アブラクサス・マルフォイ
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あぶらくさすまるふぉい
『ハリー・ポッター』シリーズの登場人物。ドラコ・マルフォイの祖父。ルシウス・マルフォイの父。
ドラコ・マルフォイの祖父であり、ルシウス・マルフォイの父親。ドラコがホラス・スラグホーンに自らの祖父を仄めかす際に名前が初登場(6巻)。その時点で亡くなっている。かなりの高齢で魔法界の病「龍痘」で死亡している。
ホグワーツ魔法魔術学校在学中はスリザリン寮に所属していた。ルシウスの親で高齢であったことからトム・リドルの先輩であると考えられるが詳細は不明。
卒業後はマルフォイ家の当主に就任。マグル生まれ初の魔法省大臣、ノビー・リーチが1968年に辞職した件で彼を失脚させる陰謀に関わったとされているが、その証拠は見つかっていない。
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すべて見る- トムとゴリラ仲良く喧嘩しな
僕は運命って言葉が嫌いだ
2023/11/22 切り悪かったんで1話分の本編加筆してます。 めちゃお久しぶりです。ゴリラさんです。 やっと最終章近くなってきましたね。原本公開してるので先が分かっちゃうかもなんですけどね。 ちょこちょこ書き加えたり消したりしてますが、大筋なんてほぼ変わらないです。 コメントありがとうございます! スタンプも嬉しいです! もっと更新速度上げていきたいとは思ってますが、飽きてくるのでそろそろマギかDグレ持ってこようと思ってます。 ちなみにマギは1話だけ実はこっちに持ってきてます。マギはほぼ書き直さないでもってこれそうですが、Dグレは駄目ですね、文章を修正多くなるのでしょう。10,448文字pixiv小説作品 【再録】嘘で歪む心臓(捏造アブラクサス本)
2017年11月3日に開催された大魔法博覧会にて発行した同人誌の再録です 病床のアブラクサス・マルフォイと日記のトム・リドルが出会っていたとしたら。 1981年以降、ヴォルデモート卿が消息不明の頃の話。捏造しかない。 かっこいい大人は誰も出てこない。 病に斃れる男の耄碌とそのエゴに踊らされる日記の話。 いわゆる爺世代と言われる人たちがふんだんに出ています。 ◆表紙はえりざさんからいただきました。 ◆共通のテーマでお互い想像を膨らませて書(描)いたらどうなるかな?のウキウキ企画です。 ぜひえりざさんのお話も!絶対面白いぞ。 ◆えりざさんサイドのお話はこちら https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=7487065920,090文字pixiv小説作品- アリシア・アークスと闇色の少年
アリシア・アークスと闇色の少年 7.友だち
お久しぶりです。間が空きました。とりあえず、トム1年生修了します。 1ページ目必読でお願いします。6,427文字pixiv小説作品 - 不死身夢主×夢主に依存していくトム・リドルのお話
ただの番外編
※本編ではなく番外編です ⚠女夢主の喋り方や性格などが気に入らない方は見ないことをおすすめします ⚠誤字脱字お許しを ⚠あだ名、呼び捨てで呼んでます ⚠女夢主 名前変換あり いつも読んでくださり、ありがとうございます☺🥲😍 ヴォル様なんで日本語訳で俺様にしちゃったんだろうってずっと疑問に思ってたんです🥲 しんみりからネタとかもうごちゃごちゃでふ 書いてたらそうなっただけ笑6,386文字pixiv小説作品 - 成り代わりマートルは嘆かない
マートル・ゴーントと龍痘のメアリー【後編】
※注意‼︎キャプション必読‼︎ トム×マートル前提。成り代わり主が中身のマートルと、闇落ちしないトム・リドルのお話です。 原作改変、オリジナル設定あり、オリキャラも少し出ます。 作者の独断と偏見に基づく解釈が入ります。 一見シリアスを装っていますが、ギャグが地雷原でタップダンスをしております。 そしてマートルのスペックをかなり捏造していますので、苦手な方はブラウザバック推奨。 前回の続きの龍痘編の後編になります。 元ネタは公衆衛生学で有名な史実です。 作者の捏造があちこちに入りますが、それでも大丈夫だ!という心の広い勇者様や、地雷なしの猛者の皆様はお進み下さい。 それではウィゼンガモット開廷です。 いいね、ブックマーク、スタンプ、コメントを頂きまして誠にありがとうございます! 創作の糧とさせて頂いております。15,475文字pixiv小説作品 - カミサ……マ?とスリザリン生
始まりは唐突に
初投稿です!とにかく勢いで描きました。完結するか分かりません。 お見苦しい点が多々あるかと思いますが……なんでもアリというカミサマな方!読んでいただけると幸いです!7,327文字pixiv小説作品 - アリシア・アークスと闇色の少年
アリシア・アークスと闇色の少年 18.闇色の少年
あらすじ アリシア・アークスは、時を遡り、後に闇の帝王と恐れられたトム・マールヴォロ・リドルのホグワーツ在学時代へとやってきた。孤児院でマグルの中、異質な存在として孤独に生きてきた少年に、かつての自分を重ねつつ、また、養父の想いを受けて、彼に寄り添おうとアリシアは決意する。 ホグワーツでトムは、アブラクサス・マルフォイ、ヴァルブルガ・ブラックと友人となり、禁じられた森でケンタウルスと口論したり、アリシアを独占したいためにキス事件を起こしたりと、色々ありつつも楽しく順風満帆な生活を送っていた。アリシアは3人の子どもたちに振り回されながら、魔法薬学助教授の仕事をこなし、どうにかこうにかここまできた。 5年生になったトムたち。思春期を迎えたからなのか、また最近トムの様子がおかしくなってきていて。 今回は色々な視点からトムの様子を描きたくて、めちゃくちゃながくなってしまった上、いつも以上に文章拙い。 でも、ちまちま推敲してて全然アップできないから、いっそアップしてから推敲するという暴挙に出ます。すみません。 1ページ目必読でお願いします。17,930文字pixiv小説作品 - カミサ……マ?とスリザリン生
ホグズミード駅からホグワーツ城までの物語
あっという間の二個目です!いまいちページを変えるタイミングが掴めませんが……長すぎですかね?まぁそれは置いといて。 主人公のアブに対する扱いが酷くなってまいりました。あと、初登場!オリオンです。なんとなくシリウスっぽいイメージで書いております。 あらためて、なんでもアリというカミサマな方!読んでいただけると幸いです! あ、投稿については、これ以後遅くなると思います。気長に待っていただけると嬉しいです!6,033文字pixiv小説作品 10/31新刊サンプル『Ratnaraj』
10/31 HP&FB Webオンリー「強く念じよ」で発行する新刊サンプルです。 Ratnaraj (A5/32P/¥450) ヴォルデモート卿がアブラクサス・マルフォイに執着バリバリなお話。ちょっとだけえっちなリドアブリド。同軸リバなので、苦手な方はお気をつけください。7,051文字pixiv小説作品- 異世界転生かと思ったら1930年代ハリポタ世界だった【トム夢男主】
僕とトムが行くホグワーツ一年生!入学式と初講義 トム歴 11年9月1日〜3日
登場キャラがあんまりにも多くて文量と私のキャパがまずいので3日分だけ、とりあえずお納めください。ホグワーツがロマンたっぷり夢いっぱいなのが悪いのです!!! 他の方の作品や、ポッターwikiと睨めっこしながら登場人物決めましたが、不明箇所その他はダイスや私のロマンセンサーに従ってねじ曲げてます。大きく違うところがあってもこのまま行きます。この世界はこういう世界だとどうかご容赦ください。 矛盾や誤字は、見つけるたびに描き直してます!悪しからず!キャラが多いと脳みそバグりますね!!47,654文字pixiv小説作品 - トムとゴリラ仲良く喧嘩しな
閑話:瞬く夏の夜の夢
あと2話くらいはレイちゃんの話です。 サイトにも出していない新規描き下ろし挿話になります。レイちゃん視点の深彫話なので基本的にゴリラは出ません。 マルフォイ家はナチュラルに捏造言動しています。 ここで話すことでは無いですがFGOのオベロンのこじれ具合がとても好きです。 でも、一番好きなのはエルキドゥ。8,932文字pixiv小説作品 Live and let live.
深夜にやらかしました、那古野です。 え~っと、このお話は爺世代でアブさまの逆行になります。 16歳で分霊箱を作ったトムくんとのお話。 実質3時間くらいで書きあがたもので、続きは全く考えていない故に書けたお話。 続きは、誰か書いてくれません? 表紙はこちらからお借りしました。 ⇒ https://www.pixiv.net/artworks/579194692,964文字pixiv小説作品- パラレルワールドも中二くさい
【Ⅰ-4】闇の帝王
■今回の話題 「………………ねぇゴーント」 「ノーコメントで」 「なんか…勿体無いね」 「だからノーコメント………僕を見て言わないでくれる?」 * 同じ顔をした男は「気持ちが悪い」と毒を盛った。 己の身体を貪って、子まで成した見目の悪い粗末な女。あの男にとって偉大なる血を継ぐ母は、忌むべき女であり訳の分からない力を持つ「魔女」だった。知らぬうちに己の種から魔女の腹に宿り、自分と同じ顔をして、女と同じに期待を含んだ目で己を見た子供は、男にとっては滑稽であり恐怖であり、それはそれは薄気味悪かっただろう。 母を侮辱し、リドルに指の先すら触れようともせず、その存在を罵った。 孤児院で自分を見るマグル達と同じ目で自分を見るマグル。 死ねばいいと、薄ら笑いで言った顔は、自分とよく似た顔だった。 (自分が、よく似た顔だった) リドルにとって、最初に書き込まれた記録は、実父と本体の最初で最後の顔合わせであった。 「リドル」は元々サラザールが本体に寄越した、インクの消える日記帳が元である。確かに記録はされるが、書いた本人にしか見直せない魔法がかかった日記帳。 それが改良され、言葉を返すようにしたのは本体だ。 此方の世界のヴォルデモートは、なるほどかなり優秀だったと言える。 彼はただのマグルの学用品に、同じような魔法をかけた。それも、まだ学生だった時代にだ。マグルの世界で11歳まで魔法という概念を知らずに育った子供が出来る技術でも、簡単に得られる知識でも無いというのに。 壊されていた分霊箱の残留思念から視た「彼」を、リドルは思う。 忌み嫌われるその中で、人間不信を抱えてきた少年は、自分のあるべき場所を知った日に、そう思った場所の初めての半分の同胞と最悪の出会いをした。 そこで彼はまた、周りを信用する気も信頼する気も失せた。 見えない壁を作る。 表面上は持ち上げてくる同級生も教師も、部下となった者達にも。心から信頼しているとは言えないだろう。 親戚だけでなく、実父にすら、存在を受け入れられなかったのだから。 心から許せる同胞は彼にはいなかっただろう。 任せる事はしてきても、おそらく「彼」は、最後の締めは自分でしてみせなければ安心出来ない者だと思う。 責任などというのではない。自分の望む最良の為である。そもそも自分の最良に届く仕事をする者がいない。 妥協して、頷いて終わらせる事もありはするが。本当に必要な事案があれば彼は自身で動くだろう。 だからこそ、動くつもりがあるのなら、彼自身が動くはずだ。 「さて今度こそ、手を出してくるのかな?」 動いているのは知っている。 6月24日。最終試合が始まる。 -------------- ↓ おそらく警戒をしていて、そんな事はしていなかったとは思うんですが…。 Jr.なバーティさんが、我が君に定期的にホグワーツの様子とか報告していたら、と考えるとすごく、滾ります。 ハリー含め対抗試合の様子だとか授業の成績だとか日々の過ごし方だとか好き嫌いまで「そんな事はどうでも良い!」と朗読させられていたピーターがとばっちりドンマイな方向で、 一応律儀に部下の報告を聞く卿をイラッとさせるような事まで無駄に細かく報告していても良いし、「要点を言え」とピーターに我が君愛を叫ぶ分厚い論文の数秒要約という無茶振りがいったりしても、そんな分厚い中で、簡潔に大事な事が書かれていたりしても良いよ! 小学生の夏休み絵日記みたいな感想文でも可愛い。 ムーディの姿でやっているのがまた良いと思います。可愛い。 ■6/28追記:ブクマや★にタグやスタンプまで有難うございます。まだ人様に見える場所に妄想さらけ出してても大丈夫かな?と思えます! Ⅰ章は次回の5で終わりとなります。24,461文字pixiv小説作品 - パラレルワールドも中二くさい
【Ⅰ-1】パラレルワールドも中二くさい
闇の帝王ではないヴォルデモートの日記リドルが、アブラクサスとレギュラスと少しだけ未来の平行世界にトリップして、それぞれ楽しみながらブラック家とマルフォイ家を救おうとする話。 ※「パラレルワールド『が』」って言いたいけれど、自分達の世界も大概過ぎて『も』としか言えない3人が、炎のゴブレットから参戦する話となります。 プロローグと設定はこちら→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6460379 今回の話題 ①どん引かれ気味のルシウス ②儂の知っているトムと(方向性と積極さが)違う ③その頃の黒兄弟 捏造まみれとなってしまいますが、とりあえずの対抗試合の1年を脳内からじんわりと吐き出していこうと思います。 ブクマ&コメント等有難うございました。 ■3/14追記:タグも有難うございます。 (4~5話でこの4巻に当たる部分を終わらせたいと思っています。 ブラック家の2人はなんだかんだ兄弟していてくれるといいな、と思います。 (ゴブレット編が終わった後は、闇の帝王とリドル、マルフォイ家、そしてドマイナーぶっちぎって終わりに行くので……こちらでも出すか、このまま脳内で終わらせておくか微妙な線ですが、取り急ぎアブとリドルとレギュラスの1年を書ければと思っております。早めに…!)16,277文字pixiv小説作品 - ハリポタ原作沿い
蝶々は囚われ、籠の中に
ハリポタ二次創作/ヴォルデモートとベラトリックスの出会い。 マグル排斥運動の旗頭としてブラック家の力を借りるべくシグナス・ブラックの元を訪れたヴォルデモートは、まだ幼いベラトリックスと出会う。 家族の不和の原因が末の妹ナルシッサにあると思い込んでいるベラトリックスは、ヴォルデモートの元を訪れ、彼女を養女にするよう嘆願するが…――。 (2013/09/03) ■マシュマロ:匿名OK設定にしているので感想とか頂けると嬉しいです! いいねやブクマ、ありがとうございます! すごく励みになっております♪ https://marshmallow-qa.com/rinne_1218?utm_medium=url_text&utm_source=promotion12,127文字pixiv小説作品 - 異世界転生かと思ったら1930年代ハリポタ世界だった【トム夢男主】
僕とトムが行くホグワーツ一年生!夏のバカンスと無制限決闘! トム歴12年7月〜9月1日
グロテスクというか、痛そうな表現があります! ご自愛ください。 どんどん付け足しまくったら超濃い夏になりました。どうしてこうなった???? マシュマロ開設しました!感想ください!!!! https://marshmallow-qa.com/bh023rz57rotl86?t=Po1NmF&utm_medium=url_text&utm_source=promotion どちらも譲らないから毎度二人になると攻防が凄まじくて作者ずっと振り回されてます。 前回アンケートありがとうございます! モーフィンさんですね!そのうち番外編書きます! 蛇足! 読後推奨トム視点 エルフィー魔力殴打酸欠気絶後。 ーーーーーーーーーーーーーーー 「…この臆病者。」 口と舌を離して、ぐったりと力の抜けたエルフィーを床に転がす。 頬は赤く、体温は燃えるように熱い。 なのに意識は完全にない。手を持ち上げて、ぷらぷらと揺らす。指の先まで赤くて、さわれば熱いのに全く反応がないチグハグな様子がなんだか面白い。 体調を調べる魔法では、魔力?とやらの移動と吸収ができたのか判断がつかない。少なくとも、意識がないこと、空気が足りないことはわかった。空気が足りない?なんで鼻から息をしてないんだ。口を開けてやればいいか? エルフィーの顎を抑えて、口の中を覗き見る。 頬や指先とは比べ物にならないくらい、赤い。僕の色だ。指を突っ込んで中を撫でてみたいが、大きく胸を上下させて苦しげに息をするものだから、辞めておいた。意識がある方が楽しそうだ。 開かない瞼の奥の瞳を思い出しながら、瞼をなぞる。 「お前は、本当に僕をなんだと思ってるんだ。」 今更だ。 お前がマーピープルだろうが、 ディメンターだろうが、 魔力を吸える新種の化け物だろうが、 「その程度で、僕から逃げられると思っているのか?」 こっちは、孤児院でお前の手首を掴んだ時から、ずっと逃がす気なんてさらさらないのに。 お前を人間だと思ってないことなんて、今更がすぎる。昔のお前はあの時だって、体からイチゴを生やした化け物だったじゃないか。 あの時は、お前がたとえ人のふりをした植物の化け物でも、攫われてもいいと思ったんだがな。懐かしい。 精神科病棟に入れられかけた僕よりもはるかに変わっていて、グロテスクで、不気味で、普通じゃないお前に、僕がどれほど安堵したか。エルフィーだけが唯一同じ種族だといいと思えた。マイディア。僕から言ってやらないけどな。 しかし、本当にエルフィーは人かどうか疑わしいほど行動に一貫性がない。僕のことを怖がったり、慮ったり、隠れたり、容赦なく攻撃してきたり、恋人はまだいやだと言いながら婚約者ならOK!とキスしてきたり、いつでもチグハグだ。法則が分かりそうでわからない。理解できなくて、ムカつくし、面白い。僕までチグハグになってしまった。 そもそも僕が怖がってると思ったのか?本気で?あんな、あんな会話の後で?エルフィーの思考回路は本当に意味がわからない。上下左右に飛びすぎだろう? まただ。思考がまとまらなくなる。息を吸って、吐く。 エルフィーを抱えて寝室に向かう。少し重くなった?こいつも成長してるのか。僕に比べたら小さいのに、不思議だ。ほぼ同じ年なのに、成長の仕方が違うということか。 「エルフィー。お前は、お前が子供を傷つけることが怖いんだろう?バカなやつだ。僕があんなことをしてもまだ僕をただの子供だと思えるあたりもはや病気じゃないか?…せいぜい、ずっと油断しておけ。」 ベッドに寝かせて、転がし、うなじに噛みついた。 僕のだ。 お前が自覚してなくても。 首輪が目に見えなくても。 誓約なんかなくても。 どんな形であれ。 「お前は僕のモノだ。」 仰向けに転がし直す。真っ赤だった顔は、幾分か、通常に近づいた。頬をなぞり、瞼をなでる。反応はない。 胸に手を置いてみる。心臓は動いてる。 腹を撫でる。内臓の凹凸を感じる。動いてる。生きている。 エルフィーの腹を撫でて、自分の腹を自分で再生した時の姿を思い出す。 命を奪ったとおもった。 取り返しがつかないと本気で思った。 エルフィーは自分の腹を見ずに、ずっと僕だけを見ていた。命が消えかけてるのに、左手で奇跡のように腹を直しながら、ずっと目だけは僕を見ていた。その上で、笑った。僕を安心させるためだ。指や足とは訳が違うに決まってる。痛かったはずだ。足を直した時は口を塞がないといけないほど大声で泣き喚いていたのに、腹を直しきったあとも、不敵に笑って僕の魔法を避けて見せた。僕から目を逸らした一瞬、ひどい苦痛に耐える顔をしていたのに、僕を見る時だけは心底楽しそうに笑った。アレは、エルフィーは、僕のためならどんな奇跡も起こすんだ。死ぬか生きるかより、僕の心が傷つかないかを気にしていた!自分の命より、僕に重きを置いている!どんな歌より、熱烈な愛の言葉より、その表情が表したエルフィーの感情は強烈だった。 腹を治している間、エルフィーの目がずっと、黄金の陽光を透かした新緑色に輝いて見えた。魔法を使った時や、威嚇とは違う黄金の輝き。あれが、魂といわれる魔力に守られた非存在物質の光だと漠然と思えた。 もう一度、アレが見たい。 あの光が欲しい。 アレこそ、エルフィーそのものに違いない。 そう思ったら止まらなくなる。 今すぐ叩き起こして決闘がしたい衝動に駆られる。 でもダメだ。きっと何度決闘をしても、僕はアレを容易にはもう一度見られない。 魔力を吸い出されたら戦意がなくなる。衝動も流れ溢れてしまった。厄介だ。やり返せることはこうしてわかったが、奪い合いになったら、勝てるビジョンが浮かばない。 他の手段を検討しなければ。 そもそも、決闘じゃなくても良いのかもしれない。 やりすぎて、殺してしまっては意味がない。 「早く目を開けろ。僕を見ろ。」 そう耳に吹き込んでから、ベッドの横に椅子を持ってくる。 寝顔を見つめながら、エルフィーの目覚めを待つ。 緑色の目の奥にある黄金。僕だけが知ってるエルフィーの奥底。 逃さない。 捕まえる。 掴み出す。 そんなイメージを煮詰める。きっと、それはこの世の何より美しく、口に含めばどんな蜜より甘美に違いない。 もう一度。強く強く噛みついておけばよかった。 唾を飲み込む。 …これが性欲だろうか?エイブリーの言っていたことが実感できる日が待ち遠しい。 それはきっと、この飢えた気持ちを満たすに違いない。 はやく、早く目を開けろ。 今はそれしか、この形容し難い衝動の満たし方がわからない。 エルフィー、こちらを見ろ。はやく。 これ以上僕を待たせるな。 ーーーーーーーーーーー トムの思考回路をまともに推測すると頭おかしくなりそうになりますね!! 魂割った男なら、完全な魂にはひかれるかなーと思った結果がこれです。ドヤ顔だったのは、エルフィーが真っ先に自分を見たからです。エルフィーがこれをレジリメンスしたら、それ以上性癖を煮詰めるなトム!!!!わかった!ちょっとなら相手してあげるから!!!目を舐めようとしないで!!!!と喚いて暴れます。狙われてるのお前の魂だぞエルフィー。 次十三歳かあ。性の目覚めどーしましょー!!!はははは!!29,956文字pixiv小説作品 - 五人目の創設者は生きている〜只今人生謳歌中!〜
トム・リドルは謎の多い幼馴染に困惑する
オリ主出てきます ダンブルドア厳しめです 素敵な表紙は https://www.pixiv.net/artworks/63506705 からお借りしました2,375文字pixiv小説作品 - アリシア・アークスと闇色の少年
アリシア・アークスと闇色の少年 12.秘密主義
お久しぶりです。 前回からまたも時間が経ってしまいました、すみません。そして今回短い。 シリアスは脱却していきます。トムも少し調子を取り戻してきます。 次回はオリオン様が入学しまして、ギャグっぽい、かな。 あらすじ アリシア・アークスは、時を遡り、後に闇の帝王と恐れられたトム・マールヴォロ・リドルがホグワーツに入学する時代へとやってきた。孤児院でマグルの中、異質な存在として孤独に生きてきた少年に、かつての自分を重ねつつ、また、養父の想いを受けて、彼に寄り添おうとアリシアは決意する。 ホグワーツでトムは、アブラクサス・マルフォイ、ヴァルブルガ・ブラックと友人となり、禁じられた森でケンタウルスと口論したり、アリシアを独占したいためにキス事件を起こしたりと、色々ありつつも楽しく順風満帆な生活を送っていた。アリシアは3人の子どもたちに振り回されながら、魔法薬学助教授の仕事をこなし、どうにかこうにかここまできた。しかし、マグル界で大戦が始まり、トムは心を乱してしまう。 1ページ目必読でお願いします。5,669文字pixiv小説作品 - パラレルワールドも中二くさい
【Ⅰ-5】1年目の終わり
※捏造満載の「パラレルワールドも中2くさい」 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6460379 の 【炎のゴブレット編】最終話となります。 前回のレギュラスを引き上げた【星の名を呼んだ日https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7165369】の続きからなります。 なお、 この後の不死鳥の騎士団以降の話は、文章として頭から出すにはまた時間をかなり空けてしまいそうだということもあり、 そして、実は今すごく書きたい話が…この後戻ったレギュラスの一人トリップネタになる為、その前置きも兼ね、 書きたかったシーン(主にヴォルリド)を抜粋しつつオチまで流したものを後日UPする予定 → 置いてきました「【一部と設定】ヴォルリドからオチまで(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8225180)」 えるしっているかい。 つまっていたシーンを思い切って削除したら、結局この話の9割がた去年の4月に書き終わっていた文章だったよ…(※前回の更新は去年の8月) (誤字脱字などは、またひっそりと直しているかと思います。 ※因みに向こうの世界のリーマスは下のスタッフや部下達からシリウスさん仕事は問題なくして下さるんですけど、空気悪いんでどうにかして下さい、ってヘルプで呼ばれました。19,191文字pixiv小説作品