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概要編集

ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の魔法生物の一種。


空を飛ぶ天馬のような生き物で、最も高速で飛行する生物の一つ。


通常、人の目に姿は映らない。



外見・生態編集

骨と皮だけのような痩せ細った黒い身体に、ドラゴンのような翼で空を飛び、背中に乗った者の心を察知し、10秒で時速150マイルに達する競技用箒炎の雷すら上回る速度で目的地に迷う事なく連れて行く。


魔法省から、取り扱いに専門技術を要する危険生物認定(M.O.M.分類XXXX)を受けているが、知能は高く、ホグワーツの馬車馬として複数飼育されている。


馬のような姿だが食性は肉食。本来はふくろうも捕食対象とするが、ホグワーツの個体はふくろうを傷つけないよう教育がなされている。


不要な争いは好まず、こちら側から危害を加えない限りは人間を傷つけることはないらしい。

しかし一度本気にさせてしまえばその高い知能と身体能力は大きな脅威となり得る。実際にホグワーツの戦いでは不死鳥の騎士団側の戦力として参戦し、ヴォルデモート側の巨人族らを相手にするなどの戦果を上げていた。


また、シリーズ重要アイテム死の秘宝ニワトコの杖の芯にはセストラルの尾毛が使われている。



セストラルの姿を見たものたち編集

「死(基準は不明)」を目撃し、受け入れた者だけが目視できる性質を持つこの不気味な天馬を認知できる者は多くはない(近くで人が死んだとしても直接目撃しなければ見えない)が、「目視できない」だけで触ったり背中に乗る事はできる。


ハリー・ポッターシリーズ』内で明確に見たのは以下の4名のみ。







余談編集

本編のおよそ100年前を描いたスピンオフゲーム、『ホグワーツ・レガシー』の序盤に登場。


ドラゴンに主人公の乗る馬車の後部座席ごと同乗者を噛み砕かれた時に、虚空から滲み出るように姿を現す(主人公が「死」を目撃し、受け入れたため)、という原作を読み込んだファンならニヤリとできる演出がされている。


………ついさっき出会ったばかりとはいえ、目の前で人が食われたことをすぐに受け入れる主人公のメンタルも中々のものである。


関連タグ編集

魔法生物

薩摩ホグワーツ:2023年2月に発生したハリポタ二次創作でも指折りにぶっ飛んだネットミーム。死と隣り合わせすぎて大体の者がセストラルを見ることができるらしい…

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