「地獄で、魔姫様にお詫びするか!」
CV:松風雅也
概要
嘗てサムライワールドを牛耳っていた魔姫の部下の獄丸がよりパワーアップした上で新しく作り直された姿。外見はオリジナルと変わらないが、カラーリングが雷々剱と同様に赤くなっている。
巨大な手裏剣を武器としている点はオリジナルと一緒である。
必殺技は自ら球体となり、雷々剱の鎖鎌で打ち飛ばされて相手に突撃する「獄雷ホームラン」。
オリジナル同様に炎神キャストを取り込んでいない為、高速移動形態に変形する事は出来ないが、その分攻撃力と防御力がオリジナルと比べて格段に強化されている(現にオリジナルを倒したハイパーキャノンボールに耐え抜いている)。
活躍
雷々剱と共にサムライワールドで石化した炎神大将軍を復活させて操り、ヒューマンワールドを我が物にせんと目論み、その為に必要な烈鷹の魂が込められた剣を持つ晴之助と昭之助を狙い、2人を追ってヒューマンワールドに現れた。
持ち前のパワーでゴーオンジャーを蹴散らすと、ヒューマンワールドで出会った烈鷹の姿と魂を持った青年の荒んだ心を利用し、炎神大将軍を破壊神として復活させる事に成功。それと同時に、ヒューマンワールドの支配に邪魔なガイアーク側のキタネイダスとケガレシアの2人を蛮機獣製造ブースに幽閉し、本格的な侵略へと乗り出そうとする。
だがレッドに阻まれ交戦。
獄雷ホームランで追い込むものの他のメンバーが集結。
戦いを繰り広げるがハイパーキャノンボールで大ダメージを受ける。
更に青年が清廉な烈鷹としての心を取り戻した事により炎神大将軍のコントロールが外れてしまった為に計画はご破算。密かにガイアークから奪っていたビックリウムエナジーを使って巨大化し、ゴーオンジャーに襲い掛かる。だが、ゴーオンジャーと心を一つにした炎神大将軍の猛攻に押された末、轟音紅蓮斬りを雷々剱と共に叩き込まれ、上記の言葉を遺して爆散。
言葉通り、地獄に叩きこまれた。
余談
モチーフは狛犬の吽の方。
声を演じた松風氏は劇場版でもオリジナルの声を担当していた。5年後の『獣電戦隊キョウリュウジャー』ではエンドルフの声で準レギュラー出演する事となる。
関連タグ
バルキバルキ:『星獣戦隊ギンガマン』に登場した戦隊怪人で、戦隊側の巨大戦力を操って攻撃を仕掛けようとするも、失敗して自分が倒される顛末が似ている。
アゼミドロ:翌年登場する劇場版の敵の残党繋がり。劇場版オリジナルの巨大戦力に倒される点も共通。