概要
『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』に登場するグループ。
ホグワーツ魔法魔術学校の魔法薬学教授のホラス・スラグホーンが、才能や力を見出した生徒たちで構成される社交クラブの通称。
選抜
成績(魔法の実力)に加えて、魔法界の有力者とコネクションを持っていることや、知名度や人気があることも選考基準。
つまり、分かりやすく成功しそうな、派手な生徒をスラグホーンは求めている。
スラグホーンはこうした生徒たちを自らのクラブで育て上げ、卒業後成功した彼らと関わりを持つことを生き甲斐にしている。
ちなみにスリザリンであるかどうかや、血統は選抜基準ではない。だがこれはマグル生まれでも優秀であればクラブ入りできるというだけであって、純血(良い家柄の出身)はクラブに入りやすいことには変わりない。
基本的には初回の会合は新学期のホグワーツ特急のスラグホーンのコンパートメントでのランチで行われる。ただし、次回以降は呼ばれない場合もあるし、途中から呼ばれるようになることもある。
また、死喰い人の関係者は入れない。
活動内容
ランチやディナーをとりながら、スラグホーンと話をしたり、クラブのメンバー同士で交流する。
クリスマスなど節目にはパーティーが行われ、クラブのOB・OG (成功者たち)がホグワーツに訪れることも。
就職や仕事のコネクション作りの場になっている。
パーティーではクラブ以外のメンバーをパートナーに選び、一緒に参加することもできる。
クラブのメンバー
1996年度のメンバー
「生き残った男の子」「選ばれし者」としてスラグホーンの注目を集める。
神秘部で戦ったことや、両親が有名な闇祓いであることなどが理由で、招待される。しかし初回のみで、二回目以降は呼ばれなかった。
成績の良さからスラグホーンに注目され、途中からメンバー入り。
ザカリアス・スミスに呪いをかけているところをスラグホーンに見られ、怒られる代わりにメンバー入り。ジニーにスラグホーンはユーモアを感じたらしい。
おじのチベリウスが魔法省に顔がきく有力者で、魔法大臣ルーファス・スクリムジョールの旧友。
母親が有名な美女。
映画版のみ。謎の美人双子姉妹。
おじのダモクレス・ベルビィは脱狼薬を発明した。しかし初回の会合のみで、マーカスは二回目以降呼ばれなくなった。
実家が大手薬問屋チェーンを展開している。途中参加。
過去のメンバー
- 🔴リリー・エバンズ……特にスラグホーンのお気に入り。魔法薬学で好成績を修める。
- ダーク・クレスウェル……リリーの1学年下。魔法省小鬼連絡室の室長。マグル生まれ。
- アンブロシウス・フルーム……ハニーデュークスの店主。
- グウェノグ・ジョーンズ……女性クィディッチチーム「ホリヘッド・ハーピーズ」ビーターでキャプテン。
- チベリウス……コーマック・マクラーゲンのおじで、魔法大臣ルーファス・スクリムジョールの友人。
- エルドレド・ウォープル……吸血鬼研究家。『血兄弟―吸血鬼たちとの日々』の著者。
- 🟢レギュラス・ブラック……メンバーの可能性が高い。
- 🟢ルシウス・マルフォイ……メンバーの可能性が高まい。
- 🟢アブラクサス・マルフォイ……メンバーの可能性が高い。
- 🟢トム・リドル……特にお気に入りだった。