「おのれぇ!まだまだぁ!」
「これにて御免!」
CV:内田直哉
概要
嘗てサムライワールドを牛耳っていた魔姫の部下の雷剱がよりパワーアップした上で新しく作り直された姿。外見はオリジナルと変わらないが、カラーリングが赤くなっている。
鎖鎌を武器としている点はオリジナルと一緒である。
必殺技は球体になった獄々丸を鎖鎌で打ち飛ばして攻撃する「獄雷ホームラン」。
また、これもオリジナル同様に高速移動形態に変形する事は出来ないが、代わりに装甲と攻撃力が強化されている。
なお、名前が名前だけに「ヘイ、お待ち!」等と言っていたりする。
活躍
獄々丸と共にサムライワールドで石化した炎神大将軍を復活させて操り、世界を征服しようと目論み、その為に必要な烈鷹の魂が込められた剣を持った晴之助と昭之助を狙い、2人を追ってヒューマンワールドに現れた。
持ち前のパワーでゴーオンジャーを蹴散らすと、ヒューマンワールドで出会った烈鷹の姿と魂を持った青年の荒んだ心を利用し、炎神大将軍を破壊神として復活させる事に成功。それと同時に、ヒューマンワールドの支配に邪魔なガイアーク側のキタネイダスとケガレシアの2人を蛮機獣製造ブースに幽閉し、本格的な侵略へと乗り出そうとする。
だが、レッドに阻まれてしまう。
レッドとの戦闘では獄雷ホームランで追い込むが他のメンバーが駆け付けて来てゴーオンジャーと対決。
しかしイエローとブルーの連続攻撃に追い込まれ更にハイウェイバスターで大ダメージを受けてしまう。
そして青年が清廉な烈鷹としての心を取り戻した事により炎神大将軍のコントロールが外れてしまった為に計画はご破算。密かにガイアークから奪っていたビックリウムエナジーを使って巨大化し、ゴーオンジャーに襲い掛かる。だが、ゴーオンジャーと心を一つにした炎神大将軍の猛攻に押された末、轟音紅蓮斬りを獄々丸と共に叩き込まれ、上記の言葉を遺して爆散し地獄に叩き込まれた。
余談
モチーフは狛犬の阿(獅子)の方。
声を演じた内田氏は劇場版でもオリジナルの声を担当していた。9年後の『宇宙戦隊キュウレンジャー』ではククルーガの声で準レギュラーとして出演している。
また雷々剱との戦闘時のゴーオンジャーの
レッド「正義の心がある限り!」
ブルー「俺達は絶対!」
イエロー「負けたりしないんだから!」
という台詞はこの作品だけでなく特撮ヒーロー作品としても屈指の名台詞と言える。
関連タグ
バルキバルキ:『星獣戦隊ギンガマン』に登場した戦隊怪人で、戦隊側の巨大戦力を操って攻撃を仕掛けようとするも、失敗して自分が倒される顛末が似ている。
アゼミドロ:翌年登場する劇場版の敵の残党繋がり。劇場版オリジナルの巨大戦力に倒される点も共通。