概要
ウィザーディング・ワールドの魔法生物のひとつ。
ウィーズリー・ウィザード・ウィーズなど魔法使いのお店でよく売られているペット。マグルでいうハムスターやモルモットのような立ち位置のようだ。
ジニー・ウィーズリーのペットもピグミーパフ(小型に品種改良したパフスケイン)。
愛らしい毛玉
クリーム色や黄色の、ふわふわとした球状の外見。
手触りが良く、それでいて投げ回しても大丈夫なほど丈夫な生物である。
しかしかつてウィーズリー家で飼われていたパフスケインは、フレッドにクィディッチの練習用ブラッジャーとして使われ、さすがに死んでしまったらしい。
パフスケインは従順なため世話が簡単で、満足すると口ずさむような低い音を出す。彼らはしばしば細長いピンク色の舌を出し、餌を探して家の中を這いずり回る。トイレの水を飲んでしまうことがあるので、飼い主は注意しなければいけない。
掃除屋の顔
パフスケインはゴミ掃除屋であり、食べ物の残り物やクモを食べるが、眠っている魔法使いの鼻に舌を伸ばして鼻クソを食べるのを特に好む。
魔法薬への貢献
剃り落とされた(あるいはハサミでトリミングした)パフスケインの毛には魔法の特性があり、ジグムント・バッジのレシピによる笑い薬をはじめ、魔法薬の成分として用いられることがある。
余談
魔法薬製作者のジグムント・バッジは、パフスケインは魔法薬制作に不可欠だとしつつも、基本的には無意味な生き物だと評価しており、人々がこれほど退屈な生き物をペットにしたがる理由が理解できないと考えていた。