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虫師

むしし

『虫師』とは、漆原友紀の漫画『蟲師』の原型となった短編作品である。
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pixiv内のタグとしては漫画『蟲師』に関する作品に誤表記で使用されていることが多いが、当記事では漆原友紀が 志摩冬青 名義であった時代の読み切り作品について記述する。

概要

漆原友紀が98年にアフタヌーン四季大賞を受賞して商業誌デビューする数年前に執筆していた短編漫画。

読者投稿作品が中心であった雑誌 『月刊ファンロード』誌上で94年頃に掲載された『青い音楽』、及び96年頃に掲載された『屋根の上の宴』の二本が存在し、2004年には『フィラメント~漆原友紀作品集~』にも収録された。

漆原友紀の代表作となる蟲師の原型であり、タイトル・内容ともに蟲師と共通の要素を多数含むものの
世界観や舞台設定そのものは大きく異なり、作者からも両作品はまったく別の世界に存在する物語であると明言されている。

世界観

舞台は現代の日本。
蟲師における「蟲」とは違いこの作品の「虫」はあくまで通常の昆虫の延長線上にあり、「全生物に影響を及ぼすほどの強い生態を持つ存在」と説明されている。
「虫師」とは古くからそういった「虫」と「人」の間で起こるトラブルを扱った学会非公認の生物学者のような存在であり、「疳の虫」など科学的には認められていない存在を扱うために詐欺師まがいの集団とも言われる。

あらすじ

虫師 <青い音楽>

虫師の少年・キクは ふと立ち寄った ある町で、かつての自身も悩まされた「疳の虫」を患う少女・なつめの治療にあたる。
治療の中で 以前は有望なピアニストであった なつめと彼女の母の確執に触れたキクは、「とある疳虫持ちの捨てられ子」について語り出す。

虫師 <屋根の上の宴>

キクがまだ虫師を始めて間もなかったころ、ある日道端で出会った虫師の青年・柊十郎に「守庚申の宴」に誘われる。
ただの宴会かと思われた宴の席からそっと抜け出したキクは、屋敷の屋根の上で柊十郎から
宴の持つ意味と 知られざる虫の性質を伝えられる。

登場人物

  • キク

やや大人びて達観した雰囲気を持ち 斜に構えているようなような言動もしばしばあるが、心根は純粋な少年。 人間よりも昆虫と関わることを好み、身を立てるために虫師を始めた。

  • 柊十郎
煙草を吹かせて飄々とふるまう虫師の青年。
「青い音楽」、「屋根の上の宴」ともにキクの世話を焼き、仕事ぶりを見守っている。

作者からも蟲師の主人公ギンコとの類似性が触れられているが、見た目は普通の黒髪の青年であり 設定上も無関係である。

関連タグ

漆原友紀 志摩冬青 蟲師

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