概要
『ハリー・ポッター:魔法の覚醒』の恒常ゲームモード「奇獣調査」およびシーズンストーリー「烈火の来訪」に登場する魔女。
初登場の奇獣調査においては魔法省付きのカメラマンとしてルーナ・スキャマンダー教授のフィールドスタディのクラス撮影を任されている。
プロフィール
血統 | 半人間(半吸血鬼) |
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性別 | 女 |
立場 | カメラマン/盗人 |
性格 | 親しみやすい振る舞いが得意/誠実、忍耐力がある/馬鹿には容赦しない/人を操作することが得意 |
得意なこと | 不法侵入、記憶操作の呪文 |
好き | 魔法動物の追跡、ファイアウィスキー、友達、Creel(不本意ながら) |
嫌い | 無知愚昧、権威的人物、吸血鬼、ホグワーツ |
声優 | 拝師みほ |
人物
魔法省からやってきたカメラマンとして、ラブグッド教授らのフィールドスタディに同行することになった気さくな魔女。授業の集合場所の砂漠の野営地にたどり着けずひとり死にかけるちょっとおっちょこちょいな人。
……であるはずだったが、本来の目的はクラスが立ち入る魔法省管轄の砂漠地帯でサンダーバードの卵を手に入れること。ようするに密猟者なのだが、当人はかたくなに否定している。
烈火の来訪では奇獣調査3章ラストに後ろ姿が登場していたケレン・キャリオンの仲間として再登場。かつてケレンの仲間だった龍守仁が盗み出したドラゴンの卵を追い、ホグワーツ周辺に侵入する。再会した主人公とは完全に敵対しており、火を放ってまでドラゴンを奪い返そうとする。最終的に彼女がどうなったのかは不明。
あまり恵まれた生い立ちではなかったようで、吸血鬼の父は赤子が生まれる前に失踪、魔女の母は娘が5歳のとき吸血鬼によって謀殺される。ルブランは手紙を送ってきたホグワーツへの入学も断り、英国魔法族としてはかなりめずらしい自宅学習の道を選択。それが具体的にどういう過程と結果を導いたのかは不明。世界中を見て回り、一時期はブルキナファソでルーンスプールの研究もしていたらしいが……
"ホグワーツをスキップすることは大それた偉業ではない。何歳になっても資格の紙切れにしがみつく人がいるだろうか? 密猟者となったのは、彼女なりの自由をつかむ一手段にすぎない。すべてを家庭のせいにするのが流行りであるが、彼女はそういうショートカットをする手合いではないし、これまでもそうだった。"出典
外見
黒のタートルネックにダークグレーのジャケットとズボン、ブーツ、指の抜かれたグローブをつけた褐色の魔女。
濃いピンク色の豊かなロングヘアには白いメッシュが幾筋か走り、うなじ辺りで束ねられ、両耳にはフープイヤリングがぶらさがっている。
口にはその血統を示す牙がのぞいているが、彼女がこれを誇示(display/展示)することはめったにない。
よく見ると髪型はルーナのものの同モデル色違い。
性格・特徴
その真意はともかく友好的な振る舞いが得意で、その真意にもかかわらずしばしば生徒や主人公の窮地を救う曖昧な人物。自らの矛盾には彼女自身悩まされていることが2章4部からうかがえる。
どういうわけかあの気難しいカサンドラとも早期に打ち解けたらしく、アイビーからは「すごく仲が良いみたい」と評されている。
クラスを引率するルーナにはその言動の節々を不審がられており、ルブランはルーナを「ちょっと変わってる」と評している。
関連タグ
ササボンサム…ルブランがかつて研究の地に選んだブルキナファソ、その南の隣国3国(トーゴ、コートジボワール、ガーナ)に渡って存在する吸血鬼的な伝説の怪物。長い赤髪にピンク色の肌、鉄の歯と鉤爪をもち、樹上から人間に襲いかかる。ウィザーディング・ワールドにも存在し、クィディッチのナイジェリア代表チームのマスコットとして選ばれている。2014年のパタゴニア大会の予言者新聞特派員ジニー・ポッター記者はかれらを「細長い足をもった吸血動物」と説明し、他のマスコットたちの暴走のために血にまみれた会場でかれらが理性を失ったことを報告している。