一二三数
ひふみすう
「好きなんてものじゃない 数(すう)は数字に恋をしている」
「お前との恋なんて あり得ないよ」
本編の主人公である愛城恋太郎の23人目の運命の人。
お花の蜜大学附属高等学校の1年1組(あー子と同じクラス)。
伊院知与に次ぐ2人目のメガネヒロイン(18歳時の楠莉先輩を入れれば3人目)。
髪のパッツン部分にはメッシュが入っている。
基本の服装は、腕の部分に2本のラインの入ったジャージに制服のスカート、その下にスパッツを着用している。靴はハイトップソックススニーカーを着用。
服装の詳細は野澤先生のポストのキャラデザ案を見ると分かりやすい。
123話の回想では、髪を伸ばして二つ結びにしていた(おそらく中学生頃の)姿が見られる。
体格は小柄で、身長も静や知与たちロリ枠彼女と大差が無い。
反面、数字以外には興味を持てず、人の顔や名前などを覚えることは苦手。
普段は不愛想だが、数字が絡むと恋する乙女に豹変する為、周りの人間がついて行けないほど感情の起伏が激しい。
その特徴から理系に思えるが、数学は0点しか取ったことがないぐらいに苦手。
寧ろ、数字をまるで計算のための便利な道具として利用していることに激しく嫌悪しているそうだ。(それが数字の誉れなのだが…)
また、上述のとおり数字以外には興味が無いため、単純な学力はファミリーで最下位の可能性もある。
数字のデザインやフォルムをこよなく愛し、同じ数字でも用途やデザインが違えば区別がつき完璧に記憶可能。
また浮き輪やモノクルなどの円形(0)、2つに連なったヘッドドレス(3)等、数字のように見える物も好き。特に円形に関しては軒並み「0」に見えている。
漢数字やローマ数字も好きで、アラビア数字が普段の姿、他の数字は服や髪型のアレンジのようなものと捉えているらしい。
自室も壁一面が数字に覆われ数字の物で溢れている、数らしさの詰まったもの。
上記の通り計算はダメだが、「計算記号によって数字を改変してしまうこと」が許せないため数えること自体はOKである。
恋太郎と廊下でぶつかり、目があったことで何時ものようにビビーーーンと恋に落ちたのだが、自分は数字に恋していることもあり、今になって誰かと愛し合うなどあり得ないと最初は突き放した態度を取っていた。
しかし、相手は愛の怪物(モンスター)愛城恋太郎である。
恋太郎は「数字を愛する一二三数」という存在を丸ごと愛するべく身体を張ったパフォーマンスの限りを尽くし、「愛する人のためなら数字にすら成ってみせる」覚悟を示し、数の心を掴んだ。
数字よろしくデジタルな性格をしており、気持ちの切り替えが異様に早くて割り切ったモノの考え方をするタイプ。
ただし、計算が苦手な性分故に打算的な考え方が出来ないためか、不器用な人情を見せることもしばしばである。
数字が絡む時以外は、冷静なツッコミ役としての出番が多め。
恋太郎の運命の人の中でもトップクラスに特殊な嗜好の人間であり、「人ならざるモノに恋する少女」という、普通に考えればラブコメに登場するタイプの女性キャラではない(他の連中も大概ではあるが……)。
そういった意味ではある種の思考実験の領域に入ったキャラクターであり、「自分以外、というか人以外に惚れている乙女と恋路を歩めるのか?」というラブコメの限界に挑戦するかのような存在である。
言わずもがな運命の人。
ビビーンとなったことで一目惚れしたものの数字以外は愛せないとして初めは彼を拒絶したが、自身の特殊すぎる性癖を「俺が数字になる」と文字通り体を張って受け入れてくれたこともあり告白する。
同じクラスなこともあって恋太郎ファミリー加入後に交流が生まれた。
数字にしか興味がなかった数はファミリーの名前が覚えられず、「恋太郎に嫌われたくない」という思いゆえに悪戦苦闘していた。(最も人数が多すぎて普通の人でも覚えるのは無理だろうが…)
そして話を聞いたあー子から、ファミリーの名前を数字の語呂合わせで覚える方法を提案され、無事全員分の名前を覚えることができた。
この件から、あー子の事は語呂合わせ無しで名前を覚えて仲良くなっており、彼女の頼みであれば数字が絡まずとも応じてくれることも多い。
- 表彰台の「1」と「2」と「3」
記念すべき初恋の数字。
幼稚園児の頃に出会うも卒園して離れ離れになることを号泣して嫌がり、表彰台を気に入っていることを知っていた数の母親が幼稚園に頼んで引き取らせてもらった(当初は買い取る予定だったが、園でちょうど買い替えの時期であったことから無償で引き取る形になった。ちなみに、幼児期に数が通っていた幼稚園は「いちにいさん幼稚園」という名前で、お花大の附属幼稚園ではない)。
現在は数の部屋に置かれており、恋太郎を家に呼んだ際は家族紹介みたいなノリで紹介している。
- 「4」つのチェックで火の用心のポスター
恐らく恋太郎とビビーン!!するきっかけを作った恋のキューピッド。
123話冒頭の描写から、数はこのポスターの「4」によそ見をしていたために恋太郎と激突し、ビビーン!!に至ったと考えられる。
- 恋太郎が落としたトランプの数字
2~10のカードは急いで拾う一方で、A,J,Q,K,JOKERに対しては「こんなもの拾う価値もない」と塩対応である。
- 数字になった恋太郎
全身タイツの恋太郎(こいつやこいつを連想した読者もいた模様)が作った人文字というか人数字。
恋太郎の隣に数が並ぶことで、二桁の数字に。
「数と10になってくれるの……っ?」
- しあわせのぞろめ♥「1111111111111111111111」(※連載当時のアオリより)
恋太郎がファミリーに数を紹介した際、数が見た(思い込もうとした)ファミリーのすがた。
この時のファミリーなら9999垓9999京9999兆9999億9999万9999まで表現できる。
- 幼なじみの「7」
数が幼い頃から着用している?服に付いている「7」。
シミになるような食べ物をこぼさないよう、大事に着用している。
数はこの「7」の印象を、優しいおちつく「7」と表現している。
- 星を見て語り合った「7」
コンビニ7‐HEAVENの看板。
数にとっては、幼なじみの「7」とは異なる「7」らしい。
数はこの「7」の印象を、オシャレで筋肉質な「7」と表現している。
- スマホのデジタル時計の時刻
教室のお供。
- 目が「1」の妖怪
学校の怪談回で登場した一つ目小僧のこと。
数「どうして1個なの? 1が好きなの? 数もね大好き1!」
あー子「よかったねぇ数っち 一つ目小僧さんと数字のお話できてぇー」
- 素敵な「0」
突風でお花高の屋上に飛んできた「0」円スマホのチラシ。
姫歌「奇人じゃない!!!!!」
- 「3.14159265358979323…」
スズメバチの大群を受け、冷静になるために凪乃が唱えた円周率(スズメバチは山女が他所に飛ばした)。
騎士華「凪乃が尽きるのが先か 数が飽きるのが先か…」
静「『多分まず』〝ページ数が〟『終わる』」
騎士華「ほらもうページ終わったぞー」
静「〝次の話が〟『始まるわよー』」
円周率はベイビー回(3回目)で再登場。凪乃が赤ちゃん化した数をあやすのに貢献した。
(この時凪乃が円周率を唱えたのは、赤ん坊が好むとされている玩具や美々美の「いないいな〰い… 美しいお顔〰!」が数に通用せず、思考を落ち着かせようとした為)
- 「0」飴
祭李がお近づきの印として制服から取り出したフルーツ飴。輪切りにされたパイナップルなので「0」に見えた。
- 「3」のヘッドドレス
梳杉町上空の飛行機から降ってきたヘッドドレスが重なって「3」の形になったもの。奇町ね…!!
あー子と「2」人でキャッチした。
- 丸くてかわいい「200」円
無限神社の屋台で売られているチョコバナナの価格。
- 四角くてハデな「300」円
無限神社の屋台で行われているヨーヨー釣りの価格。
- 大きくてたくましい「250」円
無限神社の屋台で売られているフランクフルトの価格。
- 「0」みたいな眼鏡
数が提示したブロマイドに映る、恋太郎がかけていたモノクルのこと。
モノクルと恋太郎という普段見られない姿を切り取った一枚。
…なのだが、ファミリーに紛れ込んでいた女登場の衝撃で読者の印象は薄め。
「…なんか今日28なんだよな…」
- 数字の家、数字の塔、数字の城
ロリおだんごオーバーオール回にて、数字が書かれた立方体の積み木で数が造ったもの。
アルファベットが書かれた積み木には、数字に恍惚とした表情のまま安定の塩対応である。
- 「1」円玉、「83」点のテスト
山女の足元に落ちていたもの。これを拾おうと飛び出した為山女に蹴られてしまった。
あー子の「いたいの いたいの とんでけぇー」で痛みが飛び、事なきを得た。
- 何て綺麗な「4」…!!!!
あー子が鬼分咲公園の桜の花びらで作った「4」。お陰で数も花見に興味を持つことができた。
- あー子の「11」
本気流しそうめん回にて、そうめんの流れに持ってかれたあー子の箸のこと。
数が「11!」と言いながら箸であー子の箸を掴み、あー子に渡した。
- 数字になった芽衣
数の命令で様々な人数字になっていた芽衣。
数が芽衣に付きまとっている……ように見えたが実際はその逆。
芽衣が出す綺麗な人数字は数も気に入っている。
- 世界一かわいい2
200話記念・20巻発売・アニメ2期放送直前の「2」祭りで発生したスゴロク空間での出来事。「なりたい自分になる」58話のマスに止まった結果、数自身が数字の「2」になった。
本物の数字になれたことに感激のあまり涙を流す数が見られる。
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100カノ2次小説3作目! 数ちゃんが迷子になっちゃうお話です!!! まだ3作しか書いてないけど2次創作は「こんな話原作で見てぇー!!」が原動力なんだなって思います!! 1次創作してる時は「私の好きな奴これー!!」って思いつつ「これホントにおもろいかー!?」って悩むこともあります。 比べて2次は確実に自分の生み出す物の50億倍くらい上位互換のものが原作で今後お出しされるという確信があるので悩むより嬉しさが勝ちますね!! 今回作中にある百貨店の名前が出ますが、ちゃんと伏字にしてるのでセーフ!!!! 2024/7/17 22:50追記 タイトル変えました。こっちのがいい!!!12,640文字pixiv小説作品 溺于数字与爱之海洋の期末复习
《超超超超超喜欢你的一百个女孩子》的角色“一二三数”的同人,原作是特别好看的搞笑后宫漫,特别推荐,目前漫改番剧正在播出中,不过本文女主是比较后期的角色,可能第十季才有可能到她(虽然不太可能存在第十季.jpg) 这是最近光速看完了现有的回数之后出现了戒断反应才写的文,写完更难受了啊啊啊啊 不论如何,感谢您的阅读,如果能靠咱的同人把这部特别好的漫画推荐给您那就更好了 谢谢! ps.我其实还有好几位想写的,有机会都写下来3,964文字pixiv小説作品魔法の呪文を唱えると
165話を見て考えました。この2人めっっっぢゃいいですよね……‼ ちょっとずつフォロワーが増えたりしててすごい嬉しいです、ありがとうございます。 ※7月22日タイトルを変えました。5,146文字pixiv小説作品- 美杉美々美の美しいファミリーとの美しい日常
美々美と恋多き彼女
美々美先輩、お誕生日おめでとうございます! 放課後いつもの屋上に集まる、恋太郎ファミリーの面々。 美々美は数(すう)と数字の話題になる。 6という数字が最も美しいと思うと表す、美々美にわかっていないとばかりに数は語り始める。 その他映画に行ったり、数の歩み寄りに協力したりする。5,389文字pixiv小説作品