We wanted to echo the past just not tell the same story.
概要
iOS / AndroidおよびWindows向けのアプリゲーム。
WBIEがストーリー・設定・中国外のマーケティングを、NetEaseのZenStudioがそれ以外の全てを担当し、ポートキー・ゲームズのレーベルの下で共同開発した。ポートキー・ゲームズの第4作目。
現在は全世界でサービスが展開中。
このゲームのプレイヤーはホグワーツ魔法魔術学校の生徒となり、模範的な学生生活、心踊る冒険、独特のアートスタイルで彩られた世界の探索を楽しむことができる。
MMOであるため他のプレイヤーと交流することもでき、ハリー・ポッターゲームとしては強い本作のソーシャルネットワーキング性はゲームの人気の一翼を担っている。
なお原作者J・K・ローリングは直接製作に関わっていない。ほとんどのハリー・ポッターゲームと同様に、あくまで制作会社による公式非正史のようなものである。
来歴
2021年9月9日に本国中国(および香港、マカオ)と台湾でサービス開始。
2022年2月10日より欧州と北米で事前登録の受付が開始。続いて日本でも事前登録開始。
同年2月12日11:00から28日12:00(JST)までウクライナVPNのAndroidユーザーに対して英語版クローズドベータテストが行われていた(第一回Global β)。
7月6日10:00から7月30日6:59(JST)には欧州と北米vpnのAndroidユーザーに対してCBTが行われたが、言語設定は英語のほかに日本語と韓国語も存在していた。
また、やや遅れて15日12:00(JST)からTapTapを介した日本国内対象のCBTも実施された(第二回Global β)。
そして12月14日11:00から12月24日10:00(JST)には日韓のAndroid・iPhoneユーザーに対して抽選参加式のCBTが行われた。同時期に行われた英語版CBTは抽選参加式ではなく、それまでと同様先着順。(第三回Global β)
2023年6月27日18:00より国際版正式サービスが開始。
基本情報
邦題 | ハリー・ポッター:魔法の覚醒 |
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英題 | Harry Potter:Magic Awakened |
原題 | 哈利波特:魔法觉醒 |
配信日 | |
配信元 | ワーナー・ブラザーズ |
制作 | Warner Bros. Interactive Entertainment
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ジャンル | CCGMMORPG |
媒体 | iOS、Android、Windows |
料金形態 | 基本プレイ無料(アイテム等による内部課金制) |
対象年齢 | CADPA:12+/PEGI:16/IARC:7+ |
リアルタイム制カードバトル
デッキにセットしておいた様々な効果を発揮する8枚の呪文・召喚カード、3枚の仲間カード、そしてパッシブ効果を持つ1枚の共鳴を用いて戦う。
フィールド上を移動して回避行動をとったり防衛を固めることもできる(が、回数制限があるため無闇に使いすぎると後半なぶり殺しにされる恐れも)。
呪文カードと召喚カードには使用に必要な魔力が設定されており、魔力は時間経過で回復する。
仲間カードの使用には魔力を消費しないが、専用のクールタイムが存在し、「ウィーズリー家の双子」の共鳴を用いていない場合一度使ったカードの再使用はできない。
- 呪文/Spell…呪文や魔法道具を使用できるカード
- 召喚/Summon…魔法生物や魔法道具を召喚できるカード
- 仲間/Companion…キャラクターを召喚できるカード
- 共鳴/Echo…デッキの基本となる。他とは違う特殊な効果
現在あるレアリティはノーマル、レア、エピック、レジェンド、タブー、ルミナスの6つ。
メインストーリーと授業のバトルでは禁じられた呪文(アバダ・ケダブラとクルーシオ)を使用できない。ちなみに中国版の初期では仕様に制限はなかった。また、グローバルリリース以前は禁呪使用時に闇の帝王の影は現れず、詠唱もプレイヤーキャラクターのボイスがそのまま発せられていた。
決闘クラブ
1993年に設置されたこのクラブは、城の戦火を経てなお存続している。
決闘クラブにいけばプレイヤーは1人で、あるいは誰かとバディを組んで、全世界の魔法使いの卵たちと決闘を行うことができる。
ランキングは全世界、地域別、国別、そして県別(任意)に分けられ、決闘に勝てば勝つほどより良い報酬と名誉を得ることができる。
称号がプラチナに達すると、一週間毎のプラチナ以上プレイヤー間投票で指定された1枚のカードが使用できなくなる。
禁じられた森
いくらルールと警告が阻んだとて、好奇心旺盛な生徒を禁じられた森から遠ざけることはできない。
プレイヤーは1人で、または仲間と共に禁じられた森での冒険を楽しむことができる。
分かれ道を進むうちに、時おり森の中で不思議な黒い泉に出会うことがあるかもしれない。それは記憶がたまって出来たものであり、遭遇したプレイヤーは共鳴を1つ獲得できる。
このモードは複数回バトルが発生するが、HPやMPはリセットされない。
魔法薬やセーフゾーンを有効活用しよう。
Canonか否か
本作のバトルでは浮遊呪文や失神呪文、武装解除呪文はもちろんのこと、許されざる呪文や悪魔の護りの行使、果てはオブスキュラスへの変身、原作キャラクター(死去した人物含む)や死喰い人、危険な魔法生物を召喚したり助力を得ることも可能。
この仕様は本国ベータテスト期より一部のプレイヤーから批判の的になっており、正史的(Canonical)ではないと見なされた。
2023年6月のゲーム改修以前のバージョンでは、カードバトルのチュートリアルが「初歩的な浮遊呪文でトロールを倒した生徒がいると聞いた主人公が、その場に自分がいたらどうしたか想像する」というところから始まる。あえて無理にナラティブな理由をつけるのならばバトルには主人公の想像や誇張が多分に混ざっているのかもしれない。
改修後のバトルチュートリアルはオリバンダーの杖屋に場を移し、アイビー・ワリントンによってこのような説明がされるようになった。
「カードを使用すると、魔法世界での全ての呪文。魔法生物と魔法アイテムを使えるみたい!」 |
「学生には到底手に負えない闇の魔術もカードの力なら……」 |
主人公が自在に魔法や生き物を操れることをメインストーリー上では誰も言及しないことにも注目すべきだろう。
ようするにカードバトルの盤面上のできごとは主人公たちにとっての現実ではないと思われる。
メタな話、コレタクブルカードバトルの本作に「使用できる魔法は学生に相応しいもののみ」という原作準拠を求めると、手札が悪戯紛いのジンクスや弱いカースばかりになり、見た目のインパクトに乏しい上カードバトルのゲームシステムには乗せにくいというのもありそうだ。(実際手札が学生に相応しいものばかりなホグミスのバトルシステムはじゃんけんに似たごく単純なものである)
それに、オブスキュラスを引くためにお布施をする人はそれなりにいるだろうが、クラゲ足の呪いのためにそうする人は一握りの原作フリークだけだろう。
ゲーム要素
舞踏会
NPC、あるいは他プレイヤーの中からパートナーを選び、一曲踊る。異性の場合プレイヤーが担当するのは相手の異性の役になり(女性プレイヤー / NPCを選んだ場合男性プレイヤーは男役になる)、同性NPCの場合プレイヤーは一律に男役、同性プレイヤーの場合はダンスを誘う操作をした側が男役になる。
スナップやタップで操作するリズムゲーム。
ボールルームは季節やイベント、あるいはテーマ寮によって雰囲気が変わる。
クィディッチ
3レーン上の選手をうまく避け加速してゴールを決める一般的なTap-to-Dodge。コンシューマー機のハリー・ポッターゲームのクィディッチとやや似ているが、シングルプレイではなくマッチングした3人、もしくはNPC2人を誘うこと(寮不問)でチームを組み、並行してポイントを獲得していく。
授業
日替わりの時間割の下、プレイヤーはホグワーツの様々な授業をミニゲームとして楽しめる。
現時点では呪文学・魔法飼育学・闇の魔術に対する防衛術でのバトル、魔法史・マグル学でのクイズ、占い学でのイラスト伝言ゲーム、古代ルーン学での神経衰弱が存在している。どれも協力プレイを要するアクティビティではあるが、マッチングしたプレイヤーではなくNPCと組むこともできる。
授業ミニゲームは今後も増えていく可能性がある。
まだ授業ミニゲームとして登場していないのは必修の魔法薬学(非授業ミニゲームとして登場)、変身術、薬草学、天文学、3年以降の選択科目の数秘学。
1年生のみが受ける飛行訓練も登場していないが、その代わりなのかクィディッチが時間割に載っている。ここらへんはゲーム性向上のための大人の事情があるのだろう。
マッシブマルチプレイヤーオンライン
本作では他のプレイヤーとのチャットやマルチプレイが可能。お喋りしたり、スタンプを送りあったり、一緒に踊ったり、戦ったり、写真を撮ったり、今までのハリー・ポッターゲームにはなかった遊び方が本作ではできる。Puzzle&Spellのようにチームを結成することも可能。
また寮の部屋は他プレイヤーとの相部屋にできる。
初期設定では部屋に他プレイヤーはいないが、部屋の番号を教えたりゲーム内で招待操作を行うことで相部屋にできる。最大4プレイヤーの相部屋が可能。
シーズンテーマ
2023年6月の国際版サービス開始以降、ゲームには2ヶ月単位のシーズンが設定されるようになった。
各シーズンごとに固有のテーマに関連した新たな家具、衣装、カード、ゲームモード、そしてシーズンストーリーが展開される。
(第1期ホグワーツへようこそ Welcome to Hogwarts※シーズンストーリーはなし)
第2期キャッチ! スニッチ! Beaters, Bludgers, & Broomstick
第3期烈火の来訪 Playing with the Dragon's Fire
第4期狼人間の痕跡 Where's Wolf?
第5期謎の植物 Mysterious Malady
第6期呪文書の過去 A Book of Tells
第7期黒い湖の子守唄 Black Lake Lullaby
第8期インターコンチネンタル・ウィザード・トーナメント Intercontinental Wizard's Cup
ストーリー
第二次魔法戦争が終結して10年、ふたたび平和が訪れた時代。
マグルの子供として――ときおり起こる不思議なことをのぞけば――平凡に暮らしていた主人公のもとを、ある日手紙を携えた大男が訪れる。
若きマグル生まれの魔法使いとして魔法界に足を踏み入れることになった主人公は、ホグワーツ入学初日の夜、いつのまにか姿をくらましていた同学年の女子生徒を捜索することに。
登場人物
ボイス言語は設定画面より変更可能。声優情報は判明しているもののみ。
トリオ
"Obviously, our heroes mirror another famous trio. But this is not Harry's story. It's Ivy's, Daniel's, and the player's."
CV:Ry Chase/Lexi Fontaine、田村睦心/金元寿子
"I never thought my life turn out be anything but normal."
"I've always been different."(国際版)
マグル生まれ。2008年度入学者。
名前(ユーザーネーム)・性別・容姿・寮選択可能。声は固定(男女別)。
最初のゲーム内ムービーでは『七三分けの青年』の茶髪にデフォルト虹彩の『基本-1』、丸眼鏡をかけたそばかす顔の少年として描写されている。
- アイビー・ワリントン/Ivy Warrington
CV:Eden Riegel、戸田めぐみ
"Trust me, I will protect you."
入学初日に迷子になった同学年の半純血の女子生徒。主人公と同寮。
友達思いの勇敢な才女だが、友達のためならルールを破ることも、その恵まれた魔法の力を存分に振るうことも厭わない傾向がある。
- ダニエル・ペイジ/Daniel Page
CV:Kath Soucie、皆川純子
"I won’t let you fight alone."
面倒事を好まないクールな性格だが、時に感情的となり、トラブルを起こしてしまう面もある。
他の生徒たち
- ロッティー・ターナー/Lottie Turner
CV:Olivia Hack、近藤唯
"Wit beyond measure is man's greatest treasure."
絵を描くのが好きな同学年の女子生徒。主人公と同寮。
穏やかで争いごとを好まない性格だが、杖の扱いに優れている。灰紫のベレー帽を被っている。
- ロビン・シスルスウェイト/Robyn Huang Thistlethwaite
CV:Grace Rolek、羽飼まり
"Don’t worry! I’ll handle this."
下図右。
同学年のグリフィンドールの女子生徒。熱狂的なクィディッチマニア。母が中国人、父が英国人のハーフ。
同学年の男子の大半より背が高いため怖がられることも多いが、実際には裏表のないまっすぐな人物で少し抜けたところもある。ケビンが好き。
- ケビン・ファレル/Kevin Farrell
"Heww…that’s a releif."
上図左。
同学年のグリフィンドールの男子生徒。
チェーンのついた眼鏡を掛けている。本をいつも持ち歩くほどの読書家で座学の秀才だが、箒飛行は大の苦手。ロビンが好き。
- カサンドラ・ヴォール/Cassandra Vole
CV:Tara Sands、花澤香菜
"Can’t make up your mind~?"
何事にも何者にも侮蔑的な同学年のスリザリンの女子生徒。園芸趣味があり、薬草学に長じている。
容姿も実力も、自分に勝る生徒は誰1人いないと思っているナルシスト。主人公たちとはしばしば衝突する。
ニーズルのリンクスと毒触手草のクレマンティーヌを飼っている。
- フレイ兄弟 (コルビー&フィッシャー/Colby and Fischer Frey)
CV:Erin Yvette/Jorjeana Marie、武田華
"Don’t have time for you anyway."
同学年のスリザリンの男子生徒。双子の兄弟。カサンドラの取り巻き。
どちらも愚鈍で性悪だが、コルビーのほうがより愚鈍、フィッシャーのほうがより性悪。
- エリオット・エヴァース/Elliot Evers
3年目から登場するグリフィンドールの7年生。決闘とクィディッチの名手であり、過去にクィディッチ杯を何度も勝ち取った。
ダニエルにいくつかの戦闘的な呪文を教える。
- アビゲイル・グレイ/Abigail Grey
CV:中井美琴
シーズンストーリー第3弾「狼人間の痕跡」に登場するグリフィンドールの生徒。
口元を覆う赤いマフラーが特徴的。正義感と野趣にあふれた少女。しかしやや詰めが甘いところがある。
- ウェンシー・スクリベンシャフト/Wénshī Scrivenshaft
ファーストネームは文師と綴る。シーズンストーリー第8弾「冥闇に煌めく」に登場するスリザリンの5年生。ホグズミードに在するスクリベンシャフト羽根ペン専門店の息子。O.W.L.を控えた年に、主人公たち下級生のクラスで授業を受ける補習生。
羽根ペンのタイピンをつけている。一見さわやかで好奇心旺盛な青年。
教職員
- ミネルバ・マクゴナガル ホグワーツ校長。変身術教授。
- ネビル・ロングボトム グリフィンドール寮監。薬草学教授。
- ポモーナ・スプラウト ハッフルパフ寮監。薬草学教授。
- フィリウス・フリットウィック レイブンクロー寮監。呪文学教授。
- ホラス・スラグホーン スリザリン寮監。魔法薬学教授。
- ルビウス・ハグリッド 魔法生物飼育学教授。主人公に入学許可証を届けに来た人物。
- カスバート・ビンズ ゴーストの魔法史教授。直接の登場はないが、生徒の会話でまだ在職していることが確認されている。
- ロランダ・フーチ 飛行訓練講師。
- アーガス・フィルチ 管理人。
- イルマ・ピンス 司書。グローバル版以前は彼女に図書カードを渡し呪文・召喚・仲間カードを得るシステムだった。
- ルーナ・スキャマンダー「奇獣調査」において新設された科目「野外学習」の教授。
- ブリンドルモア/Brindlemore
闇の魔術に対する防衛術の教授。ファーストネームは不詳。フードを深く被っており顔が見えないが、声は女性的。
- ヤクブ・ゴルスキー/Jakub Gorski
2年時に着任した魔法史の客員教授。
毅然とした態度の熟年魔法使い。生徒たちにホグワーツの宝物を探す宿題を課す。
キツネザルのブライを助手にしている。
- コンコーディア・ロウル/Concordia Rowle
CV:Julia Norton、塙英子
マグル学教授。
柔和な笑みを湛えた魔女。魔法族がマグルについてより深く学ぶことでよりインクルーシブな魔法界が形成されることを願っている。
死喰い人で有名なロウル家との関係は不明。
- エルスペス・マクギロニー/Elspeth MacGillony
番外篇「黒湖之謎」に登場する古代ルーン文字学の代理教師。休暇を取ったドロムグールの代わりに3年時の途中に赴任して来たが、ゲームとしては彼女のほうが登場が早い。
少しおっちょこちょいな魔女で初歩的な読解のミスを起こしてしまうこともある。
ElspethはElizabethのスコットランド語形。
- クローダ・ドロムグール/Clodagh Dromgoole
古代ルーン文字学教授。
とても研究熱心な魔女であり、初回の授業を自習にしてルーンの解読にいそしんでいた。
Clodaghはアイルランドでしかあまり使われない人名。
- アーチボルト・イーグルトン/Archibald Eagleton
番外篇「奇獣調査」に登場する野外学習のクラス顧問。魔法省にはたらきかけて「野外学習」を新設させた魔法生物学者にして企業家。スキャマンダー教授とともに働く。
少々ナルシシスティックな魔法使いで、先輩研究者のニュート・スキャマンダーとはそりが合わない。
- 龍守仁/Long Shouren
CV:林瑞貴
シーズンストーリー第2期「烈火の来訪」に登場する魔法生物飼育学の客員教授。専門はドラゴン。
ドラゴンに絶大な愛を寄せる生粋のドラゴン学者。片腕はその代償である。
中国出身。
他校の教師と生徒
4年目のホグワーツではインターコンチネンタル・ウィザード・トーナメントの4年生・5年生部門が開かれる。各校7名の生徒を送り、競技を通して切磋琢磨を図るこの催しは、同時にホグワーツ、イルヴァーモーニー、魔法処の交流も兼ねている。
- カレン・クロウリー/Karen Crowley
イルヴァーモーニーの魔法史教授。母校の歴史の短さには少し思うところがあるようだ。
- ヴィゴ・ヴィクター/Viggo Victor
ホーンド・サーペント寮の4年生男子生徒。鶏冠のような雄々しい髪型をしている。
頑強な身体と聡明な頭を持ち合わせているが、勝つためなら人を欺くことも躊躇わない面がある。
- ヴァイオレット・ウィリアムズ/Violet Q Williams
サンダーバード寮の4年生女子生徒。生まれたときから「変身術」に長けている。
虚偽や偏執を嫌う明朗な人物だが、ヴィゴには反対しきれないでいる。
ノノという雑種のクラップを連れている。
- ザック・ジョンソン/Zach Johnson
ワンプス寮の4年生男子生徒。チームの中で最もヴィゴと親しい友人。
自負心が強い勝ち気な性格だが、人知れず落ち込むこともある。
クィディッチよりクォドポット、クォドポットよりサーフィン。
- 千手校長/Norihiko Senju
魔法処の校長。アルバス・ダンブルドアの旧友。
- 伊藤由美/Yumi Ito
魔法処の4年生(8年生)女子生徒。チームのキャプテン。
剛毅で精強な生来のリーダーだが、情け深い面もありしばしば小林を擁護する。
トーナメントでの交流に備えて英語の補習を受けたらしい。
- 加藤花愛/Hanae Katō
魔法処の5年生(9年生)女子生徒。マンドレイクの世話係。
優しく親切な性格だが、少し忘れっぽい。
基本的に植物の世話にかかりきりであるため集中が過ぎることもある。
- 小林健二/Kenji Kobayashi
魔法処の4年生(8年生)男子生徒。気質に関する秘密があるらしい。
物静かで善良な人物だが、どういうわけか学校では疎まれている。
魔法史に詳しく、古代の呪いに興味がある。
NOTME
The Nocturnal Order of Tricks and Magical Exhibitionsの略称。魔法の存在をすべての人に知らせることを目的とする組織。
北米のスカウラーの子孫に似ているが、NOTMEの場合構成員は魔法を扱う魔法族であり、どちらかといえばカルロッタ・ピンクストーンあるいは同レーベルの過去作に登場したあの秘密結社(ネタバレ注意)に近いと言える。
マグルの面前で魔法の派手な行使を行うことを主な活動内容としており、2008年にトラファルガー広場のすべての像にジグを踊らせて400人ものマグルをオブリビエイトしなければならない結果を産み出したの原因も彼らとされている。
当然ながら活動は国際魔法使い機密保持法に違反しているため、魔法省は彼らを捕まえようと奔走している。
その他
- ゴッサマー/Gossamer
騎士を描いたデフォルメ調の絵画。主人公たちの愉快で(意外と)頼れる仲間。気は良いが、喧しいため他の絵画たちからは煙たがられている。
- ウィートシュート/Wheatshoot
美しい黒い毛並みのニーズル(♂純血種)。デイリークエストの撮影では何度も主人公の被写体になる。
- リンデリーナ・クレーン/Linderina Crane
CV:Helen Sadler
3年目に登場する魔法不正使用取締局の主任調査官。
高圧的で陰湿な魔女。ホグワーツに『NOTME』のメンバーが潜んでいるのではないかと疑っており、やや強権的ともいえる捜査を行う。
- ビクター・グリドリー/Victor Gridley
3年目に登場する犯罪者の魔法使い。非合法な魔法道具の流通ビジネスをおこなっている。
狡猾でしぶとい魔法使い。ダニエルを使って『NOTME』のメンバーに奪われた万能錠を取り返そうと画策する。
- キィ・ルブラン/Qui LeBlanc
CV:Shelby Young、拝師みほ
番外篇「奇獣調査」に登場する魔法省付きのカメラマン。ルーナ・ラブグッドの出前授業の撮影を任されている。
気さくで朗らかな魔女。
- ウィラ・ウィホルト/Willa Weholt
CV:奥友沙絢
シーズンストーリー第1弾「キャッチ! スニッチ!」に登場するハッフルパフのシーカー。
たとえ箒が耐えられずとも、折れずにスニッチを追いかけつづける不屈の精神の持ち主。
- ケレン・キャリオン/Kellen Carrion
シーズンストーリー第2弾「烈火の来訪」に登場する魔法生物管理規制部の調査官。省に所属(work for)しているのではなく、コンサルのような外部協力者(work with)の立場にある。
陰気で短気な魔法使い。龍守仁とは並ならぬ因縁がある。レイブンクロー出身。
- レンカ・ラブルハウザー/Renka Rabblehauser
シーズンストーリー第3弾「狼人間の痕跡」に登場するホグズミードの住人。元・屋敷しもべ妖精人形店店主。
尊大で刺々しく、扇動的な魔女。狼人間に甚だしい憎悪を抱いているが、なにか過去に個人的な体験を持つわけではなく、純粋にかれらを彼女の好む"秩序"を乱す存在とみなしている。レイブンクロー出身。
- ユベール・ソーン/Yubert Thorne
シーズンストーリー第4弾「植物の謎」に登場する薬草学者。ホグズミードに植物店"ビウィルダリング・ブルームス"をオープンし、自慢の品をひろく人びとに売りつけている。また謎の病で昏睡したロングボトム教授に代わって臨時的に薬草学教師の座に就く。
明朗で派手好きな魔法使い。マグルや非魔法植物に侮蔑的で、マグル生まれの魔女/魔法使いである主人公に対してはどこか慇懃無礼。スリザリン出身。
- アストリッド・コール/Astrid Cole
シーズンストーリー第4弾「植物の謎」に登場する聖マンゴから派遣されてきた癒師。植物を用いた治療が専門。
内向的だが熱情的な魔女。肝心なことを飛ばして一人で突っ走る傾向があるが、仕事に対して非常に真摯に取り組んでおり、周りにどう思われようと自分の正義は貫く。レイブンクロー出身。
- ミランダ・ゴズホーク/Miranda Goshawk
シーズンストーリー第5弾「呪文書の過去」に登場するかつてのホグワーツの生徒。現代では基本呪文集の著者として知られる。
9人姉妹の末っ子で、姉たちにはよく遊ばれている。
- カリオペ/Kaliope
CV:粕屋大介
シーズンストーリー第6弾「黒い湖の子守唄」に登場するストリートミュージシャン。魔法で同時に複数の楽器を演奏し、妙なる音色のワンマンバンドを構成している。
好奇心旺盛で人々が歌い継いできた歌に並々ならぬ興味を持っている。ホグズミードでは彼に対して賛否両論あるようだ。
- マイダス/Midas
CV:あべそういち
シーズンストーリー第8弾「冥闇に煌めく」に登場する胡乱な金貸し。少年時代に出会った吸魂鬼を側に置いている。ホグズミードの不穏の合間に見え隠れする魔法使い。
- グレンナ・ゴールディング/Glenna Golding
シーズンストーリー第9弾「冬夜の夢幻劇」に登場するホグズミードの住人。元魔法省魔法事故惨事部マグル対策口実委員。主人公の大叔母(祖母の妹)を名乗る魔女。吟遊詩人ビードルの物語を聞いて育ち、自らも物語を紡ぐようになった。
包容力と優しさに満ちた一児の母。マグルの探偵小説にも詳しい。
- ナイル・ゴールディング/Nyle Golding
シーズンストーリー第9弾「冬夜の夢幻劇」に登場するホグズミードの住人。グレンナの育ちざかりの息子で魔法を使わない人形使い。つまり、スクイブ。
内向的かつ感受性豊かな青年で、人形を操ることにかけては並々ならぬこだわりを見せる。
- モルヴェン・メリウェザー/Morven Merrywether
シーズンストーリー第9弾「冬夜の夢幻劇」に登場するホグズミードのゴースト。グレンナの曾曾曾祖父。
ゴーストらしく死について思索にふけることが多い。孫は主人公に顔立ちが似ているらしい。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
- Twitterにおける公式ハッシュタグ…ハリポタ覚醒、魔法覚醒、魔法の覚醒
- 簡体語…哈利波特:魔法觉醒(タグとしては哈利波特魔法觉醒がよく使われる)
- 繁体語…哈利波特:魔法覺醒(タグとしては哈利波特魔法覺醒がよく使われる)
- 英語…HarryPotter:MagicAwakened、HPMA
- 表記ゆれ…ハリー・ポッター:魔法の目覚め(タイトル未訳時の仮訳)
関連タグ
ハリー・ポッター:ホグワーツの謎…同じくカスタマイズしたアバターを主人公としてホグワーツを冒険するアプリゲームである。こちらは1984年入学。本作とはちょうど親子ほどの時間差がある。
ハリー・ポッター:魔法同盟…本作のリリース前に終了したアプリゲーム。魔法ワールドのゲームの中では最新(2019-2023)の物語を描いていたが、今後は本作が最新となる。
ホグワーツ・レガシー…Magic Awakenedのタイトルはもともとこの作品のリークタイトルだった。同じく2023年にリリースされたが、物語の舞台となる時代は1890年。本作とは120年近く離れている