概要
魔法道具(ウィザーディング・ワールド)のひとつ。
一度回すと1時間前に戻るというタイムマシン。
作中でもチートクラスのアイテム。ぶっちゃけバランスブレイカー。
ハーマイオニー・グレンジャーが特別に魔法省に許可をもらい、授業の履修に使っていた。
ハリー・ポッターと呪いの子ではキーアイテムとして登場。
補足
逆転時計は神秘部の戦いで魔法省にある分は全部壊れたので、『パロウッド』でもネタにされた「赤ん坊のトム・リドルをタイムトラベルして殺せ」という暴論は実現不能である。
・・・・・・・・・・・と思っていたら、呪いの子ではセオドール・ノットによって2つも制作され、そのうち一つは制約なしに過去に遡れる優れものとあって、あながち不可能と言い切ることもできなくなった。
とは言っても、時間や歴史に干渉すると言う特性上、使用には高いリスクも伴う。時間の流れをバグらせたり別の曜日や日時に自分が出現したり、存在が消えたりと大変なことになりえる。
余談
- 1889年に、エロイーズ・ミンタンブルという女性の魔法使いが逆転時計を使い長期間の時間旅行を行ったところ、遡った時代から帰れなくなるという事件が発生した。その後、彼女はなんとか元の時代に戻ることができたが、遡った時間分の老化が起こり、間も無く死亡してしまった。
- さらに、彼女が過去の時代の人々と関わった影響で、その人々の約25人の子孫の存在が消えてしまうという重大なタイムパラドックスが発生してしまった。この事件後、逆転時計の使用は小規模の時間修正のみに制限され、これ以外にも多くの法律が追加された。(ハーマイオニーが使用していた逆転時計は例外中の例外で、マクゴナガル先生がハーマイオニーの為に魔法省へ数多くの書類を送り、使用が許可された。)
デアゴスティーニから発売されたハリー・ポッターチェスコレクション第3号に立体物が付属していた。