概要
魔法ワールドの(ハリー・ポッターシリーズ)のスピンオフ作品、ホグワーツの謎の主人公の同級生の男子生徒でレイブンクロー寮所属。ワシの動物もどき。
人物
寮にふさわしく冷静沈着で優秀だが、やや内向的で皮肉屋、一匹狼気質
卒業後の進路としては闇祓いを志望している。
サイドクエスト『単独飛行』によると、詩を嗜んでおり、かつて彼の父が執筆者の一人を務めていた日刊預言者新聞に掲載されたこともある。
経歴
入学前
1972年か1973年のいつか、魔法使いの両親の元に生誕。
第一次魔法戦争の間、死喰い人に家を襲撃され両親を殺されたが、タルボット自身は動物もどきの力のおかげで命からがら脱出することができた。
入学後
タルボットはシルバヌス・ケトルバーン教授がヒッポグリフを飼いならすのを手伝った。
1986年から1987年の学年になる前に、彼はマクゴナガルに自分が動物もどきであることを認めた。マクゴナガルは彼が秘密にしていた理由を完璧に理解していたが(登録すれば死喰い人がそれを知って彼を追いかけてくるかもしれないという恐れ)、彼女は違反すれば厳罰が課せられる動物もどきの魔法省への登録の法律を守るように彼に厳しく指示し、彼は気乗りはしなかったものの一応同意した。
3年目
年の初め、主人公の動物もどき会得を手伝った。
両親の命日の時期、母親の動物もどきの姿である白鳥から羽を抜き取ったネックレスを紛失し、動揺した彼は、これまで以上に孤立してしまった。彼の数少ない友人、ペニー・ヘイウッドから事の次第を聞いた主人公に、ネックレスを見つけるのを手伝ってもらった。二人は、なんとかフィルチの管理人室にあったネックレスを取り戻し、タルボットと主人公は親しくなった。
4年目
ある時、誰かがギャリック・オリバンダーがクジャクを飼っていると彼に教えた。彼は後にホグワーツ図書館でこのことを主人公に話した。
その後、主人公が友人のペニー・ヘイウッドと魔法薬について話し合うために大広間に入った時、彼は寮のテーブルに座っていたが、そこで彼は「嵐が来ている……」と不気味に警告した。
5年目
5年生になると、タルボットは主人公や同寮の友人であるチューリップ・カラスとアンドレ・エグウと一緒に灰色のレディに話を聞きに来た。
バレンタインデーの時期、ギルデロイ・ロックハートがイベントの協力者の一人としてタルボットを選び、鳩を探すという任務を与えた。タルボットが時計塔の中庭で鳩を探していると、主人公が様子を見に来た。二人は一緒に鳩を探したが、見つけることができなかった。捜索をあきらめたタルボットはロックハートの真意を疑い、主人公にロックハートが自分が動物もどきであることを知っているのではないかと疑っていることを打ち明けた。また、タルボットは主人公に「自分をバレンタインのパートナーにしてほしい」と告白した。タルボットはその後、アンドレ・エグウがデザインしたピンクの衣装を着て、他の生徒たちと一緒にイベントに参加した。
学年の終わり近く、タルボットは大広間にいたが、O.W.L.S.を受ける時間が迫る中、闇祓いになることを熱望していた彼は、試験で良い点を取れるか不安を感じていた。
6年目
タルボット・ウィンガーは6年目にも占いの授業を受け続けた。
そして“事件”が起きた後、「カナの輪」のメンバーとなった。