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P.P.アブラハム

ぴーぴーあぶらはむ

P.P.アブラハムは『スター☆トゥインクルプリキュア』の登場人物である。
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CV:青山穣

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スター☆トゥインクルプリキュア』に登場する世界的に有名な映画監督

元ネタはJ・J・エイブラムス監督で、『スター・トレック』や『スター・ウォーズ』の監督をしたことがあるが故の、宇宙つながりの抜擢かと思われる。CVの青山穣も『スタートレック:ヴォイジャー』のレギュラーキャラクターであるトゥヴォック少佐役を務めた経験がある。

名前とビジュアルは第8話で星奈ひかるのセリフで出てきたが、本格的に登場したのは第12話からである。クレジット上での表記は「アブラハム」のみ。

実は宇宙星空連合の調査員であるミニチュラ星人で、本当の身長は地球人の手のひらに乗る程度。地球人としての姿は本人が操るロボットである。長命に属する宇宙人で地球を監視するために数百年に渡って隠れ住んでいたが、百数十年前に地球人が生み出した映画文化に魅了され、地球人のふりをしてハリウッドで映画監督として活動を続けている。初期作品には傑作があるものの、ここ最近に至ってはヒット作が出ていない状況であった。


第12話ではロケットの発着を香久矢冬貴に目撃されていたことに対して、そばにいたひかるたちが宇宙人騒ぎに関わりがあるのではと疑われてしまうが、そこに突如現れたのがこのアブラハム監督だった。

「映画の撮影だった」と誤魔化すことでひかるたちのピンチを救ったが、ララプルンス、そしてフワが宇宙人だとひかるたちに知られていることは「他の星と交流がない星(=地球)では異星人の存在を秘密にしなければならない」という宇宙法に抵触しているとして、ララ、プルンス、フワの3名を故郷の星に強制送還させようとした。しかし、急きょ制作することになった映画でいい演技をすれば見逃すことを考えないこともないといったことで、ひかるたちは奮起するもののなんせひかるたちは素人ゆえに天宮えれな以外はうまくいかない。

しかし、映画のクライマックスのララ演じる天女との別れのシーンを演じる際、それを今の自分たちの状況と同一視したひかるが感極まって演技ではなくララと別れたくない本心からの想いを叩きつけたことで、それが監督の胸を打ち、最終的にララ達が地球に残ることを許した。

続く第13話ではララの「学校に行きたい」という願望に対して手続きを取り持つなど、地球で活動するララのサポートを行っている。


26話で久々に本人が登場。

ララの帰省とその同行でひかるたちが1週間は留守にしなければならないため、「撮影旅行」名目で保護者一同に説明する役目を引き受けた。

この時ユニと初対面だったので当然「誰?」となったが、次の話題に進んだため完全スルーされている。


31話で連合のトップであるトッパーがプリキュアの正体を知り、彼女達と接触するために地球までやってきた際、アブラハムがララの宇宙法違反を見逃し、彼女達の存在を連合に報告しなかったことをトッパーから強く叱責された。「あとで処分を検討する」とのことだったが、アブラハムは撮影予定の映画があるから地球退去だけは勘弁してくれと泣いて頼んでいた。


その泣き落としが功を成したようで、34話ではまだ地球にとどまれていることが判明。連合の視察官として地球にやってくるサボロー氏をおもてなしするようにプリキュアに頼んでいた。

トッパーはプリキュア達が地球という環境で強い絆を持てたことに希望を見出していたので、アブラハムが宇宙人であるララと地球人であるひかる達とが共に居られるようにしてあげたことは結果的には正解だったとして、彼に対して特別にお咎めなしとしたのかも知れない。


因みに第16話にて、映画の撮影については冬貴は周囲の不自然さから信用・納得している訳ではない事が判明しており、彼もひかる達のように疑惑を持たれている。


映画プリキュアミラクルリープ_みんなとの不思議な1日』では、ワンシーンのみ登場。春日野うらら主演、劇伴北条まりあ担当の新作映画の製作が決定している。


余談編集

声を演じる青山氏は『未来戦隊タイムレンジャー』の悪徳警察官アーノルドK以来、19年振りのニチアサ出演となった。


関連タグ編集

スター☆トゥインクルプリキュア


サーガイン・・・中に小さい宇宙人がいる繋がり。→プリキュアスーパー戦隊シリーズ

J・J・エイブラムス:名前の元ネタと思われる映画監督。もっともアブラハムみたいにひげ面ではないが(どっちかというとアブラハムの顔はジョージ・ルーカスに近い)

カメラを止めるな!:12話中、アドリブに入ったひかるを見て、撮影を中止しようとしたカメラマンに対して発した台詞。同作へのオマージュも含まれているものと思われる。ちなみにこの映画の主演俳優スタプリ映画版において敵キャラの一人を演じることになった。

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