※本誌のネタバレを含みます!
「すいません…私…いつも眠すぎてどこでも寝ちゃうんです…」
プロフィール
氏名 | 根向井寧夢 |
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性別 | 女性 |
所属 | お花の蜜大学附属中学校(2年) |
一人称 | 私(わたし) |
人物
本編の主人公である愛城恋太郎の31人目の運命の人。
お花の蜜大学附属中学校の2年生。
クラスは今のところ凛と詩人の隣のクラスとだけ明言されている。
セミロングのゆるふわパーマになった青緑色の髪と、垂れ目と薄い隈が特徴。
靴の制作作業時には邪魔にならないように、髪を三つ編みにしてニットのヘアバンドでまとめている。
ヘアバンドに関しては気に入っているのか普段も着用している。
制服着用時は制服の上にニットのセーターを着ている。
なお、中学2年生でありながら中々に発育が良かったりする。
祖父母が靴工房「ねむい」を営んでおり、自分もその影響で靴作りを好む。
祖父母が歳を取った現在も、無理を言って店を残してもらっているほど。
毎日夜まで工房で靴を作っているため、常に寝不足気味。
そのためいつも作業中に寝てしまうが、朝起きるとひとりでに靴が完成しているという。
寧夢はこれを「家の工房にいる小人が作ってくれている」と認識しており、お礼にいつもパンを置いているが、それも毎朝必ず無くなっているという。
常に眠気に追われており、外は勿論歩いている最中でもいつでもどこでも眠ってしまう。
その際、とても幸せそうな寝顔を浮かべるのだが……
「ぐー」
……寝るとその寝顔のまま、引っ込み思案な普段から一転して積極的な性分になってしまう。
表情は常に笑顔、言葉は「ぐー」としか言わないが、ジェスチャーや行動、筆談で意思疎通は可能。
寧夢本人は夢遊病と認識しているが実際のところ別人格や異能力者に片足を突っ込んでいるレベルであり、眠ったまま歩き回るのは勿論、飲食をしたりゲームをすることも可能。
「小人」の正体も他ならぬ眠っている時の彼女であり、起きている時に用意したパンを食べながら靴を作っている。
寧夢自身は眠っている間のことは「夢」と認識しており、夜中に靴を作っているのが自分という自覚は無い。
そして本人の言からするに、祖父母も同じ体質らしい。
厳密には「別人格」と言うよりは行動のリミッターが外れていると言った方が近く、寧夢は寝ている間は明るい性分になれる事を気に入っている。
眠ってしまう自分にも優しくしてくれる恋太郎に好意を抱き、夢遊病状態で恋太郎をファストフード屋にゲーセンにとデートに連れ回した。
その後、恋太郎に思いの丈を伝えるために靴を作り上げ彼に告白。
しかし告白する勇気が出ないタイミングで眠ってしまい、そのまま恋太郎にキスして愛を伝え抱きつく。
起こした恋太郎に「夢の中の根向井さんも明るくてかわいいかもしれないけど、起きている時の根向井さんも魅力的だと思う」と改めて告白されるものの、あまりに幸せなため「夢の出来事」だと認識され、「どうせ夢なら」とキスを返した。
その後のナレーションによると、現実だと気付いた後は全力で土下座しかけ恋太郎が全力で止めたらしい。
ファミリーに紹介された際は、本来の内向的な性格ゆえに綺麗・可愛い彼女の集まりである恋太郎ファミリーに混ぜてもらう事を畏れ多く感じていた。
しかし、昏睡したことで積極的になり「プリチー」「ビューチホ」「よろしくね」と紙に書き、夢の中でファミリーに挨拶する。
こうして寧夢と打ち解けた恋太郎ファミリーは、寧夢の好きな「眠り」にちなみ「寝顔パーティー」を開催しようとする。
…のだが「楠莉の睡眠薬」の未知の副作用によって〝悪夢パーティー〟が開幕することとなる。
眠りながら体を起こした寧夢が目にしたのは、寧夢以外のファミリー皆が「恋太郎(彼女)の死ぬ夢」を見てうなされる光景だった。
それを見た寧夢は彼女たちを一列に並べ、恋太郎と彼女の唇が触れるように恋太郎を担いでスライドした。
こうして悪夢は霧散し、寧夢もファミリーも幸せな夢を見たのだった。
余談
名前の由来は「眠い」+「眠る」だと思われる。
「ねむい ねむ」なので「居眠り」もかかっているかもしれない。
(母数が少ないので推測の域だが、)恋太郎への告白とファミリーの合流の場面から見るに自信を失くすと強く目をつぶる傾向があるようである。(そして常に眠いのでそのまま寝落ち→夢遊病発動までがワンセット)
関連タグ
恋太郎の運命の人の系譜
輩先 → 根向井寧夢 → ?