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蟲師

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むしし

「蟲師」とは、漆原友紀による漫画、およびそれを原作とするアニメ、ゲーム、実写映画作品である。

この世はヒト知れぬ生命に溢れている。

ストーリー

」それは動物でも植物でもない、生命の原生体。

本来棲む世を隔てたヒトと蟲とが重なるとき、人智を超えた妖しき現象が生まれ、ヒトは初めてその存在を知る。全ての生命は、他を脅かすために在るのではない。ただ、それぞれが在るように在るだけ。

こうした「蟲」とヒトとをつなぐ「蟲師」であるギンコが、旅の途中で様々な人々とそれに関わる蟲達に出会ってゆく。

概要

作者漆原友紀
連載アフタヌーンシーズン増刊(1998年2002年)、月刊アフタヌーン(2002年~2008年
単行本全10巻
テレビアニメ2005年10月~2006年3月放送
テレビアニメ続章2014年4月~6月同年10月~12月に分割2クールで放送
実写映画監督大友克洋、主演オダギリジョー2007年3月公開)
ニンテンドーDS用ソフト『蟲師 ~天降る里~』(2008年1月31日発売)

蟲のもたらす怪異とそれにまつわる人々を描いた物語。

大きなくくりで言えば「ファンタジー作品」と呼ばれる類のものだが、日本原風景的な生活観に蟲という超常の存在が溶け込んで紡がれる物語は既存のジャンルには分類しがたい独特の空気を持ち、ハッピーエンドともバッドエンドともつかない特有の読後感を残すエピソードも数多い。

ストーリーは一話完結形式で、蟲師のギンコが訪れた旅先の土地が物語の舞台となるとため 毎回異なるキャラクターが中心となり、シリーズを通して複数回登場するキャラクターは極めて少ない。

またそのギンコについても蟲の引き起こす事象の解決のために毎話必ず登場はするものの、物語の主役はあくまで舞台となる土地の人々とし、ギンコ自身は狂言回しとして最低限の出番のみということもしばしばある。

様々な昔話民話伝承などを題材にしたものや、現代社会にも通ずる様々な問題、民俗学生物学医学などの要素を題材にして描いたものも多く、これらを作中では「蟲の仕業」という解釈や絡みを加えて物語に組み込んでいる。

この作品には原型があり、漆原氏が「志摩冬青」名義であった1994年1996年に描かれた短編漫画『虫師』。物語は現代日本が舞台で、設定世界観には共通性はあるものの、作者曰く全くの別世界としている。登場人物にはギンコに似たものも登場する。

世界観

登場人物は主人公ギンコ以外は基本的に和装で、劇中の文も日本語で書かれているが 具体的な年代は設定されておらず 作者からは「鎖国を続けている日本」や「幕末明治の間にもう一時代ある感じ」といった抽象的なイメージで語られている。前近代的な風俗ではあるが、鉄砲はあり、西洋的な事物も多い。

「瞼の光」ではビキは洋服で、飛行機ピアノおもちゃの描写もあり、当初は上記の設定はまだ確立していなかったと見られる。このエピソードのアニメ版では前述の描写は変わっている。

劇中でも連載初期から後期にかけて数年の歳月が流れていることは示唆されているものの、各話の具体的な時系列や前後関係は判然とせず、アニメ版のようにシリーズの節目に合わせてエピソードの順番が入れ替えられても問題なく成立する作りになっている。

用語

蟲(むし):作者の創作であり、一般的な「昆虫」などの小動物の総称としての「虫」とは異なり、精霊幽霊妖怪などにあたる生物としている。様々な怪異を、普通の人には見えない生命の原生体である様々な「蟲」の生命の営みから起こる現象と捉えている。大部分には名前は無く、形態も生態も千差万別に多種多様で、自然現象に近いものもある。彼らとの接触が大きいと人間も蟲と同様の存在に化してしまい、普通の人には見えなくなってしまい、記憶や心も失ってしまう。

蟲師(むしし):蟲に関した事象で生業とする人々。蟲と関わりのある問題を解決したり、医者のような治療をしたり、蟲を研究したり、蟲にまつわる品や薬などを売り買いしている。ギンコのように旅をして移動したり、定住して土地に根付いたり色々だが、彼らの存在は作中の社会ではあまり認知されていない。たまに「講」という集会を開いて情報や物品を交換している。

光脈(こうみゃく):地下深くを流れる光の川で、蟲を元とする生命の根源。生まれる前の小さな蟲が光を放って集まったもので、ここから光酒が抽出できる。光脈によって地上の自然の盛衰は左右される。

ヌシ:光脈筋にあたる山には「ヌシ」と呼ばれる特別な存在になった生き物が統制している。特徴として生まれつき身体に植物が生えており、山の精気を抑え、山で起こる全てを把握している。

光酒(こうき):光脈から抽出した光り輝く液体。蟲師には蟲退治や治療など様々なことに使われる高価なもので、生命そのものである為かそれは大変な美味とされる。

少量を凡人に飲ませる事で一時的に蟲を見えるようにすることも出来る。

生命の変化を左右するものであり、使い方では死者の蘇生や不老不死も可能だが、それは蟲師にとって禁じ手とされている。

ワタリ:蟲師とは違う蟲と関わる集団。光脈筋に沿って移動し、光脈筋や蟲に関する情報を蟲師相手に売って生業とし、講の開催や光酒抽出の儀式も取り計らう。

妖質(ようしつ):五感とは異なる蟲を感知する第六感のようなもの。

虚繭(うろまゆ):ウロという蟲を利用した蟲師が使う通信手段。ウロは空間に穴を開けて行き来する習性があり、2匹のが作った1つのを2つの繭に分けると、中にいるウロはその2つの繭の間を移動する。その移動を利用して片方の繭に手紙を入れて、もう片方の繭へ手紙を運ばせる。代々、兎澤一族によって管理され、数年おきに新しいものに取り替えてもらう。

狩房文庫(かりぶさぶんこ):狩房家の代々筆記者が蟲師から聞き取って記録した蟲に冠する書物で、一文字一文字全てに筆記者に封じられていた「禁種の蟲」が封じられている。普段は狩房家別邸地下蔵に所蔵され、蟲退治の話を提供することで閲覧ができ、蟲師にとっては蟲退治に関する指南書であり、貴重な価値を持っている。

テレビアニメ

第一期

2005年から2006年にかけて地上波で20話、BSで6話の計26話を放送。

終始高い品質を維持した作画や丁寧な演出、音楽で原作ファンからも好評を得た。

原作準拠をテーマとして掲げ、テレビアニメとしては少々異例ともいえる手法を多数取り入れており、細部に至る原作者の全面監修のもと忠実な映像化が成されている。

いわゆるアニメ声としてデフォルメされていない生身の人間の言葉を表現するために 幼年のキャラクターには子役を起用している他、舞台俳優なども積極的にキャスティングしており、主人公のギンコ役も実写畑の俳優であった中野裕斗が演じている。

各エピソードにはそれぞれテーマカラーが設定され、タイトルクレジットや影の色使いに反映されている。

主題歌

  • オープニング曲

「The Sore Feet Song」

歌 - Ally Kerr

ヴォーカル曲はオープニングのみで、エンディングには本編からシームレスで流れるエンディングテーマが各話で専用に作曲されている。

スタッフ

  • 監督・シリーズ構成:長濱博史
  • 脚本:伊丹あき、桑畑絹子、山田由香
  • キャラクターデザイン・総作画監督:馬越嘉彦
  • 美術監督:脇威志
  • テクニカルアドバイザー:大山佳久
  • 編集:松村正宏
  • 音楽:増田俊郎
  • 音響監督:たなかかずや
  • アニメーション制作:アートランド

各話紹介

話数サブタイトル主な登場人物
一話緑の座
二話瞼の光
三話柔らかい角
四話枕小路
五話旅をする沼
六話露を吸う群
七話雨がくる虹がたつ
八話海境より
九話重い実
十話硯に棲む白
十一話やまねむる
十二話眇の魚
十三話一夜橋
十四話籠の中
十五話春と嘯く
十六話暁の蛇
十七話虚繭取り
十八話山抱く衣
十九話天辺の糸
二十話筆の海
二十一話綿胞子
二十二話沖つ宮
二十三話錆の鳴く聲
二十四話篝野行
二十五話眼福眼禍
二十六話草を踏む音

特別篇『日蝕む翳』

8年ぶりの新作アニメーションとして前シリーズのスタッフを再結集し、2014年1月に1時間枠で放送された。

詳細は『日蝕む翳』を参照。

第二期

2014年4月~6月、及び同年10月~12月に分割2クールで放送。

一期の主要スタッフが続投し原作の未アニメ化エピソード24話を全て映像化。

テレビアニメの終了から8年、原作終了からおよそ6年というこのタイミングでの第二期製作について、長濱監督からは「これまでにも度々企画は出していたものの様々なタイミング等の問題もあり、8年を経てようやく実現まで漕ぎ着けた」といった趣旨の言葉が語られている。

各話紹介

話数サブタイトル主な登場人物
一話野末の宴
二話囀る貝
三話雪の下
四話夜を撫でる手
五話鏡が淵
六話花惑い
六.五話蟲語
  • 役名不明 声:長濵博史
  • 役名不明 声:中野裕斗
  • 役名不明 声:小林愛
  • 役名不明 声:たなかかずや
  • 役名不明 声:名倉靖
  • 役名不明 声:岡本千尋
七話日照る雨

実写映画

大友克洋監督、オダギリジョー主演で2007年に公開された。

時代設定を「100年前の日本」と明確化し、柔らかい角、雨が来る虹がたつ、筆の海といった原作の複数のエピソードを一筋のストーリーに統合した内容となっている。

キャスト

ゲーム「蟲師~天降る里~」

2008年ニンテンドーDSから発売されたゲームでアニメスタッフが手がけている。プレイヤーは新参蟲師(男女選択可)となって住んでいる村での様々な怪異を解決して、立派な蟲師に成長する。作中ではギンコや淡幽も登場する。

関連イラスト

関連タグ

漆原友紀 アフタヌーン マンガ アニメ ゲーム

 虫師 日蝕む翳

ブックマークタグ

蟲師100users入り蟲師500users入り蟲師1000users入り蟲師5000users入り蟲師10000users入り

外部リンク

原作漫画公式サイト

TVアニメ公式サイト

ゲーム公式サイト

この世はヒト知れぬ生命に溢れている。

ストーリー

」それは動物でも植物でもない、生命の原生体。

本来棲む世を隔てたヒトと蟲とが重なるとき、人智を超えた妖しき現象が生まれ、ヒトは初めてその存在を知る。全ての生命は、他を脅かすために在るのではない。ただ、それぞれが在るように在るだけ。

こうした「蟲」とヒトとをつなぐ「蟲師」であるギンコが、旅の途中で様々な人々とそれに関わる蟲達に出会ってゆく。

概要

作者漆原友紀
連載アフタヌーンシーズン増刊(1998年2002年)、月刊アフタヌーン(2002年~2008年
単行本全10巻
テレビアニメ2005年10月~2006年3月放送
テレビアニメ続章2014年4月~6月同年10月~12月に分割2クールで放送
実写映画監督大友克洋、主演オダギリジョー2007年3月公開)
ニンテンドーDS用ソフト『蟲師 ~天降る里~』(2008年1月31日発売)

蟲のもたらす怪異とそれにまつわる人々を描いた物語。

大きなくくりで言えば「ファンタジー作品」と呼ばれる類のものだが、日本原風景的な生活観に蟲という超常の存在が溶け込んで紡がれる物語は既存のジャンルには分類しがたい独特の空気を持ち、ハッピーエンドともバッドエンドともつかない特有の読後感を残すエピソードも数多い。

ストーリーは一話完結形式で、蟲師のギンコが訪れた旅先の土地が物語の舞台となるとため 毎回異なるキャラクターが中心となり、シリーズを通して複数回登場するキャラクターは極めて少ない。

またそのギンコについても蟲の引き起こす事象の解決のために毎話必ず登場はするものの、物語の主役はあくまで舞台となる土地の人々とし、ギンコ自身は狂言回しとして最低限の出番のみということもしばしばある。

様々な昔話民話伝承などを題材にしたものや、現代社会にも通ずる様々な問題、民俗学生物学医学などの要素を題材にして描いたものも多く、これらを作中では「蟲の仕業」という解釈や絡みを加えて物語に組み込んでいる。

この作品には原型があり、漆原氏が「志摩冬青」名義であった1994年1996年に描かれた短編漫画『虫師』。物語は現代日本が舞台で、設定世界観には共通性はあるものの、作者曰く全くの別世界としている。登場人物にはギンコに似たものも登場する。

世界観

登場人物は主人公ギンコ以外は基本的に和装で、劇中の文も日本語で書かれているが 具体的な年代は設定されておらず 作者からは「鎖国を続けている日本」や「幕末明治の間にもう一時代ある感じ」といった抽象的なイメージで語られている。前近代的な風俗ではあるが、鉄砲はあり、西洋的な事物も多い。

「瞼の光」ではビキは洋服で、飛行機ピアノおもちゃの描写もあり、当初は上記の設定はまだ確立していなかったと見られる。このエピソードのアニメ版では前述の描写は変わっている。

劇中でも連載初期から後期にかけて数年の歳月が流れていることは示唆されているものの、各話の具体的な時系列や前後関係は判然とせず、アニメ版のようにシリーズの節目に合わせてエピソードの順番が入れ替えられても問題なく成立する作りになっている。

用語

蟲(むし):作者の創作であり、一般的な「昆虫」などの小動物の総称としての「虫」とは異なり、精霊幽霊妖怪などにあたる生物としている。様々な怪異を、普通の人には見えない生命の原生体である様々な「蟲」の生命の営みから起こる現象と捉えている。大部分には名前は無く、形態も生態も千差万別に多種多様で、自然現象に近いものもある。彼らとの接触が大きいと人間も蟲と同様の存在に化してしまい、普通の人には見えなくなってしまい、記憶や心も失ってしまう。

蟲師(むしし):蟲に関した事象で生業とする人々。蟲と関わりのある問題を解決したり、医者のような治療をしたり、蟲を研究したり、蟲にまつわる品や薬などを売り買いしている。ギンコのように旅をして移動したり、定住して土地に根付いたり色々だが、彼らの存在は作中の社会ではあまり認知されていない。たまに「講」という集会を開いて情報や物品を交換している。

光脈(こうみゃく):地下深くを流れる光の川で、蟲を元とする生命の根源。生まれる前の小さな蟲が光を放って集まったもので、ここから光酒が抽出できる。光脈によって地上の自然の盛衰は左右される。

ヌシ:光脈筋にあたる山には「ヌシ」と呼ばれる特別な存在になった生き物が統制している。特徴として生まれつき身体に植物が生えており、山の精気を抑え、山で起こる全てを把握している。

光酒(こうき):光脈から抽出した光り輝く液体。蟲師には蟲退治や治療など様々なことに使われる高価なもので、生命そのものである為かそれは大変な美味とされる。

少量を凡人に飲ませる事で一時的に蟲を見えるようにすることも出来る。

生命の変化を左右するものであり、使い方では死者の蘇生や不老不死も可能だが、それは蟲師にとって禁じ手とされている。

ワタリ:蟲師とは違う蟲と関わる集団。光脈筋に沿って移動し、光脈筋や蟲に関する情報を蟲師相手に売って生業とし、講の開催や光酒抽出の儀式も取り計らう。

妖質(ようしつ):五感とは異なる蟲を感知する第六感のようなもの。

虚繭(うろまゆ):ウロという蟲を利用した蟲師が使う通信手段。ウロは空間に穴を開けて行き来する習性があり、2匹のが作った1つのを2つの繭に分けると、中にいるウロはその2つの繭の間を移動する。その移動を利用して片方の繭に手紙を入れて、もう片方の繭へ手紙を運ばせる。代々、兎澤一族によって管理され、数年おきに新しいものに取り替えてもらう。

狩房文庫(かりぶさぶんこ):狩房家の代々筆記者が蟲師から聞き取って記録した蟲に冠する書物で、一文字一文字全てに筆記者に封じられていた「禁種の蟲」が封じられている。普段は狩房家別邸地下蔵に所蔵され、蟲退治の話を提供することで閲覧ができ、蟲師にとっては蟲退治に関する指南書であり、貴重な価値を持っている。

テレビアニメ

第一期

2005年から2006年にかけて地上波で20話、BSで6話の計26話を放送。

終始高い品質を維持した作画や丁寧な演出、音楽で原作ファンからも好評を得た。

原作準拠をテーマとして掲げ、テレビアニメとしては少々異例ともいえる手法を多数取り入れており、細部に至る原作者の全面監修のもと忠実な映像化が成されている。

いわゆるアニメ声としてデフォルメされていない生身の人間の言葉を表現するために 幼年のキャラクターには子役を起用している他、舞台俳優なども積極的にキャスティングしており、主人公のギンコ役も実写畑の俳優であった中野裕斗が演じている。

各エピソードにはそれぞれテーマカラーが設定され、タイトルクレジットや影の色使いに反映されている。

主題歌

  • オープニング曲

「The Sore Feet Song」

歌 - Ally Kerr

ヴォーカル曲はオープニングのみで、エンディングには本編からシームレスで流れるエンディングテーマが各話で専用に作曲されている。

スタッフ

  • 監督・シリーズ構成:長濱博史
  • 脚本:伊丹あき、桑畑絹子、山田由香
  • キャラクターデザイン・総作画監督:馬越嘉彦
  • 美術監督:脇威志
  • テクニカルアドバイザー:大山佳久
  • 編集:松村正宏
  • 音楽:増田俊郎
  • 音響監督:たなかかずや
  • アニメーション制作:アートランド

各話紹介

話数サブタイトル主な登場人物
一話緑の座
二話瞼の光
三話柔らかい角
四話枕小路
五話旅をする沼
六話露を吸う群
七話雨がくる虹がたつ
八話海境より
九話重い実
十話硯に棲む白
十一話やまねむる
十二話眇の魚
十三話一夜橋
十四話籠の中
十五話春と嘯く
十六話暁の蛇
十七話虚繭取り
十八話山抱く衣
十九話天辺の糸
二十話筆の海
二十一話綿胞子
二十二話沖つ宮
二十三話錆の鳴く聲
二十四話篝野行
二十五話眼福眼禍
二十六話草を踏む音

特別篇『日蝕む翳』

8年ぶりの新作アニメーションとして前シリーズのスタッフを再結集し、2014年1月に1時間枠で放送された。

詳細は『日蝕む翳』を参照。

第二期

2014年4月~6月、及び同年10月~12月に分割2クールで放送。

一期の主要スタッフが続投し原作の未アニメ化エピソード24話を全て映像化。

テレビアニメの終了から8年、原作終了からおよそ6年というこのタイミングでの第二期製作について、長濱監督からは「これまでにも度々企画は出していたものの様々なタイミング等の問題もあり、8年を経てようやく実現まで漕ぎ着けた」といった趣旨の言葉が語られている。

各話紹介

話数サブタイトル主な登場人物
一話野末の宴
二話囀る貝
三話雪の下
四話夜を撫でる手
五話鏡が淵
六話花惑い
六.五話蟲語
  • 役名不明 声:長濵博史
  • 役名不明 声:中野裕斗
  • 役名不明 声:小林愛
  • 役名不明 声:たなかかずや
  • 役名不明 声:名倉靖
  • 役名不明 声:岡本千尋
七話日照る雨

実写映画

大友克洋監督、オダギリジョー主演で2007年に公開された。

時代設定を「100年前の日本」と明確化し、柔らかい角、雨が来る虹がたつ、筆の海といった原作の複数のエピソードを一筋のストーリーに統合した内容となっている。

ゲーム「蟲師~天降る里~」

2008年ニンテンドーDSから発売されたゲームでアニメスタッフが手がけている。プレイヤーは新参蟲師(男女選択可)となって住んでいる村での様々な怪異を解決して、立派な蟲師に成長する。作中ではギンコや淡幽も登場する。

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  • 800字100日チャレンジ

    枕小路より『嘘をつく』 800字100日チャレンジ 3日目

    800字100日チャレンジの三作目です。このお話、暗くて救いが無いところが好きです。←オイ。いやあの、ギンコのセリフで好きなのが沢山あるんですけど、書いたのは物語のちょいと手前のところです。本文から『ギンコは立ち止まる。幾度繰り返しても、不安は去らない。他者の運命が、この手の上だ』ああ見えて、彼も怖かったんじゃないかと思っています。
  • いつか

    無意識に、酷い事云ってます、ツンツンさん。多分、本人は良かれと思って…なんですよ、救いがたい。
  • 柔らかく、冷たい

    ツンツンに見惚れるセンセイ。 多分、誰かの呟きに触発されて浮んだネタ…。ただ、きっかけが思い出せない。 そして、ツンツンはやはりツンツンです。
  • 淡く苦く甘い

    #蟲師のお絵描き小説60分一本勝負 『山抱く衣』 センセイ視点、ですが。
  • つるべ灯篭

    『「おい、蟲が庭で光ってるぞ、化野」夕暮れに訪れたギンコは、荷物を縁側にどかり、と下すと、腰も下ろさずにそう言った』化野先生の優しさと、心の穏やかさがよく分かる小説で、これ結構お気に入りなんです。また約三年ほど前の作品のサルベージでして、スイマセン。またここで新しい蟲師作品連載始めるとは思うんですが、もうちょっと後になりそうですー。◆言い忘れていた。作品中、夕顔って記述してますが私がここで思っていた花って、本当は夜顔っていうらしいです~。夜顔は夕顔とも呼ばれるそうで、かんぴょうの材料になる夕顔とは別だそうですなっ。もしも大きな実がなる方のやつなら、先生は井戸の傍に別の棒を立てて、そっちへ誘導して育てそうwwww 庭で採れたんだっっとかってギンコにもご馳走してくれそうww それも先生らしいなってv
  • 7/6(土)pm9:00~翌am1:00『LEAVES』蟲師文字チャット終了しました、夜中の三時近くに…ねv 皆様ほんとうにお疲れ様です。ありがとうございますっ。次回は某所で蟲師絵茶だよー。
  • ただいま、おかえり

    化野先生とギンコさんにこのやり取りをして欲しかったのと、最近自分が移動した職場に行ったら普通におかえりって言われて、おかえりって言われるのは当たり前のようだけど、気持ちの籠もったおかえりって嬉しいな、と思った事から書いてみた。 最近執筆が遅くてごめんなさい。病院パロも引き続き書いてます。もうちょっとお待ち下さい。
  • 七海の親友は蟲師である

    七海の親友は蟲師である 銀弥編(後編)

    お待たせ致しました。 銀弥編、こちらでおしまいです。 なんとか内容全部入れようとしたら長くなりました。 次回が最終回になります。 あと少し、お付き合いください。 光脈は、光酒が集まって川となったものです。 光酒のひとつひとつは小さな蟲ですから、蜻蛉は膨大なその蟲たちに働きかけたということです。 火事場の馬鹿力ってやつでしょうか。 今更ですが、蜻蛉という名前の由来は、トンボによく似た「蜻蛉(カゲロウ)」という昆虫の中からとっています。 蜻蛉は儚い命の象徴とされており、 ゆらゆらと空中に浮くように飛ぶ姿は陽炎(かげろう)という言葉の由来となったともいいます。 身体が透けて見えてしまうような、蟲と人との境界線にいるとても危うい存在として当時名付けられた、という設定です。 そして蝉と同じように何年もの間、地中で過ごし、地上に出てからたった1日で死を迎えます。 作中の蜻蛉も封印を解かれてから、ほとんど2日程度しか現世におりませんでした。 終われ、疎まる中で銀弥たちと出会った彼が最後の瞬間にやるべきことをやれた、と感じてもらえたらよいのですが。
    16,351文字pixiv小説作品
  • 小景28

    某T嬢へのプレゼント用に書いてみた…のだが、ん、エロくもならんかったし弱音も吐いてくれませんでした。ツンツンは筋金入りです。ツンが。
  • 君と月を見る

    中秋の名月、らしいので。 センセイとツンツン。 ツンツンが若干デレてる…気がする
  • おおきな口でどうぞ

    またまた、師匠の呟きから暴走。 目指したモノ…になった?かな?
  • 目は口ほどに…

    またやっちゃいました、お題に挑戦。そして、『ろくなもんじゃねぇさ』の別バージョンです。ツンツンさんが今回はちょっとツンデレ位ですよ?当社比ですが。
  • 魔女と蟲師

    魔女、時間と空間の狭間で助けられる ※ふらいんぐうぃっち、蟲師と共にオリジナル設定、独自解釈を含みます
  • 最高のパートナー

    最高のパートナー 6【蟲師・現パロ】

    蟲師五輪パロ。フィギュアスケーターなギンコさんとスポーツドクターな化野先生の話。今回から腐向け使用。キス止まりですが、閲覧の際はご注意下さい。
  • 問い

    師匠の呟きからちょっと暴走。 あ、5/3プチオンリ『だいたい蟲のせい』様参加します。発行予定はhttp://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5196570に。
  • 【蟲師】生物学者は血を欲す【現パロ】

    本文より「ギンコか! 早速ですまんが血をくれ。先日うっかり飲み過ぎてしまってな。予備を既に切らしてたんだよ」サルベージ作品、丸二年以上前に書いたものです。現パロも書きますが、普通に蟲師な時代のお話の方が沢山書いておりますので、よかったら見に来てやって下さいなっ。蟲師メインサイトこちら→ http://momijiha.sakura.ne.jp/top.htm R指定作品もありますのでご注意ください☆
  • 【蟲師】透ける道

    ギンコは出てきますが、オリジナルの登場人物、また蟲が出てきます。ご注意ください。
    13,832文字pixiv小説作品
  • 蟲師審神者と刀剣男士

    【蟲師】うば××竜宮【刀剣】

    可愛い子、 どうか、母をまた生みなおしておくれ どうか、母をみすてないでいておくれ 5/13追記 修行から不動が帰ってきました。帰ってこないうちに此方を書き終えて良かったと切に思ってます

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