概要
金色に光り輝く液体であり「命の水」「この世でもっとも美味いもの」などとも表現される。
その正体は地底深くを流れる「光脈」から抽出された生命そのもととでもいうべきもの。
人がある程度の量飲めば蟲となり、地面に染み込めば一晩で周囲一帯に苔を繁茂させるなど
様々な現象を引き起こす。
その希少性・効力から蟲師の間では様々な取引に使われることもある一方で
腐れると『腐酒(ふき)』と呼ばれる状態に変化してしまう。
腐酒
腐酒は人体には毒性を示し、直接摂取した人間のみならずその子孫までその影響を及ぼすという厄介な性質がある。仮に毒性に適応できた場合は掌に目玉のような模様が生じ、甘い香りを放ち獣を容易に引き寄せ狩るという恩恵を得ることもできるがこの場合も徐々に腐酒の影響で人格に変調をきたしてしまうような描写があり危険な代物であることには変わりない。
腐酒の影響を無くす方法としては一定量の光酒を飲むという方法が語られている。