?( ᐛ )」
そして挙げ句の果てに自ら「ヒメルダ・ウィンドウ・キュウエモン・オブ・ザ・ブルースカイ」とのたまう始末であった。