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概要

ジェイコブのきょうだい(Jacob's sibling)とはJ・K・ローリングによる魔法ワールド作品群、ハリー・ポッターシリーズのスピンオフ作品、スマートフォンアプリゲーム『ホグワーツの謎』の主人公を指す通称である。

プレイヤーは彼/彼女の名前・・外見などをカスタマイズできるので、公式で定まっている確定設定が少ない。

ジェイコブという兄がいることは早くから確定していたため、このような名前がつくられた。

公式ではあなた(you)と呼称され、デフォルトで設定されている名前はない。


一度公式サイトにおいて描かれた主人公は魔女であり、友情レベルを向上させる『友達と食事』においてペニー・ヘイウッドに「マヤ」と呼ばれている。


プロフィール

生年月日1972年9月1日~1973年8月31日
血統純血または半純血
国籍イギリスまたはアイルランド
異名
  • ホグワーツの英雄
  • 呪い破り
称号称号取得の可能性
  • 全魔法使いトーナメント優勝者
  • 監督生
  • 首席
  • クィディッチチームのチェイサー
  • クィディッチチームのビーター
人種
  • 人間・魔法族(魔法使い/魔女)
  • 人種はカスタム(明確に選べるわけではなく肌色などが選べる)
親族
動物もどき
  • アニメーガス
以下のいずれか
  • 茶色の犬
  • 黒白の猫
まね妖怪ボガートヴォルデモート卿ポッター家の悲劇と兄の噂が理由)
最初の以下のいずれか
  • アカシアの木、一角獣のたてがみ、30cm
  • リンボク、一角獣のたてがみ、29.8cm
  • クマシデ、ドラゴンの心臓の琴線、28cm
二本目の杖以下のいずれか
  • 黒檀、ドラゴンの心臓の琴線、29cm
  • アカスギ、一角獣のたてがみ、28cm
  • 月桂樹、不死鳥の羽、30cm
守護霊
  • パトローナス
以下のいずれか
  • 白馬 / 天馬 / ユニコーン
  • 豹 / 虎 / チーター
  • ユキウサギ / 垂れ耳ウサギ / まだら模様のうさぎ
所属ホグワーツの所属は可能性

経歴

★はサイドクエストでの出来事(最短で発生する学年で表記)

人名太字は友人に加わったタイミング。

ホグワーツ入学前

幼少期

主人公は魔法族の両親のもとに生まれ、ジェイコブと言う10歳年の離れた兄がいた。

一家は非魔法族、マグルの共同体の近くで暮らしていたが、マグルに関する知識の乏しさからマグルとの交流は限られたものと考えられる。

主人公が5歳ないし6歳の頃、ジェイコブは主人公と杖型甘草飴で決闘ごっこをしたことがあった。

またジェイコブは主人公に母親のコートのポケットからシックル銀貨を盗むよう説得したことがあった。

ジェイコブと主人公の彼らの両親は共働きであり、幼少期彼らは子供たちに魔法の誇示をしないように教えた。

特に母親は学校の外での魔法の使用に厳しく、学校に通う前に子供たちが箒に乗ることを禁止していた。

幼い頃の主人公は杖なしの魔法を度々使い、くしゃみで母のティーセットを粉砕していた。

母親は兄のジェイコブの仕業だと思っていたが、ジェイコブが学校に行った数週間後も花瓶が粉砕され続けた。

一方で主人公は母親が好きな花を枯死から蘇らせるなどという能力を示した。


兄の追放と失踪

主人公の10歳年上の兄、ジェイコブがホグワーツ魔法魔術学校に通うようになった1974年頃、主人公はまだ幼かった。

主人公一家が悲劇に見舞われたのはジェイコブが七年次の頃、校長のアルバス・ダンブルドアからのフクロウ便を受け取ったことから始まった。

その知らせは、ジェイコブは伝説の『呪われた部屋』とそこに保管されている宝の存在を証明しようとして、他の生徒たちを危険にさらしたために追放されたというものだった。

家に帰宅したジェイコブはどこかに逃亡して行方不明になった。

多くの人間が、ジェイコブがヴォルデモート卿に仕え続けたと信じる一方で、他の噂ではジェイコブはホグワーツに戻って『呪われた部屋』の捜索を再開させたというものもあった。

ジェイコブの弟妹である主人公は前者の噂を拒絶し、主人公と母親はジェイコブが失踪中に聞いたその噂に腹を立てて泣いていた。

他にもジェイコブがホグワーツの呪いを解放した、ジェイコブ自身が呪いだとも噂され、母親を含めて誰もジェイコブのことを正気だとは思わなかった。


ローワン・カナとの出会い

日刊予言者新聞の報道に心痛めながらも兄の母校、ホグワーツ魔法魔術学校の入学許可証を受け取った11歳の主人公はダイアゴン横丁にて学用品を買いに出かけた。

その際にローワン・カナと出会い、主人公はローワンと仲良くなった。

ギャリック・オリバンダーの店で最初の杖を購入した主人公は自身ががジェイコブの弟妹であることを打ち明け、それでも仲良くなろうとしたローワンとホグワーツ特急でまた会おうと約束する。

ローワンは主人公と同性で、かつ後の組み分けでも同じ寮に組み分けされ親友となった。


ホグワーツ一年目

組み分けの儀式

1984年9月1日、主人公はキングスクロス駅9と4分の3番線からホグワーツ特急に乗り込んだ。

大広間に集められた主人公たちはミネルバ・マクゴナガル副校長の進行のもと、組み分け帽子による組み分けの儀式が実施された。

組み分け帽子から『うーん……興味深い。こんなのが来るのは久しぶりだ。どの寮に行きたいか、希望はあるか?』と問われた主人公はホグワーツの四つの寮グリフィンドールハッフルパフレイブンクロースリザリンのいずれかを希望してその寮へと組み分けされた。

主人公が希望した寮は兄のジェイコブが所属していた寮であり、談話室内で主人公は三年生の上級生に悪口を言われるが同じ寮のローワンが庇ってくれた。


メルーラ・スナイドとの出会い

一年生最初の授業である呪文学の教授フィリウス・フリットウィックより、兄が優秀である一方で反抗的な生徒であったことを聞かされた主人公はフリットウィック教授の質問に答え、杖灯り呪文を習得し、完成度の高い呪文を披露したことでフリットウィック教授に加点された。

その直後、セブルス・スネイプ魔法薬学へと向かう途中、ローワンがスリザリンの同級生メルーラ・スナイドに絡まれているところを助ける。

ホグワーツ最強の魔女を自称するメルーラは、主人公に因縁をつけてきて、魔法薬学の授業で主人公が完成させたおできを治す薬に粉痘粉を加えて台無しにした。

このために鍋が爆発し、スネイプ教授によって減点を喰らう羽目になった。


ベン・コッパーとの出会い

メルーラの妨害工作によって減点を受けた主人公は所属寮の監督生から呼び出しを受けた。

その際にグリフィンドールの同級生、ベン・コッパーから呼び止められた。

ベンはマグル生まれの魔法使いであり、ホグワーツ特急の中でメルーラに虐めを受け、何かにつけて脅されていたためメルーラに立ち向かった主人公に感謝の言葉を告げたのだ。

学校生活に不安を覚えるベンに助けになることを約束してから監督生の元へと向かうと、スネイプ教授からとされる手紙を渡され、そこには魔法薬の保管室から酢漬けナメクジの瓶を持って来れば減点した得点を返しても良いという内容が記されていた。


悪魔の罠

手紙の内容を信じて手紙に記された場所へと向かった主人公であったが、部屋に入った瞬間に閉じ込められた。

手紙の内容は全てメルーラの罠であり、部屋には凶暴な植物である悪魔の罠で一杯であった。

杖灯りの呪文で応戦する主人公だが、悪魔の罠に絞殺させそうになったところでホグワーツの番人、ルビウス・ハグリッドに救い出された。

談話室に戻った主人公は監督生に事情を話すが、メルーラがやったという証明が不十分であるために訴えることは不可能で主人公はそのままロランダ・フーチの飛行訓練を受けに向かった。

初めての飛行訓練に落下してしまったらと恐れるベン・コッパーを宥めつつ主人公はを呼び寄せる訓練に挑戦する。

授業を終えた主人公はベンにローワンから飛行訓練の本を借りるよう勧め、ローワンがメルーラの行動に堪えていると案じた主人公のためにベンはゴブストーンのゲームを薦めた。


メルーラとの決闘

ゴブストーンを楽しんでいた主人公とローワンの前に現れたメルーラは兄のジェイコブと闇の帝王関係に関する噂で主人公を陥れようとし、とうとうフリペンドの魔法を放つという実力行使に移った。

攻撃を受けた主人公は監督生から自己防衛のために決闘の仕方を訓練することになった。

その下準備のために魔法道具の部屋でローワンと共に呪文の本を探す中、主人公の頭の中に歩く鎧、霧に包まれた階段、ホグワーツを覆おうとする氷というビジョンが視えて、「氷が現れた。部屋が開く」と言う不思議な声を聴いた。

ビジョンのことについてはさて置き、主人公は決闘のチャンピオンであるフリットウィック教授から決闘のコツを教授して貰い武装解除術を習得した。

更にローワンの協力でくすぐりの術(リクタスセンプラ)、授業でウィゲンウェルド薬も習得した主人公は、ローワンと練習した後、中庭でベン・コッパーを脅すメルーラと口論になり、決闘する運びとなった。

勝利した主人公だが、許可なく決闘を行ったことからメルーラと共に西の塔に呼ばれた。


ペニー・ヘイウッドとの出会い

主人公は西の塔に向かう途中、学年一番の人気者ハッフルパフペニー・ヘイウッドと出会い、彼女から横暴なメルーラに立ち向かったことから勇気を称賛された主人公。

スネイプ教授に叱責を受け減点を受けた主人公だが、スネイプ教授のもとに管理人のアーガス・フィルチが現れ、懲罰はなくなった。

二人が『呪われた部屋』について話していることを認識した主人公とメルーラは二人の後を付けた。

二人の話をローワンに告げた主人公は、件の廊下を調査する。


呪いの氷との戦い

主人公は魔法薬が得意なペニーから眠り薬の作り方を習い、カギがかけられた鍵の掛けられた禁じられた廊下の部屋へとローワン、第三の仲間(ベンまたはペニー)と共にむかった。

見張りのミセス・ノリスに眠り薬入りのミルクを飲ませて鍵を開けると、メルーラが強引に横入りをした。

メルーラに続いて部屋に入ると、部屋は氷の呪いに包まれ、メルーラは下半身は氷漬けにされて身動きが取れなくなっていた。主人公は彼女を助けるか、放置するかを選択できるが、後者の場合のちにスネイプによって減点される。

氷は部屋の扉や仲間たちの足元にも迫る中、主人公は彼らを救い、扉を開けられるようにした。

部屋を去る前に壁に掛かれた暗号に気付き、後にローワンによって解読されることとなり、内容は『氷の騎士が消えた階段の向こうで番をしている』であった。

校長のダンブルドアから呼び出しを受けた主人公は今までの行動のために追放されることを恐れていたが、ダンブルドアは主人公の勇気と思いやりに対して100点の加点を与えた。

こうして学年末の宴に参加した主人公は夏休みに実家に帰省した。


フェンリール・グレイバックとの遭遇★

【サイドクエスト:ハロウィーンパーティー】

ハロウィーンの頃、フェンリール・グレイバックを筆頭とした狼人間の軍団がホグワーツに攻撃を仕掛けてきた。

主人公と同級生のキアラ・ロボスカ、7歳の頃にグレイバックに噛まれた狼人間の少女は、禁じられた森からグレイバックと二人の狼人間が出てきたのを目撃し、彼らを追い返そうとしたが破れてしまった。

その後間もなく、グレイバックと仲間はダンブルドアを探しに出かけた主人公に遭遇し、主人公は彼らに立ち向かい呪文で一時的に撃退した。

そこへハグリッドの小屋から五体の狼人間を退治したダンブルドアの匂いを察知すると、グレイバックたちは撤退していった。

ダンブルドアはキアラが無事であることを確認すると、魔法省に連絡し、魔法生物規制管理部の動物課に属する部隊、狼人間捕獲部隊の派遣を依頼することを主人公に説明した。

捕獲部隊の代表にしてバーナビー・リーのおじ、セシル・リーから事情聴取を受けた主人公は彼の助手として事件の解決に努めることになった。

次の満月、グレイバックと仲間たちは再びホグワーツに攻撃を仕掛けたが、今回はセシル・リーと主人公が対峙した。

セシルは狼人間たちを人間に戻す異形戻しの術(ホモルファス)の呪文を唱えたがうまく作動せず、二匹の狼人間たちに取り囲まれ、グレイバックは狼人間に姿を変えた。

同じく狼人間になったキアラがグレイバックに攻撃を仕掛けたがグレイバックはキアラをノックダウンさせると主人公に襲い掛かってきた。

主人公は首尾よくグレイバックを追い詰めると、セシルが狼人間三体を拘束し、主人公を助けようとしたキアラを捕えずにした。

グレイバックは逃走してしまったものの、ホグワーツでは前回中断され延期になったハロウィーンパーティーが再開され、主人公はセシルから狼人間捕獲部隊の制服を与えられた。


サプライズパーティーの準備★

【サイドクエスト:誕生日おめでとうハグリッド!】

ある日、主人公はダンブルドアに呼び出しを受けて応じると、彼はもうじきハグリッドの誕生日であるためサプライズパーティーの準備を手伝って欲しいと言ってきた。

主人公は快諾し、大好きなペットの一匹が亡くなってしまってハグリッドが落ち込んでいることをダンブルドアから聞いた。

主人公はローワンと相談し、ロランダ・フーチミネルバ・マクゴナガルアーガス・フィルチと彼の愛猫ミセス・ノリスセブルス・スネイプをパーティーに誘い、彼らがパーティーに参加できるように仕事を手伝った。

そして魔法省の魔法生物規制管理部に所属するエイモス・ディゴリーから、ハグリッドへのプレゼントとなる魔法生物(火蟹、マートラップ、ポーロックの内の一体)を受け取り、パーティーに参加した。

ハグリッドからはお礼として6歳の頃に来ていた服を与えられた。


1984年のクリスマス★

【サイドクエスト:クリスマス休暇】

1984年のクリスマス休暇をホグワーツで過ごした者は、主人公を含めローワン、グリフィンドールのビルチャーリー、ハッフルパフのペニー、トンクスの7人だった。

主人公は両親が共働きのため、ウィーズリー兄弟は弟のフレッドとジョージクリスマスツリー二フラーを放って実家の隠れ穴を破壊してしまったため、そしてメルーラは両親がアズカバンに投獄されているためだった。

兄を恋しがり、落ち込んでいる主人公を励ますためにトンクスは雪合戦に誘い、ペニーはエッグノックを作ってあげたが、主人公の心は晴れず、ローワンとの勉強中に冬になるとホグワーツにイエティが現れるという噂に興味を持った。

主人公は日刊予言者新聞にイエティの記事を書いたリータ・スキーターから交換条件で、イエティの知識を持つハグリッドと魔法生物飼育学の教授シルバヌス・ケトルバーンから無条件でイエティに関する全ての情報を聞き出した。

何年か前に動物飼育学の授業のためにチベットから取り寄せたイエティが逃げたことを知ったイエティが広い訓練場にいるのではと行ってみると、イエティが現れて、決闘することになった。

イエティに勝利した主人公は仲間たちとクリスマスの計画を立て、居残りのメンバー(ペニー、メルーラ、トンクスから選択)にプレゼント交換を行うことにした。

ポルターガイストピーブズの協力でプレゼントを入手した主人公、ローワンのプレゼント探しも手伝い、クリスマスプレゼントの交換が実施された。

その最中、ウィーズリー兄弟が両親のアーサーモリーがホグワーツに来ることを思い出し、主人公は兄弟と共にプレゼントを探した。

ウィーズリー夫妻を歓待した主人公はお礼にビルのお下がりの冬物の服を貰う。


ホグワーツ二年目

行方不明のベン・コッパー

1985年の二年次のホグワーツでの生活が始まって間もなくベン・コッパーが行方不明になり、主人公は城中で彼を探し続けていると、魔法道具の部屋にてメモを見つけた。

ローワンの協力により、暗号のメモには『次の指示は黒い羽根ペンに姿を変え、グリフィンドールの談話室に隠されてる。指示に従わない場合は厳しい罰が下されるだろう。—R』と書かれていた。

主人公たちは黒い羽根ペンが行方不明になった弁を見つける手掛かりになると考え、グリフィンドール生でない場合はグリフィンドールスリザリンクィディッチの試合が行われる日に縮む呪文(レデュシオ)と肥えらせ術(エンゴージオ)を使ってグリフィンドールの談話室に入り黒い羽根ペンを回収する作戦を立てた。

マクゴナガル教授に見咎められながらもなんとか黒い羽根ペンを回収した主人公はレパリファージで変身を解除すると黒い羽根ペンは巻紙になり、そこには『5回の東側の一番奥にある廊下へ行け。この巻紙を変身術で黒い羽根ペンに戻し、グリフィンドールの談話室に戻せ。指示に従わない場合は厳しい罰が下されるだろう。—R』と書かれていた。

巻紙に掛かれていた場所に向かうとそこにはより強力になった氷の呪いで氷漬けになったベンと彼を助けようとするスネイプ教授、マクゴナガル教授の姿があり、ベンが救出されたのを見届けた。


氷の廊下の探索

病棟でポピー・ポンフリーの処置を受けたベンは禁じられた廊下に行った前後の記憶を覚えていないと証言した。

メモの指示者を恐れて何も言えないのではという可能性が浮上する中、主人公はローワンと共に氷の廊下に向かい手掛かりを探す。

廊下の一角に隠し通路がありそうな場所を発見した主人公たちは変身術の一種で隠れている物体を露呈して真の姿を晒しだす呪文(レベリオ)を習得することにした。

マクゴナガル教授からリベリオを習った主人公は再度廊下へと向かった主人公はリベリオの呪文で秘密の階段、ビジョンで見たものと同じものを発見した。

階段奥の氷の部屋には足跡が残されており、そこを辿ると氷で閉ざされた大きな扉が現れた。

その扉の奥こそが『呪われた部屋』に違いないと確信した主人公たちだが、扉に掛けられた魔法が作動しローワンが氷の攻撃を受けてしまい、引き返すことになった。


ビル・ウィーズリーとの出会い

ローワンを病棟に送った主人公は、療養を終えた彼(または彼女)から『呪われた部屋』攻略にはより強い仲間と共に向かうべきと言われ、ローワンから四年生のビル・ウィーズリーに協力を仰ぐよう勧められた。

呪い破りを目指すビルは主人公の話を聞き協力に応じ、決闘と闇の魔術に対する防衛術の一つ炎を作り出す呪文(インセンディオ)の練習に付き合う。

主人公はビルと共に氷の部屋へと向かい、扉を守る氷の障害物を破壊し、扉に辿り着いた二人だが、ビルが氷漬けにされたために攻略は中断された。

病棟に送られたビルは次回は大人数で挑戦することを提案し、主人公は準備のためにローワンとペニーに呪文を教え、万が一の時に備えてベンに火傷の軟膏薬の作り方を教授することとなった。

ローワンにインセンディオを、ペニーは既に習得していたためにフリペンドを教え、ベンと共に軟膏を調合した。


氷の騎士

氷の呪いの被害がホグワーツで増える中、主人公はビル、第三の仲間(ローワン、ペニー、ベンから選択)と共に氷の部屋に向かい、残りのメンバーを呪われた氷に手を焼いている教師陣のサポートに回らせるべきと判断する。

氷の扉の元へと向かった三人は同時にインセンディオを扉に向かって何度も放つと、扉が開き中から鎧をまとった氷の騎士が現れて仲間を凍らせた。

氷の騎士を倒した主人公は解放した仲間たちと共に扉の奥へと進むと部屋の中央にオブジェがあり、主人公が触れると中から本とジェイコブのものであろう真っ二つにおられた杖が置いてあった。

本と杖を手に入れようとした時、『他の4つの部屋を見つけるんだ……俺の部屋を見つけてくれ……。あの女に先を越されないでくれ!急げ!』と再び謎めいた声が聞こえてきた主人公はその声の主が兄ではないかと考える。

主人公は『呪われた部屋』に干渉しようとしたことが教師陣たちに知られ、マクゴナガル教授から50点減点を受けた。

またその会話の中で、前回兄のジェイコブが『呪われた部屋』に干渉したことで呪われた氷がホグワーツに溢れたことが言及された。

主人公はダンブルドア校長との面談で、呪いを破りホグワーツから呪われた氷を消し去った勇敢な行為を湛えて50点加点を受け、学年末を迎えた。


ホグワーツ三年目

温室のボガート

始業式に置いてダンブルドア校長から他の4つの『呪われた部屋』を探すことを固く禁じられた主人公はポモーナ・スプラウトの薬草学の授業を行う三号温室にてカンノコソウの小枝に関する講義を受けた。

授業の途中、ペニーがスプラウト教授に頼まれてバケツを取ろうとした際にまね妖怪ボガートが現れ、ペニーが最も恐れる狼人間へと姿を変える事件が起きたが、スプラウト教授は空かさずリディクラスの呪文で退治した。

温室にボガートが現れたのは初めてのことで、校長への報告のために授業は中止となった。

一方で、飛行訓練に置いてローワンやニンファドーラ・トンクスと共にホグズミード村に遊びに行く話で盛り上がった。


ボガートの調査

大広間でビルとペニーと会った主人公は、ペニーの体調を気遣い、そして監督生になって有頂天なビルに賞賛の言葉を送った。

そしてまね妖怪ボガートの襲来は『呪われた部屋』に関係しているのではと考えた主人公はビルからの助言に従い、ハグリッドの知恵を借りることにした。

ハグリッドはまね妖怪ボガートがホグワーツに最後に現れたのは兄のジェイコブが在学していた頃で、彼もボガートについてハグリッドに尋ねに来たこと、そして『呪われた部屋』の一つが開けようとした者の恐怖に反応すると推測していたこと、そして誰かが部屋に接触した可能性を述べた。

兄が『呪われた部屋』の調査をした際に、メモを仕舞った場所があるのではと考えた主人公は、ジェイコブには友人が少なかったがホグズミード村の三本の箒のマダム・ロスメルタと親しかったことを教えられたが、寮監からホグズミード行きを禁止させられた。


三本の箒

『呪われた部屋』の調査にかまけて勉強が疎かになっていた主人公は許可を得るために勉強に励み、成果を上げたことでホグズミードに向かった。

同級生のアンドレ・エグウに声を掛けられ、彼が妹のために購入した服を譲られる。

ローワンと共に三本の箒に向かい、ハグリッドにバタービールを奢られ、兄の話をマダム・ロスメルタから聞いた。

物静かなジェイコブはカウンターに座りノートに何かを書いていたこと、魔法省闇祓いがジェイコブを引き摺り出したことがあり、その場に残ったのは黒い羽根ペンだったという証言を受けて、ローワンはジェイコブがノートを羽根ペンに変身させて魔法省に隠したのではと推測する。

マダム・ロスメルだが取っておいた羽根ペンを探す間に雑用を手伝い、更に甘いバタービールを作る手伝いをし、黒い羽根ペンを入手した。

変身魔法を解除するとジェイコブが『呪われた部屋』について学んだ全てのことが書き留められたノートが現れ、内容を見ようとした所、三本の箒にやってきたアーガス・フィルチによってノートを没収されてしまう。

スネイプ教授の命令で、生徒たちの安全のために『呪われた部屋』に関するものを全生徒から没収することになっていたためフィルチの部屋の禁制品没収箱に入れられることになった。


ノートの奪還

薬草学の授業中、主人公が落ち込んでいるとトンクスが声を掛け、フィルチにノートを没収されたことを打ち明けると、フィルチの注意を反らして部屋から追い払いノートを探す時間を作る計画を立てた。

ゾンコの悪戯専門店にて店主のビルトン・ビルムスのに相談をし、噛みつきフリスビーまたは鼻食いつきティーカップを勧められる。

フィルチとミセス・ノリスが部屋を出ている内にフィルチの管理人室に侵入し、悪戯アイテムでフィルチを追い出した隙に没収されたノートを探す。

入手したノートは暗号で書かれており主人公はローワンの協力のもと解読しようとし、暗号が一年次の氷の部屋の暗号と同じものがある一方で、記号が前回と異なるという。

答えを調査した結果、『このまね妖怪ボガートは次の部屋を守ってる呪いと関係があると思う。つまり、誰かが先に見つけたってことだ。急がないと、ホグワーツが大変なことになる』と記されていた。

誰かが『呪われた部屋』に干渉していることを確信し、更なる手掛かりを求めジェイコブの秘密の部屋を見つけることを決めた。


兄の秘密の部屋の鍵

ローワンがノートの解読を続けている間に、主人公は第三の仲間(ビル、ペニー、ベンから選択)と共にジェイコブの秘密の部屋を探すことになる。

そして廊下に二つの鍵穴が付いた奇妙な南京錠がついた扉を見つけ、開錠を試みたが空けられず、錠に『チューリップ・カラスの所有物』と書かれていたことから彼女を訪ねることとなった。

変身術の教室にいたチューリップ・カラスに声を掛けると、彼女はペットであり糞爆弾を背負ったヒキガエルのデニスをけしかけることで主人公を試した。

主人公の影響を受けたと話すチューリップは、ジェイコブが『呪われた部屋』の調査に使っていたと思しき長年放置されている部屋を発見した。

チューリップは二つの鍵穴に合う二つの鍵の内の一つは自分が持ち、そしてもう一つは仲間だったが喧嘩別れしたメルーラ・スナイドが持っていることを打ち明ける。


最強糞爆弾

メルーラからもう一つの鍵を取り返そうと主人公とチューリップは彼女の様子を窺う。

彼女はバーナビー・リーとイスメルダ・マークと共に行動しており、彼らとメルーラを引き離す必要があると判断したチューリップは強力な糞爆弾を作ってメルーラの仲間たちを追い払う作戦を立てる。

一方でメルーラも次の『呪われた部屋』を探すことに躍起になり、バーナビーに主人公をスパイさせていたが、バーナビーは主人公本人にメルーラから嗅ぎまわるように言われたことを告げてしまう。

また主人公宛てに差出人不明の手紙が届き、そこには『君は重大な危機に直面している。呪われた部屋の調査をしているために、危険な集団から目を付けられた。気を付けろ。そして、心を強く保て。他の人よりも先に最後の部屋を見つけてくれ。できるだけ君を助ける。次に君にメッセージを送る時は、もっと状況が明らかにできればいいが。心を込めて、友より』と書かれていた。

チューリップが改造した強力な糞爆弾を使い、メルーラをバーナビーとイスメルダから引き離すと主人公はメルーラと決闘をして鍵を入手する。


リディクラスの習得

二つの鍵を使い、チューリップと共にジェイコブの秘密の部屋に入った主人公だが、ヴォルデモート卿に変身したまね妖怪ボガートを前に撤退を余儀なくされた。

スネイプ教授に禁じられた廊下をうろついていた所を見咎められた主人公だが、薬草学の授業での出来事を思い出し、リディクラスを習得すべきと考えた。

しかし、1986年秋から1987年夏の闇の魔術に対する防衛術の担当教師は前年度の教師よりも更に酷い有様であったため、図書館に向かいリディクラスに関する巻紙を読んで習得を試みる。


ジェイコブの秘密の部屋

チューリップのまね妖怪ボガートを練習台にリディクラスを習得した主人公はチューリップと共に再びジェイコブの秘密の部屋に向かい、ヴォルデモートのボガートを退治する。

ボガートがいなくなった秘密の部屋はジェイコブが片付けを怠っていたために汚い状態であった。

そして発見したメモには『誰かが初めてあの部屋に接触した時、どの部屋よりも図書館にまね妖怪ボガートが集中していた。部屋はあそこにあるに違いない』と書かれていた。

主人公は、仲間たちと共に第二の『呪われた部屋』を探すために図書館を調べることに決める一方で、仲間をより増やすことを計画する。


図書館の探索

ローワン、ベン、ペニー、ビルをと共に主人公は第二の『呪われた部屋』を探すが、閲覧禁止の棚以外を全て調べ終え、主人公はメモを発見し、ローワンが暗号を解読することになった。

残された閲覧禁止の棚に入るためには教師の署名入りの許可書が必要であり、主人公はチューリップの知恵を借りることとした。

チューリップと共に散らかっているジェイコブの部屋で手がかりを探し、発見したメモに『本が道を開く』と書かれていた。

主人公は第一の『呪われた部屋』で発見した本を思い出し、それがあれば次の部屋を開けられると確信した。

そしてチューリップはメルーラの協力者であり、頭は足りないものの学年一強い魔法使いであるバーナビーを説得することを提案する。

主人公はバーナビー・リーを仲間に勧誘すると、バーナビーは主人公を気に入り、決闘に勝ったらメルーラと縁を切り協力すると約束し、主人公はバーナビーとの決闘に勝利した。


容姿

カスタマイズ可能のためプレイヤーの数だけいろんな姿の主人公がいる。

作中ムービーなどではフードを目深にかぶって顔が見えないように表現されている。

なお、兄のジェイコブの容姿は主人公の容姿に応じたものになっている。


関連イラスト

主人公のビジュアルは多種多様に描かれるが、ピクシブでは女性主人公が多い。


関連タグ

魔法ワールド ホグワーツミステリー 兄世代

男主人公女主人公  ブラコン

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