原作第二話、アニメ版第三話「柔らかい角」に登場する少年(映画版では少女)。
雪深い山奥の村の住人であり、周囲の「無音」を喰らう「阿(あ)」という蟲に寄生されたことで
鬼のような四本の角が額から生え、
周囲の音を際限なく感じ取ってしまう状態になってしまっていた。
彼の母親も同じ蟲の影響で過去に衰弱死(聞こえ続ける音に精神が疲労しきった)しており、
ギンコの治療を受けることとなる。
阿(あ)
「云(うん)」という周囲の音を喰らう蟲と共に行動し、「云」が作りだした「無音」を喰らう蟲。
寄生している生物の鼓動の音(=生きている音)を強く聞くと融解してしまうという特性がある。
関連イラスト
真火
真火の母