CV:Ry Chase/Lexi Fontaine、田村睦心/金元寿子
I never thought my life would turn out to be anything but normal until the day I received a very curious letter.
自分の人生がふつう以外のものになるとは思ってもいなかった。とてもふしぎな手紙を受け取るあの日までは…
―グローバルリリース以前の中国版冒頭ムービー
自分は……どこかみんなと違う。自分の周りは、いつもおかしな事件であふれてる。
―グローバルリリース後の冒頭ムービー
概要
J・K・ローリングの魔法ワールドを基礎としたスピンオフゲームレーベルポートキー・ゲームズの第4作目、Warner GamesとNeteaseが共同開発したスマートフォン向けCCGMMORPG『ハリー・ポッター:魔法の覚醒』の主人公のこと。
2008年度入学生。
人物
“Before that day, my life was like anyone else's.”
ある日、ホグワーツ魔法魔術学校の入学許可証が届くまでは、学校へ通い、宿題に取りくみ、休日には父母と出かけるような、とてもふつうの暮らしをしていた。
ひとりでいるときに起きる奇妙なできごとはしばしばこのマグル生まれを不思議がらせたが、両親はそれを告げられても笑ってすませ、「きっと幻覚だろう」と言うばかりだった。
グローバルリリース後は冒頭のモノローグの内容が変更されており、そのほか追加されたサブストーリーでの台詞も相まってプレイヤーが主人公から受ける印象はかなり違ったものになっている。
中国版における主人公はみずからの人生を「他の人たちと同じ」と「ふつう以外のなにものでもない」と評し、とりたて自分の力に(不思議に思うことはあれど)深刻に悩んでいる様子はない。英国魔法界の救世主のことも知らず、また友人たちにそれを驚かれてももまったく動揺しないなど、どこかのほほんとした人物であることがうかがえる。
それに対してグローバルリリース以後の主人公はマグル生まれらしい悩みを持ったキャラクターとしての色が濃い。冒頭モノローグでは「こんな自分を受け入れてくれる場所があったなら……」と逃避願望にも似たものを示し、マグルの中に生まれた魔法使いとしてそれなりに疎外感を抱いていたことが想像できる。ハーマイオニー・グレンジャーとの邂逅では、出自のせいで他より遅れを取っているのではないかという不安をずっと抱いており、その差を埋めるためにずっと努力を重ねていることが明かされる。こちらの主人公はハリー・ポッターの名も把握しており、実際に出会ったときにはミーハーっぽく歓喜していた。
容姿
名前、寮、性別、容姿はプレイヤーが好みにカスタマイズすることができる。
無名の書などに登場するハリーたちと比べると少し早熟に見えるのは外見年齢が13,14歳あたりに設定されているから。これは原作がハリー達の11-18歳にかけての成長の詳細を書いているため。
冒頭ムービーでは茶髪の「七三分けの青年」スタイルにそばかすのある「基本-1」顔(虹彩はデフォルトで、灰青に近い色)に丸眼鏡を掛けた少年。
薄紫色のタートルネックセーターにボタン付きの青いパーカーを羽織り、ジーンズと赤いスニーカーを履いていた。
服装はエリオット・エヴァースの私服と完全に一致しているが、理由は不明。
関連
初報(2019)
ハリー・ポッター:スピンオフ元の主人公。丸眼鏡、マグル育ち繋がり。17,8歳ほど離れている
ハリポタトリオ:ライターいわく主人公、アイビー、ダニエルのトリオはこちらのトリオをある程度反映している。
ジェイコブのきょうだい:コンセプトが概ね共通するスマホゲームの先輩主人公(1984年度入学)。24,5歳ほど離れている。